一月ほど前のエントリで紹介した、AB2KTとN4HYによるLinux用コードを一応動作させることができました。リリースされたときにちょっと試してみたところ、全く動かず、放ったままになっていたのですが、週末にふと思い立って再トライしてみました。信号処理のメインのプログラムはjsdrというコマンドになっていて、これをバックグラウンドで動作させておきます。一方アプリケーションプログラムは、名前付きパイプを通してこのプロセスに対するコマンドを通知するしかけになっています。前回動かなかったのは、このコマンドの書式を間違えていたからのようです。というのも、コマンド一覧を示したテキストファイルがあって、前回はこれに書かれている通りに指示していたのです。たとえばモードを変更するのは、
setMode mode [TRX] // mode = USB, LSB, CWL, CWU, etc.
と書かれているので、その通り"setMode USB"とやっても動かなかったのです。ところが実際にはmodeは"USB"などの文字列で指定するのではなく、数字で指定するようなのです。そのためにenums.m4というm4のマクロがあって、この中でUSBは0、AMは6などと定義されているということがわかりました。ですから、"setMode AM"という文字列をm4プロセッサに渡して"setMode 6"に変換してやってからパイプに投げれば指示通りにモードが変更されるというわけです。実は同梱されていたデモスクリプトを読んでいればわかることだったのですが…
これでひとまずニッポン放送やBBCなんかを受信してモードやフィルタをいじって遊んでいたのですが、まだ問題があります。ひとつは、hwというSDR-1000のハードウェアコントロール用のプログラムです。周波数の変更やATTのon/offなどはこちらのプログラムから行なうのですが、どうも動作が不安定で本体のリレーが思ったように切り替わりません。私が以前から使っているhamlibからは、ほぼ確実に制御できているので、hwプラグラムのタイミングに問題があるのかも。もうひとつは、サウンドカードの入力が何かの拍子に突然切れてしまうことです。これは前回LinuxのOSやサウンドドライバを含めた環境をバージョンアップしてから、私の自作のプログラムでも起こるようになっているのでそちらの問題かも知れませんが。
なお、これらのコードは現在ではDttSP Projectのページから入手することができるようです。
setMode mode [TRX] // mode = USB, LSB, CWL, CWU, etc.
と書かれているので、その通り"setMode USB"とやっても動かなかったのです。ところが実際にはmodeは"USB"などの文字列で指定するのではなく、数字で指定するようなのです。そのためにenums.m4というm4のマクロがあって、この中でUSBは0、AMは6などと定義されているということがわかりました。ですから、"setMode AM"という文字列をm4プロセッサに渡して"setMode 6"に変換してやってからパイプに投げれば指示通りにモードが変更されるというわけです。実は同梱されていたデモスクリプトを読んでいればわかることだったのですが…
これでひとまずニッポン放送やBBCなんかを受信してモードやフィルタをいじって遊んでいたのですが、まだ問題があります。ひとつは、hwというSDR-1000のハードウェアコントロール用のプログラムです。周波数の変更やATTのon/offなどはこちらのプログラムから行なうのですが、どうも動作が不安定で本体のリレーが思ったように切り替わりません。私が以前から使っているhamlibからは、ほぼ確実に制御できているので、hwプラグラムのタイミングに問題があるのかも。もうひとつは、サウンドカードの入力が何かの拍子に突然切れてしまうことです。これは前回LinuxのOSやサウンドドライバを含めた環境をバージョンアップしてから、私の自作のプログラムでも起こるようになっているのでそちらの問題かも知れませんが。
なお、これらのコードは現在ではDttSP Projectのページから入手することができるようです。
これでは、ケンウッドTS480みたいに、
トランシーバーをPCで遠隔操作してPC上で
送受信するシステムを自作した方が安上がり
のような気がします。バンドや周波数の切り替えは
俄かに分かりませんが、固定周波数なら、比較的
簡単に出来そうですよね。今流行りのデジタル
モードみたく、サウンドカードを使えば良いから。
みたく。そしたら、パソコンのモニター上で
TV見ながらCQなんて出来そうですが。
パソコンのノイズが悪さするんでしょうか?
TVのキャプチャーが出来るんだから、受信
だけなら出来るんでしょうね。誰か、そちらに
強い人、回路図と製作レポートをアップして
くれませんか?