今年の清正公祭りで新たにインカムを導入しました。
狭い境内ですがあちこち動き回っているとなかなか連絡が取れません。
当日、「これはどうするのか」「あれはどこにあるのか」など、いろいろなことが起きてきます。
そこで、インカムを使って連絡が取れるようにしたのです。
なにか大げさな気もしましたが、使ってみると非常に便利でした。
携帯電話ですと、着信音が鳴って通話するまで、時間がかかりますが、インカムの場合は瞬時にイヤホンを通して声が聞こえてくるので、無駄がありません。
お寺のご住職の中には、お盆の墓経の際に墓地と庫裏とで携帯を使って連絡を取り合う方もありますが、距離が近ければ、インカムのほうがはるかに便利ですね。
そういえば、昔、先代住職が、無線の資格を取って、墓地と庫裏との連絡用に使っていたのを思い出しました。
そのころは携帯電話もなく、トランシーバーのようなものもほとんどない時代でした。
遅ればせながら、お寺にも少しずつ、文明開化の波が押し寄せてきているようです。