Sealionsバレーボールクラブ

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1週間の独房生活

2009-12-08 21:59:45 | その他
今回、いわゆる新型インフル:H1N1「インフルエンザA」にやられて寝ていたわけだが、熱が高かったのは最初の48時間位だった。タミフルを服用し始めてから24時間位(累計3錠)で平熱まで下がり、その後は仕事のことを忘れてひたすら療養に努めたのが良かったのか、多少いがらっぽさは残っているものの、業務に支障は無い程度まで回復できた。
「業務のことは心配せずにゆっくり休むように!」
と言って下さった上司、そしてカバーして下さった職場の皆さんのおかげだと感謝している。

それにしても長かった。本当に長かった。
でも今夜で1週間の独房生活が終わる。「独房」などと書くと聞こえが悪いが、「極力家から出ないように!」と言われていたこともあり、それを忠実に守ると必然的に「独房生活」になってしまうのである。

こんなに長く休んだのは、就職活動中に伝染性単核球症になって以来だ。
あの時は就職活動中で、学校推薦の奪い合いをする日を跨いで2週間ほど倒れていた。口内の奥、ノドの両側にシロっぽい炎症がものすごい大きさで腫れ上がり、食べ物どころか唾さえも嚥下困難となり、イチゴミルクだけで命をつないでいた。
推薦状の奪い合いに参加できなかったため、大手メーカの推薦状を確保した連中を横目で見ながら、
「俺の就職活動は終わった... 地道に1社ずつ面接を受けよう...」
と悲壮な決意で就職活動を再開したことを憶えている。(博士後期過程に進学することも検討したが、研究内容の稚拙さや家庭の経済的事情から、就職が最も現実的な選択であった。)
その後、たまたま現在働いている会社からの推薦依頼が、一社だけ遅れてやってきたという情報を得たので、就職担当教授に「ぜひ使わせて下さい!」と懇願し、競合する学部生も院生もいなかったため、学校推薦という形で受験することができたのだ。就職担当教授も「捨てるのは惜しいから、いちけん君ぜひ使ってくれたまえよ!」と喜んでいた。どうやら数年に渡って私の所属する学科からこの会社に入った人は居なかったらしい。

そんなこんなで就職したこの会社、すでに在籍12年にもなる。すっかり中堅どころとなり、同期も各部署で中核となって活躍している。私も1年のブランクはあるものの、そろそろ設計陣にも名前を売っていかねばならない。ハッタリだけじゃなく、実力でね!