先日2014年世界パワーリフティング選手権が開催され、
多くの驚くべき新記録が生まれ、幕を閉じました。
当記事では前回の記事では書けなかった
残りの105kg級、120kg級、120kg超級について書きます。
105kg級では各種目、トータルでも新記録は誕生しませんでした。
1位と2位の選手のトータルの差はわずか7・5kgで、
2位の選手がデッドリフト365kgを引き切れたら優勝できました。
トータルが同じだった時は体重が少ない法が順位が上となります。
この階級で2位の選手は私よりも若く、今後の成長が十分に期待できます。
1位の選手よりもベンチプレスは弱く、デッドリフトは強い選手です。
ベンチプレスを向上させれば優勝は間違いないでしょう。
この階級には日本人選手1名が出場しましたが、重量級になると
人種の差が目立つためか、結果は振るいませんでした。
やはり三土手選手は特別だったと痛感します。
120kg級にも目立った記録は出ませんでした。
今年のトータルは105kg級と12.5kgしか変わりません。
今後の超新星に期待です。
振るわなかった下2つの階級とは打って変わって、
120kg超級ではすさまじい記録が生まれました。
1位の選手がスクワット490kg、トータル1230kg、
デッドリフトはIPF記録には届かないものの、欧州記録390kgを樹立しました。
ベンチプレスは1位を逃すも350kgで2位です。
これほどの偉業を達成したにもかかわらず、この選手は私よりも若いのです!
もう笑ってしまいます。これが天才です。
スクワット、ベンチプレスは得意でも、デッドリフトは弱い選手はかなり多い中で、
全種目満遍なく強い選手は貴重です。
この選手は一体どこまで伸びるのでしょうか?
計り知れない潜在能力を有していると断言できます。
あと数年でスクワット500kgは確実、デッドリフトも400kg以上を狙えるでしょう。
階級が上がるにつれ、スクワット、ベンチプレスの平均重量は大きく増えますが、
デッドリフトはそうではないことが全階級の記録を分析すると解ります。
デッドリフトの特性が大きな要因と言えます。
デッドリフトはビッグ3の中で唯一上げる動作から始まる種目です。
スクワット、ベンチプレスでは下ろす動作から開始するので、
伸展反射を利用できるのですが、デッドリフトでは不可能です。
そのため、デッドリフトはこまかしが利かない、本当の意味での強さの指標になると
言われています。
来年でも素晴らしい記録が生まれることを楽しみにしております。
多くの驚くべき新記録が生まれ、幕を閉じました。
当記事では前回の記事では書けなかった
残りの105kg級、120kg級、120kg超級について書きます。
105kg級では各種目、トータルでも新記録は誕生しませんでした。
1位と2位の選手のトータルの差はわずか7・5kgで、
2位の選手がデッドリフト365kgを引き切れたら優勝できました。
トータルが同じだった時は体重が少ない法が順位が上となります。
この階級で2位の選手は私よりも若く、今後の成長が十分に期待できます。
1位の選手よりもベンチプレスは弱く、デッドリフトは強い選手です。
ベンチプレスを向上させれば優勝は間違いないでしょう。
この階級には日本人選手1名が出場しましたが、重量級になると
人種の差が目立つためか、結果は振るいませんでした。
やはり三土手選手は特別だったと痛感します。
120kg級にも目立った記録は出ませんでした。
今年のトータルは105kg級と12.5kgしか変わりません。
今後の超新星に期待です。
振るわなかった下2つの階級とは打って変わって、
120kg超級ではすさまじい記録が生まれました。
1位の選手がスクワット490kg、トータル1230kg、
デッドリフトはIPF記録には届かないものの、欧州記録390kgを樹立しました。
ベンチプレスは1位を逃すも350kgで2位です。
これほどの偉業を達成したにもかかわらず、この選手は私よりも若いのです!
もう笑ってしまいます。これが天才です。
スクワット、ベンチプレスは得意でも、デッドリフトは弱い選手はかなり多い中で、
全種目満遍なく強い選手は貴重です。
この選手は一体どこまで伸びるのでしょうか?
計り知れない潜在能力を有していると断言できます。
あと数年でスクワット500kgは確実、デッドリフトも400kg以上を狙えるでしょう。
階級が上がるにつれ、スクワット、ベンチプレスの平均重量は大きく増えますが、
デッドリフトはそうではないことが全階級の記録を分析すると解ります。
デッドリフトの特性が大きな要因と言えます。
デッドリフトはビッグ3の中で唯一上げる動作から始まる種目です。
スクワット、ベンチプレスでは下ろす動作から開始するので、
伸展反射を利用できるのですが、デッドリフトでは不可能です。
そのため、デッドリフトはこまかしが利かない、本当の意味での強さの指標になると
言われています。
来年でも素晴らしい記録が生まれることを楽しみにしております。