夜長姫と耳男

忌野清志郎を愛し、路上生活者支援NPO・TENOHASIの事務局長Sの日記

沢田研二正月ライブ 2020 名福東阪阪東 寡黙なROCKER 2020年1月19日

2020年01月19日 | Weblog
紅白会場でもあるNHKホールは満員。ジュリー登場と同時にオールスタンディング!コール&レスポンスが最初からすごい音量。なんなんだこの熱気は?年齢層はほとんど僕以上。バックはギター1本だけ。舞台装置ゼロ。なのに圧倒的な歌唱力で満員の観客を熱狂させてしまう。
「いつもヒット曲をあまりやらなくて、出し惜しみしているわけじゃないですけど、他にやりたい曲が多くて。でもこの正月のうちでも、戦争になるんじゃないかとかいろいろあって、出し惜しみしてる場合じゃ無いと思って、いつもよりたくさんやります」・・確かに往年のヒット曲は、危険な二人・お前にチェックイン・ダーリング・・など5~6曲やったかな。ところがどうも、昔のヒット曲をやっている時のジュリーの動きが変。どこかコミカルで欽きんちゃんみたいなんだ。それ以外の時は普通にカッコいいのに。何かを狙ってるな・・アンコールの時なんか着流し+がに股でやるんだよ。まるで公民館でののど自慢を見ている錯覚。なのに歌は圧倒的迫力のジュリー。
 往年のヒット曲以外はシリアスな曲・・原発の歌とか・・が多くて、甘いラブソングはそんなに多くない。なのにどうして9割方を占める女性陣と少数派男性陣が熱狂しているんだ?
 ジュリー71歳だそうです。
 最後の爆笑トーク。「いつも正月のライブは18時からだから身体が慣れてるんです。なのに今年は16時からなので身体が目覚めない・・と思って22時に横になったら、これが眠れるんですよ(笑)。それに、アルコール依存症でないこともわかりました。ヘタすると連続5日くらい休肝日がとれる。そして久しぶりに呑むと、これがビックリするくらい呑めるんですよ(笑)。こんなに酒強かったっけ?と思うくらい」
「ごく少数のファンと・・地球規模で考えたらほんの少しですけど、こうやって来て頂いて、仕事ができることに感謝します」
 全体的にギターの音が大きくて僕的には好みではないが、何よりもジュリーとそのファンのエネルギーに圧倒される日だった。アンコールが終わっても客が帰らない。ジュリー着流しのまま出てきて「では、関東一本締め。お手を拝借・パン」楽しい2時間あまりだった。


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