夜長姫と耳男

忌野清志郎を愛し、路上生活者支援NPO・TENOHASIの事務局長Sの日記

冬の寒い夜

2008年01月17日 | Weblog
寒い。
越冬中の正月2日に引いた風邪がまだ治らない。
頭痛・だるさ・吐き気にはじまり、
今は鼻水と咳・痰。
薄紙を剥がすように徐々に良くはなっているのだが・・・
今朝も、起きてみて「もうダイジョブかな」と思った瞬間にゲホゲホ。ガッカリ。

「アルコール消毒がたりないんじゃないの」
とみんな無責任に言うけれど、酒なんて全く飲みたいと思わない。
食欲もないから、おかげで3キロ近くやせました。75キロ台は何年ぶりだろう。

このまま骨と皮になって死んじゃうのかも。

バカなことを考えながら、TBSのドラマ「だいすき!!」を見る。
香里奈が軽度の知的障害のある若いママの役。
香里奈は一昨年「僕の歩く道」で、草なぎ君演じる自閉症の青年の相手役をやっていたが、今度は自分が障害のある人を演じるのは、本人の希望もあるのだろうか。あのときはロングヘアに派手な美人顔で、自閉症の同級生と心を通わせる傷つきやすい女性というにはリアリティがなかったが、今回はショートカットにしてすっぴんに見えるメイク、目線や表情など確かに知的障害者のリアリティがある。あんまり視聴率は期待できないかも知れないが、僕は好感を持った。
最近は、1クール通して見たドラマはほとんどないんだけどね。

さて、寝よう。明日こそ全快。

ところで、「清志郎完全復活祭 at武道館」のチケットが届いたファンクラブのみなさま、席はどのブロックでした? 
私はB6ブロックでした。
この席はいいのか悪いのか??

ちなみに、タイトルはRC最後のアルバム"Baby a GoGo"より。
”冬の寒い夜は 君を抱いて眠るのさ
 暖かい夢を 二人で見るのさ 光さし込むまで・・・
 この冷えたベッドもすぐに 暖まるさ・・・”
ロックのカリスマが時折見せる静かで内省的な表情。
清志郎の魅力はこの多様性だと思う。 
コメント (2)
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JUMP

2008年01月14日 | Weblog
元旦のことを今頃書くのも気が引けるが・・・
ようやく書く元気が出たので、書きます。

写真は「清志郎のみかんと、空から振ってきた銀紙 at 越冬テントにて」

越冬のまっただ中なのに、事務局長は現場をエスケープして幕張メッセへ。
「ライブ会場には世界各国の料理ので店があって、疲れたら簡易ベットで寝ていいんだ」という3年前の話を覚えていた連れ合いも一緒。ちなみに二人で清志郎のライブに行くのは初めてだ。夫婦円満でまことにめでたい。

タイラーメンとケバブで腹ごしらえをし(やっぱりそんなにおいしいものじゃないのね、と連れ合い)
岡林信康(生きていたのか!)
木村カエラ(元気でかわいい!)
グループ魂(笑った笑った。宮藤官九郎のギターパフォーマンスがかっこいい)
サンボマスター(こいつはロックの山下清志をねらっているな)と聞き、その間に徐々にステージ近くに侵入。
清志郎の時には、ステージまで10mのところにいた。あんまり前に言って押しつぶされるのは40代後半のおじさんおばさんには危険なので。実際、この日もほとんどは20代とおぼしき若者で、40代かな・・・と思える人はほんのわずか。僕らは2万人の観客で最高齢ベスト10に入っていたかも知れない。

そして2007年12月31日午後11時5分、ついに、ステージにメンバー登場。
ついで、あの、いつものあおりのお兄さん登場。名前はなんて行ったっけ? 
付き人?のシャブちゃんといい、清志郎のステージにはどうもこういう素人臭さがつきまとっておもしろい。
 曲が始まった。JUMPだ。体が勝手に動く。
 音もクリアで聞き取りやすい。
 いきなり巨大風船だ。今回はかなり前なので、風船にもたくさんさわれた。
 ギターは伸ちゃんだった。あれ、CHABOじゃないの、という声があちこちから聞こえた。でもこれは問題ない。ついでにツインドラムだ。コウちゃんと、もう1人は誰だろう。
 サンボマスターのときは、ステージから「あんまり盛り上がって女の子にケガさせたりしないでくれよ」という注意があったのに、若い連中がめちゃくちゃに踊りまくって危なかったが、「清志郎のファンはそんなことしないから大丈夫」と後ろの人が言っていた。実際その通りだった。
 「誇り高く行きよう」「ダンス・ミュージック☆あいつ」「デイドリームビリーバー」「ミッドナイトブルー」とすすみ、
愛し合ってるかい?から「baby なにもかも」に移ったのが11時40分。おいおい、これで新年まで引っ張る気か、と思ったらその通りだった。
 いつものマントショーが続き、とうとうこたつが出てきた。前は美女が清志郎におとそを注いで・・・という趣向だったが、今回はバンドメンバーがみんなこたつに集まる。こたつの上にはおとそ・鏡餅・みかん。「キング・ゴッド・夢・夢」とみんなで連呼。「今年もコウしてこたつで年を越えて幸せです。しかも今年はみんなと一緒だ」「みかんちょうだい」の声に答えて梅津さんがみかんを投げ、それにつられてみんなも投げ出す。
 そして奇跡が起きた。突然みかんが視界に入り、体が反応して、右手がみかんをキャッチ。「とっっったー」と叫んでしまった。投げたのは清志郎(いや、とっさのことだったので違っているかも知れないが、角度からして、清志郎でなければ伸ちゃん)。何という幸運。清志郎が投げたものをキャッチしたのはラフィータフィーの吉祥寺ライブの時、「君が代」で「ムースムースムースまで」と歌いながら投げた櫛以来2回目。しかも今度はライブハウスではなくて2万人収容のアースステージである。
 その後カウントダウン。みんなにもみかんをお裾分けした。
年明け一曲目は「毎日がブランミューデー」
 あとでスカパー!で流したライブビデオを見た連れ合いが「この歌はとってもいいね。s君は普段あたしの話をちっとも聞かないけど、ホントはこんなに愛してるんだって歌だから。ウン、実にいい」とのたまっていた。
「ROCK ME BABY]「雨上がりの夜空に」「上をむいて歩こう」で締め。迫力の約1時間半であった。
 そのあと、池袋で泊まって越冬に復帰。しかし、遊びすぎた罰が当たったのか、翌日から風邪を引き、未だに治らない。

ちなみに、今日、完全復活武道館ライブのチケットが届いた。
2月10日に向けて体調を整えよう。
コメント (2)
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