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メイの風散歩   ブログはじめました!

つれづれに思う風散歩と、時間とともに消えてしまう生け花のブログです

12007 春の色 黄色の花に  山茱萸

2014年06月25日 | いけばな

2012-02-23 10:50:52 | 移動いけばな



今年は思いのほか冬が寒くて、庭景色も白におおわれていた。

餌が見つけられないのかわが庭には常連の鳥たちが毎日家主の餌やりを待っている。

そんなもったりとした時間を過ごしていると外の光が少しづつ柔らかさを増していることに気が付く。

花のお稽古も草物が多い昨今、この時期だけは木のものが多く扱える。

お正月の花が終わると、梅、レンギョウ、桃、万作、山茱萸、桜と続くのです。

どの木も年月を過ごした枝の様子に反して、ふっくらと膨らみかけているつぼみを持っていていとおしさを感じる。

私は木のものを生けるのが好きだ。

何年も費やしてきた枝にはその木、その木の特性が見えて、どんな所で育ったのだろうか、

この木はどんな色を隠しているのだろうかなどと一人考えながらそっと木をためていきます。

「木の折れる寸前で止めるのよ」なんて冗談を言いながら、木の声をききます。

時折「あぁぁぁ~~~だめだよ」と聞こえると、潔い音が響き渡ってポキッと折れてしまうのです。

春の花 山茱萸、春の花は黄色い花が多くて、山が靄をかぶったようになるのはこの一番に咲く山山茱萸、アブラチャンかな

それともみじや木々の芽吹きの色が山全体をうすピンク色のような薄紫のような色に変わってくる。

そんな景色を想像しながら生けてみました。

私はかつて、舞台に立てる花はいいが、残りの木がもったいなくて、集めて家に帰り「木々の隠し持つ宝物」と題で

「この木は何色をかくしているのだろうか」という副題の元、木々を染めてみたことがあります。

とても楽しい時間と発見の日々でした。



12005 シクラメン ちょっと装いを変えて

2014年06月25日 | いけばな



2012-02-10 10:21:55 |移動 いけばな


小さな花器にシクラメンを生けてみた。





思い起こせばずーと、シクラメンという花に興味を持たなかった。

野の花(原種の花)ばかりを追い求めていた40~50歳代前半

あるとき、このシクラメンの花が幼げな子供が躍るようなお茶目な様子に見えてきて

楽しくなったのです。

それも赤、真紅なんですね。ほかの色は目に入らない。

何が、そうさせたのか、

何が 心をかえさせたのか

何が、がなぜなのだろうに変わっていった

そしたら手元に置きたくて、ふた鉢のシクラメンを買っていた。

かわいいなぁ~と眺めているうちにクニャッとなった

水を上げたらまたぴんとしてきた。

そんなことを楽しんでいるうちにふと花が痛んできていることに気が付いた。

あわてて、生花、立花、などシクラメンを生けてみた。

自分のためだけに生けている花だからと

妙に心がウキウキとしてきた






小さな花器に生けてみたら、今度はのっぽの花器に生けてみたくなり生けた。

小さな花が「ふふふ・・・ちょっとはスマートにみえるかしら」と話しかけてきた。

花とおしゃべりするできるくらいかわいい花だった。

ちょっと「年かなぁ~」なんて自嘲した。


12004 寒さの中で凛と咲く水仙の花

2014年06月25日 | いけばな

2012-02-02 15:16:55 |移動 いけばな





雪の中でも春を告げる花水仙、またの名を雪中花というそうだ。

生けているその時にもかすかに香りが漂ってきてホワットするのだが、

その香りと反してなかなか芯が強い、こちらも意を正して向かわないと

その葉をだらっとさせてしまうのです。

生け方の姿は多くはなく同じ形を生けるのだが、生ける花器によって

その景色がいろいろに想像できる花材であるとおもう。

私が寒さに弱くて出かけないせいか、一度は自然の中で育っている所を見てみたいと思いつつ

まだその機会がない。一度は見てみたいと思っているのです。

12003 紫蘭の花  春と秋に・・・

2014年06月25日 | いけばな

12003 紫蘭の花  春と秋に・・・

2012-01-24 13:39:22 | いけばな


  


