夜長姫と耳男

忌野清志郎を愛し、路上生活者支援NPO・TENOHASIの事務局長Sの日記

ひとつだけ

2018年01月21日 | Weblog
もうしばらく放置しているブログですが、坂口安吾の最高傑作をタイトルにお借りしているからには半端なことはいかんと思い直しました。
復活させようと思います。

近況
昨年、55歳で早期退職して、TENOHASIの専従&精神保健福祉士の通信教育受講生となりました。
TENOHASIでの日々についてはFacebookで「清野賢司」を検索してみてください。
「夜長姫と耳男」では、それ以外の音楽や、雑記を。

去年行ったライブはCHABO・斉藤和義・元ちとせ。それぞれ2回ずつ。
CHABOのバースデー野音。最高。年末の六本木のEXも。
斉藤和義は弾き語りツアー。山梨が良かったので思わず長野も行ってしまった。
元ちとせは横浜で中孝介とのジョイントと、ビルボードライブ東京。圧倒的。

ここのところ、ジョニ・ミッチェルにはまって、名盤BLUEを繰り返し聞いていたのですが
ネットで歌詞を調べていたら、ディスプレイの隅っこに能年玲奈改め「のん」の記事があったので
読んでみたら、この人、えらいことになっているんですね。

「この世界の片隅で」の声優で絶賛されていたからその路線で行くのかと思っていたら
自分のレーベルを立ち上げて、RCの"I like you"のカバーを出した。
選曲が渋い。
バックはギター一本。演奏しているのはCHABO!!
清志郎のわくわく感を透明な声で再現していてかなりいい。
のんとCHABO、人見知り同士でウマが合ったそうだ。
「ソングライターは他の人に歌ってもらうのが一番うれしい。清志郎に伝えとくよ」と言われたそうだ。

と思ったら、カップリングはサディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにお願い」だ。
ロックバンドだ・・・
その次のCDは、高野寛のA面もさることながら、B面に入った自作の「へーんなのっ」が歌詞も曲もギターもファッションも思いっきりパンク。

挙動不審ですねえ。
すごいですねえ。
枠にはまる気がなさそうですねえ。
youtubeでは「清志郞みたい」というまさかのコメントがついていた。

感心していたら、まだ能年玲奈だった頃の動画があった。

能年玲奈+篠原ともえの「ひとつだけ」


ここでのんが清志郎役をやるんだが、音程・ビブラートなど、思い切り再現。
二十歳そこそこの女の子が清志郎をやるんだから最初は爆笑。
でも、最後は泣ける。

アヴァンギャルドですねえ。
楽しい。
アンチもいっぱいいるでしょうが、清志郎の魂を受け継いで歩んで欲しい。



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