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トリコ エアの奇蹟

2014年09月02日 | 漫画・アニメ
昨日は諸事情があってとりこの感想を書けませんでした。

エアの実から噴出した空気は何と5000兆t、体積にしておよそ250億立法km、
現在我々が住む地球上の空気と同程度の重さと体積とは、グルメ界は規模が段違いです。

その威力は大噴火を超越し、瞬く間に大陸の雲を吹き飛ばし、地球の重力を振り切って
宇宙まで到達します。第二宇宙速度を超えています。

時間を遡ることエアの調理完了数秒前、馬王はトリコに完全なる止めを刺そうとします。
真空の中でなお死なない得体の知れないトリコに馬王は何かを感じたのでしょう。
この止めの一撃は馬王のトリコへの敬意であるかもしれないともあります。
敬意を伴う止めというのは言葉では表せない格好良さを感じます。

止めの一撃がトリコに届く前にエアから噴出した新鮮な空気に気付いた馬王は
数万ぶりの、千載一遇の出産の好機に
攻撃を中断、湧き上がる疑問も棚上げして、その空気を思い切り吸い込みます。
通常の出産時の数倍の量とありますが、この「通常の出産」は未熟児の出産か
健常児の出産、どちらを指すのでしょうか?この場合、数万年ぶりとあるので
後者だと思われます。張り切って通常よりも多く吸っても、流石の馬王でも
全ては吸い切れず、有り余ったエアの空気は馬王の丘に数万年ぶりに吹く
希望の風となり、同時に戦いの終わりを告げるゴングにもなりました。

そして分厚い雲に覆われていたエリア8に光の矢が差し、その光景は
RPGのハッピーエンドさながらです。ダルマ仙人は失敗したのかと心配しますが
初代メルクは二代目のおかげで成功したと言います。

小松が頭痛と共に目覚め、エア調理成功を報告しようとしますが、
マッピーはこの瞬間を地球上で誰よりも待っていたのは馬王だから
もう伝わっていると涙ながらに言います。

そして空に虹の橋が架かり、馬王の丘の住人たちは数万年ぶりにあふれんほどに
充満した新鮮で濃厚な空気があるにもかかわらず息を止めたまま、新たな八王の
誕生を待ちます。今空気を貪ることは馬王への侮辱になると考えたのでしょう。
同じく八王の子孫であるテリー、キッス、クインもトリコからやや離れた場所から
未来の宿敵(ライバル)の誕生を見届けます。

新鮮で大量の空気(恐らく史上最大)を吸えたことにより
未熟児でない立派な子を産むことに成功し、
気高く、勇ましい産声を上げ、実に数万年ぶりにヘラクレスの子が虹を渡るのです。
そう、これが「馬王の応答(ヘラクレス)」です。
非常に感動するのでぜひ見てもらいたいと思います。

私はこの後遂にNEOの刺客が動き出すと考えます。悪役は多くの場合、このような感動の場面を
木っ端微塵にするかの如く登場しますからね。出産直後で弱っている馬王を殺して
しまうことも十分あり得ます。子をも手にかけようとするかもしれません。
その卑劣な行為にトリコが激怒し、本格的なバトルに突入するのでは?と思っています。

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