庭にどんどん増えるよと言われても我が家の庭ではなかなか育たなかった紫蘭の花

三株を日当たりの良いシャラの木の下に植えてみました。

春先に柔らかな葉が少し伸び、小さな花が遠慮がちに伸び、

春先の強い光線を避けるかのように花をほころばせていました。

そんな花を切るのは忍びなかったのですが、前からどうしても生けたかった。

一株だけね。そっと切り取り、一株という中で紫蘭の思うままに生けてみました。





それから暑い太陽の照りかえる夏を過ぎ、秋が深まってくる頃、

紫蘭は大きな葉をのびのびと広げ、あんなに遠慮がちだった花は大きな種を付けて

凛と伸びあがらんばかりに威厳を保っていたのです。

毎日見ている私ははっと思いました。

葉先が茶色に色づいてきたころ、この紫蘭はやがて来る冬に向けてこの葉を落としてしまう事に・・

今度は朽ちてしまう前にね。と堂々と切り取らせてもらい生けました。

その葉も種も最後の力を見せるかのように威厳高く凛とした姿は結局私には何もできず

その紫蘭のおもむくままにそっと挿しました。

室内からよく見える所にあった三本からの紫蘭をみつめつづけて

紫蘭には紫蘭の生き様があったと思いました。

植物のの持つ力を見つめ続けて

12002 水仙  

2014年06月25日 | いけばな

12002  水仙 

2012-01-18 21:00:16 | 移動 いけばな



さすような風が肌に感じる頃になるとこの水仙が花材としてくる。

水仙を扱う年が何年も繰り返されて、この頃少し

水仙という花の強さがわかってきたような気がする。






            再び船出するその時まで

               静かなるひととき・・・

12001 新年に南天で・・

2014年06月25日 | いけばな
2012-01-17 10:55:06 | いけばな 移動ブログ






新しい年を迎えたという感覚がマヒしてきているこの頃ですが、
昨年の厳しい経験から前へ進み心の切り替えという点では大切な日になりました。
思い煩ったり、足踏みしたりの模索ばかりの中にいる自分に甘えていると、
時間はどんどん過ぎ去ってゆき、思いもかけず突然にすべてをひっくり返してしまうような
ことが起きるんだという事。
今年は小さな一歩でも踏み出し、自分の前にある事に丁寧にかかわりあって進んでゆきたいと
感じています。
肩の力を抜いて本来の自分を模索してみようかと思います。
その時、見えてくるものが楽しみです。
今年もどうぞ皆様に取りまして健やかな良い年でありますようにお祈り申し上げます。




お正月に飾った花も少し力がなくなってきた。
でもまだ少しいいかなぁ~と盛り花にしてみた。
お部屋の一角がそれなりに明るくなった。
次は何をするかというとこの南天の実をまくんです。
芽が出た時はとてもうれしくなる一瞬を楽しみにして・・・・・


