今日の「オレ柳」 その２４６～その２５０

しかし、急に寒くなりましたな。
珍しく家で缶チューハイ飲んでますが１缶飲む前にぼんやりモード＾＾

酒に酔った勢いで
川柳を調子に乗って５作品つくってみました（笑）


その２４６
球団を　ツネに私物化　糾弾す
評価★★★☆☆


その２４７
ＧＭに　翻された　球団旗
評価★★★★★


その２４８
鶴が鳴く　江川のほとりに　矢を放つ
評価★★★★☆


その２４９
ジーエムは　エイユーなのか　ケーワイか
評価★★★☆☆


その２５０
割れぬなら　割らせてみせよう　古いナベ
評価★★☆☆☆

　

全部対象ネタは同じの川柳（笑）
欲張って５つも考えちゃうという・・・「お笑いマンガ道場」の冨永一朗もびっくりな・・・（ってマニアックネタ＾＾）

元ネタは　その１・その２・その３　などなど

さて、

巨人軍のボスでもあり、読売新聞社のボスでもあり、プロ野球界でのボスでもあり、
政界や財界へも影響力を持つ
ナベツネこと渡辺恒雄さんですが
巨人軍の代表兼ＧＭ（ゼネラルマネージャー）の清武さんに告発されるという事件、いわば「清武の乱」が勃発！！


最近のナベツネさんの暴走っぷりは止まることを知らないワンマンさは巨人ファンとしても黙っちゃおれんわけで、
この「東京渡辺ジャイアンズ」現象には、とうとう内部の部下からも「球団を私物化するな」と批判されることになるという。

どうやら、清武さんはじめ球団首脳＋ナベツネにより了承されていた人事をナベツネの一声で覆し、自分の描いた江川コーチにしようとしかけた、それどころか勝手にＧＭ職を退職させようとし、挙句の果てには「オレに相談しないで勝手に人事を決めるな」と
・・。

こりゃ、ワンマンにもほどがある。


清武よくやった！！！


と素直に喜びたいんですが、
どうも、清武さんの孤軍奮闘な様相を呈してるんですよね。

記者会見も誰にも相談しないで一人で手配したみたいですし。

それに対して
球団オーナーの桃井さんが
「代表取締役たる私の知らないところで（会見を）やったのは、球団のコンプライアンスとして、とんでもない話」
「コーチ人事というのも、誰かが鶴の一声でという話ではない」
「クライマックスシリーズの大惨敗で状況変わっている」
との会見。


うわーーー
ナベツネ側についた！！！


見てみぬふりどころか、「おめえ何やってんだよ」状態！！


何を急にどうした！？程度と思ってるんでしょうけど
にしても、ナベツネに媚びるキャラにしか思えん。。。

＞代表取締役たる私の知らないところで会見とはとんでもない

おめーに相談してもらちがあかんと思ったんでしょ

＞コーチ人事というのも、誰かが鶴の一声でという話ではない
現に変わっちゃうとこだったんじゃん

＞クライマックスシリーズの大惨敗で状況変わっている
３戦目まで行って、大惨敗じゃないだろ。そもそも３位のチーム何だから善戦だろ。

という突っ込みどころ満載のチキンオーナーにはほんとがっかりですな。


ナベツネの暴走は今日に始まったことじゃないから、
それまで黙ってきた清武さんを噴火させる言動が何かがあったんでしょうね。

おそらく、
先日のドラフト会議で菅野のくじを外したことで
人権侵害的なこと受けたんじゃないかな？と考えてるんですよね。

あのドラフトで超大物の菅野をとれず、
「ドラフトは憲法違反」と仰天の負け惜しみを放ったナベツネが、
ハズレくじを引いた清武にボロクソ言った可能性は十分考えられるんですよね。
今年の大物の補強もできないどころか、菅野を一年浪人させたら来年の大物・亜細亜大学の東浜投手を獲れなくなる！！みたいな懸念もあるでしょうし。


過去に他チームの４番ばかりそろえたり無茶苦茶な補強して球界だけでなく巨人ファンをもしらけさせた“何でもほしがるナベツネ”に対し、
ファンありきで生え抜き選手の育成路線へ進めて人気回復へ努めようとする清武さんだけにおそらく以前から意見の対立はあったと思うんですが、

そんな背景に加え、唯一の望みであった、
日本シリーズ出場も断たれ、とうとう部下に八つ当たりしだして、勝手に人事案を覆したかなと（笑）

多分、清武さんもある程度説得したと思うんですが、

かつて選手会長の古田を激怒させストライキに発展させた
「たかが選手のくせに」

の、2011年バージョン
「たかがＧＭのくせに」発言が出たんじゃないかなと（笑）


確かに、
一企業の内紛に文科省の施設使って会見して、いわば「身内の恥さらし」をするってのは正しいやり方じゃないし、ちゃんと確固たる証拠を並べ擁護者もたててやるべきだったとは思うんです。

えてしてこういう体質だと
適当に丸め込まれて何も無かったかのようになるか、
下手すると
クビとか左遷みたいな展開になるのがオチ。

一般的な企業だと
パワハラやセクハラがあってもなかなか怖くて手を挙げられないのに近いかも。
仮に相談しても今回の桃井みたいな上司だと
「それは君の思い込みじゃないか？」とか被害妄想に追い込むか、
もっとひどいと加害者か上司に密告して、被害者の立場や処遇を危うくさせる可能性もあるわけで。

そんな中、メディアを使い世間に訴えるという方法はせめてもの反撃であり、
こういう勇者を見殺しにするような風潮は絶対よくないわけですよ。


また、がっかりなのが、
日テレがこの大ニュースをものの見事にスルーしてるんですね（笑）

ちゃんと読売新聞にも掲載してるんですけど・・・
一体どうなってるんでしょうかね。
これじゃ、身内に甘いって言われても反論できないですよね。



酔いがまわってきたせいか、話が長くなった（笑）


ということで、今後の展開に注目ですな。
とりあえず、清武頑張れ！ナベツネ失脚してくれ！と。

2011年11月11日　清武の乱

来年の読売新聞社の入社試験に出ま・・・せんよ。

いつかの、「加藤の乱」みたいに悲しい展開にならないことを願うのみです。


この川柳、（その２４７）あたりは読売新聞の時事川柳にでも投稿してみようかと思ったけど、さすがにお家騒動ネタの川柳は載せてくれないよな・・・（笑）

ちなみに、それぞれの川柳の解説します？？・・・っていらないか！？（笑）