夜長姫と耳男

忌野清志郎を愛し、路上生活者支援NPO・TENOHASIの事務局長Sの日記

沢田研二 70YEARS LIVE 「OLD GUYS ROCK」 武道館

2019年01月21日 | Weblog
沢田研二 武道館ライブ。
知り合いの知り合いから「絶対に空席にしたくない。無料でいいからいける人募集」というお知らせが回ってきた。
清志郎も尊敬していたジュリーだ。
精神保健福祉士国家試験直前だったけど、有り難く行かせていただいた。

武道館に入ると・・・ステージ裏まで客席。清志郎の「完全復活祭」以来だ。
あれ? ふつうなら有る大型のディスプレイがない。
それどころか、ドラムセットもキーボードもない。
いったいどうやってライブをする?・・・

現れたのはジュリーとギターの人だけ。
たった2人で武道館。なんてロックなんだ。

ジュリーは白髪・サンタ髭・不思議な衣装(スカートが紫)。こういうホームレスのおじさん居るよな・・・
歌い出したら圧倒的。となりのおねえさん(たぶん私と同年代くらい)が「きゃ~~~~!」と絶叫。

ジュリー、一曲終わる度に客席を見舞わしながら手を振って「ありがとうね、ありがとうね」。
「今回のツアーは全63公演、今日で千秋楽の予定でしたが,代替公演が2つ追加になって・・・全て私の責任ですm(._.)m」とおおげさなほど深々とお辞儀。
とっても腰の低いロックスター。

「懐メロはやらない」という、清志郎と共通するロックスターで、「カサブランカダンディ」以外は初めての曲。
「我が窮状」という曲が印象に残ったのであとで調べてみた。「憲法第九条」を「窮状」にかけたプロテストソングで、安倍さんの御膝元でも忖度せずに熱唱していたそうだ。しかも10年前から。

改めて思う。ステージング・曲・みてくれも含めて、ジュリーって、なんてロックなんだ。
コメント
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