2014 007 生け花

2014年05月10日 | いけばな
ゆったりのんびりと時の流れに任せていると、このブログがあって

初めてずいぶんと時間が過ぎてしまっていることに気が付かされる。

そういえば、桜の花がなんて言っていたのに、庭のシャクナゲも終わりそうな気配

次々と花は時の流れをキャッチして咲いている。

生け花 今回は「花菖蒲」



菖蒲、花菖蒲 カキツ あやめといつも見分け方で混乱するが、五月のお節句に屋根などに飾ったり、

菖蒲湯に入れる菖蒲だけがサトイモ科で花がガマみたいで葉だけが似ているだけのようだ。

我が家のプランターにもいつの間にか育っている菖蒲だが、葉をもつといい香りがする。


<~♪~♪~♪♪~~~♪~~♪~>     

            我が家のわんこ🎶



飛行機の貨物室に入れられながらも到着



  ななちゃんと申します。



  どういう訳か、ななちゃんは犬嫌い、さっそく準備しておいたハウスの中に避難



  ちびたん、遊びたくて追いかけましたが「うっ~~~」という唸り声のお姉さまに退却



  つまんないなぁ~~~

 滞在中この二匹のわんこがまみえて遊ぶことはなく

 どちらかがいつも私の腕の中へ避難している有様でした。

 でも我が家のちびたん、仲間がいてちょっと元気でした。

2014 004 いけばな  待ち遠しいな春

2014年02月27日 | いけばな





   雪がドサッと降った後、明るい陽射しが時折さすと

   待ち遠しい、春

   庭は雪で真っ白なのに

   ここにあの花が咲いたらいいな、

   あそこにはこんな木を植えようかな

   届いた藍の種はどこにまこうかな

   なんて窓をいっぱいに開いて

   心のキャンパスに色がわいてくる。

   おかしいでしょう!

   でも、楽しいのよね。

   こんな時間が一番好き!



・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆:・'°☆。.:*:・'°★°  


我が家のちびたん

何もおいてない部屋で、今ではテーブルが椅子が入ってしまったんです・


2014001   新春

2014年01月01日 | いけばな
 新年あけましておめでとうございます



 うららかな良い日和に誘われて近くの八幡神社へお参りに出かけました。

 我が家から行くと北門から入ると近い・・・・        
 長蛇の列だが新年位気長に行こうとまつ・・・・・        

 長床といわれる建物からお参りの列があふれている
 屋根が美しい 


 いよいよ御社殿(国宝)へいつもは広いと思っていた本殿の前は地が見えないほど人 人 人 、
 

 今日は大きな鈴でなくてもいいかななんて、私も厳かな気持ちで並んでいるとなんとなんとすーーと前が空い てあっという間にお参りの番がが来た。

 毎年のことなのに、毎年屋根を写して、「うつくしいなぁ~」と同じ感動の言葉をいう私でした。

 お札とおみくじを買い、例年の甘酒をいただき、北門から入ったのでと、表の鳥居の所まで行く。

 そこには日本一の門松と書かれた見上げるような、竹が天に伸び上っている門松がある。

 立札に根回り直径2.34メートル、高さ8.88メートル、総重量1.50トンと書かれていた。
 ここは三の鳥居で長い階段を下りた所に一乃鳥居、二乃鳥居があるが、その階段をと考えると下りるのはやめ ました。


 午年なので馬がいました、写真を撮ろうとカメラ越しに見ていたら目の前で指をなめられそうな距離で驚きま した。


 という訳で地図のような順番で無事参拝を済ませました。

ちびたんも良い日だったと満足げです。
私は5300歩、ちびたんもほぼ同じ距離を歩きました。散歩もつれてゆかないのによく歩くなぁ~と変な関心もした一日でした。

  変化のない毎日なので更新も遅れ気味なのに、見ていただけること感謝しております。
  
  今年もまたよろしくお願い申し上げます。



13020 いけばな 

2013年11月13日 | いけばな

おけいこも長くなると、なんとなくなんて感じで気も緩んでくる。
ちょっとした刺激があると、そんな心にも遊び心がむくむくと湧き上がる。
先々週にこんな生け花をした。



そして次の週には水仙の二本生けを生けた。
毎年生けるが毎年初めて扱うような気持ちにさせてくれる水仙はきりっとした姿はすがすがしく、凛としている。



ふと、生けてみようとこのおけいこの材料を使って、生けてみた。



形から入って、なかなかこの形から抜け出せない自分だが、形からは抜けられなかったが、
先々週と、先週の花材で少し、自由に花材を扱えたような気がした。





           ~♪~♪~♪♪~~(^O^)~♪~~♪~


 この頃妙にドックフードを家の中のあちらこちらに隠すようだ。
 本人は隠しているつもりなのだろうが、床の真ん中やら、椅子の上やクッションのかげとまる見え・・・・・