Sealionsバレーボールクラブ

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北海道の思い出その3

2005-12-07 14:53:58 | その他
首都圏に住んでる人が北海道を走ると、道がめちゃくちゃキレイ(というか高規格)なことに感動すらおぼえるだろう。
しかし、これは毎年毎年改良を重ねてようやく今の姿になったのだということを忘れてはいけない。

私の叔父が旅した昭和40年代前半は一級国道でもトンでもない道がところどころあったらしいし、昭和55年頃の全国道路地図を開くと札幌から100kmも行かないR231雄冬岬は「幻の国道と言われて久しい」と記述があり、ガマタトンネル、千代志別トンネルは工事中で通り抜けすら出来ないことになっている。(さらに、つい最近まで雄冬の集落と留萌間は冬になると通行止で、連絡船しか交通手段が無かったという。)
改良工事は今でも続いていて、完成してからも片側交互通行は当たり前、20分間の一時通行止が一日数回なんてのもしょっちゅうだ。あれだけ峻険な断崖に道を通すのだから、安全な通行のためには必要な処置だとは思うが...

雄冬岬だけでなく、えりも岬-広尾間の黄金道路や阿寒湖-弟子屈間の阿寒横断道路などはいつ通過しても片側交互通行をやっている。工事をしていない時は無いのだ。
北海道という地域の特殊性、雇用確保等もあるのだろうが、工事が多いなぁという印象は、毎年北海道を走る私には染み付いている。
で、この工事費用の一部でも、都市部の交通渋滞緩和等に使ってもらえないものかと、いつも思ってしまう。特に神奈川県の古い規格の県道は右折レーンの整備が遅れているせいか、交差点が渋滞原因となってしまっている。せめてこれを改善してもらいたいものだ。
東京都の多摩地区も以前はひどかったが、「交差点すいすいプラン」という掛け声で未改良の交差点100箇所に右折レーンを設置し、だいぶ渋滞が緩和された実績がある。神奈川県にもぜひマネしてもらいたいものである。


で、私は今の立派な道路ばっかり走っても面白くなかったので、北海道では未改良の古い道路、砂利道、農道なども走ってきた。
代表的なところでは鶴居村と阿寒横断道路を結ぶ道道1093号線がある。砂利道区間が14kmも続いているので、とてもZじゃぁ来られない。(行ってみたい気もするが...) レンタカーだからこそ来られる場所もあるということで、深砂利にタイヤを取られ気味になりながらも素晴らしい眺めの鶴見峠を越え、全線踏破した。
しっかし、これが道道かねぇ~。対向車が来なかったからよかったけど、来たらたいへんだったと思う。路肩は弱いし1.5車線しか幅が無いし、見通しは悪いし。
ラリードライバーってのはすごいんだなぁ(対向車が無いとしても)と思った。あんな道を100km以上でぶっ飛ばして走るんでしょ?信じらんないよ。ターマックならいざしらず、あんな荒れたグラベルを...