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トレーニングおたく兼二次元おたくのブログ

ウエイトトレーニング、二次元中心です。他にも様々な話題をご提供します。

2014年世界パワーリフティング選手権最終結果

2014年11月12日 | 筋力系競技
先日2014年世界パワーリフティング選手権が開催され、
多くの驚くべき新記録が生まれ、幕を閉じました。
当記事では前回の記事では書けなかった
残りの105kg級、120kg級、120kg超級について書きます。

105kg級では各種目、トータルでも新記録は誕生しませんでした。
1位と2位の選手のトータルの差はわずか7・5kgで、
2位の選手がデッドリフト365kgを引き切れたら優勝できました。
トータルが同じだった時は体重が少ない法が順位が上となります。
この階級で2位の選手は私よりも若く、今後の成長が十分に期待できます。
1位の選手よりもベンチプレスは弱く、デッドリフトは強い選手です。
ベンチプレスを向上させれば優勝は間違いないでしょう。

この階級には日本人選手1名が出場しましたが、重量級になると
人種の差が目立つためか、結果は振るいませんでした。
やはり三土手選手は特別だったと痛感します。

120kg級にも目立った記録は出ませんでした。
今年のトータルは105kg級と12.5kgしか変わりません。
今後の超新星に期待です。

振るわなかった下2つの階級とは打って変わって、
120kg超級ではすさまじい記録が生まれました。
1位の選手がスクワット490kg、トータル1230kg、
デッドリフトはIPF記録には届かないものの、欧州記録390kgを樹立しました。
ベンチプレスは1位を逃すも350kgで2位です。
これほどの偉業を達成したにもかかわらず、この選手は私よりも若いのです!
もう笑ってしまいます。これが天才です。
スクワット、ベンチプレスは得意でも、デッドリフトは弱い選手はかなり多い中で、
全種目満遍なく強い選手は貴重です。
この選手は一体どこまで伸びるのでしょうか?
計り知れない潜在能力を有していると断言できます。
あと数年でスクワット500kgは確実、デッドリフトも400kg以上を狙えるでしょう。

階級が上がるにつれ、スクワット、ベンチプレスの平均重量は大きく増えますが、
デッドリフトはそうではないことが全階級の記録を分析すると解ります。
デッドリフトの特性が大きな要因と言えます。
デッドリフトはビッグ3の中で唯一上げる動作から始まる種目です。
スクワット、ベンチプレスでは下ろす動作から開始するので、
伸展反射を利用できるのですが、デッドリフトでは不可能です。
そのため、デッドリフトはこまかしが利かない、本当の意味での強さの指標になると
言われています。

来年でも素晴らしい記録が生まれることを楽しみにしております。


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2014年 世界パワーリフティング選手権

2014年11月07日 | 筋力系競技
今年も世界パワーリフティング選手権の時期がやって来ました。
毎年11月に開催される世界パワーリフティング選手権ですが、
今年はどのような記録が生まれるのでしょうか?
男子はあと105kg級、120kg級、120kg超級が残っています。
現時点で私にとってかなり印象的だった記録を紹介していきます。

最軽量59kgは間違いなくフェドシエンコ(Sergey Fedosienko)選手でしょう。
スクワット300kgは圧巻です。ベンチプレスでも記録を更新し201kg、
デッドリフトは260kgと残念ながら更新ならずでした。全種目で1位、総合では2位を
81kgも凌駕し、圧倒的な力の差を見せ付けました。
フェドシエンコ選手はまだ30歳代前半と、派話^リフティング界では
まだ若いので、更なる成長を期待できると言えます。

66kg級は私よりも若い日本人選手が出場していました。
総合2位とかなりの健闘を見せました。デッドリフトは
270kgと、私よりも25kg以上軽いのにもかかわらず
私の最高記録を80kgも上回っています。
自分が本当に情けなくなります。

74kg級は当然オレック(Jaroslaw Olech)選手でしょう。
記録更新はなりませんでしたが、文句なしの総合1位でした。
オレック選手は40歳代に入り、加齢による衰えが見え始めたと感じました。
この階級ではデッドリフトで新記録が生まれました。325kgです。2位の選手に
よるものです。実は3位の選手も323kgの新記録を直前に出していたのです。

83kg級は1位の選手がスクワット、総合で新記録を樹立しました。

93kg級では、IPF (世界パワーリフティング連盟)史上初、100kg未満の
階級で総合1000kg、1tという驚愕の記録が誕生しました。
しかしながら私がこの階級で最も驚いたのはそれではありません。
私よりも3歳も若い、妹と同い年のイアン・ベル(Ian Bell)選手がデッドリフト370kgを見事に
引き切ったのです!私の記録の約2倍をです。
まだまだ若いので、伸びしろはかなりあると言えます。
その選手はベンチプレスがかなり苦手らしく、210kgと19人中16位でした。
ベンチプレスを克服し、得意のスクワット、デッドリフトをなお磨けば
将来1000kgを凌ぐ記録を樹立できると考えます。
特にIPF史上最軽量でデッドリフト400kgを達成してもらいたいと思います。

残りの階級はどうなるのか楽しみにしております。



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筋力アスリートは短命か?

2012年04月24日 | 筋力系競技
筋力アスリートはどうも短命のようです。筋力アスリートに限らず、
他のアスリートも一般人に比べて早死も傾向が見られます。
過度な運動と過度な飲食が寿命を縮めているのでしょう。
何でも過剰は毒になることは周知の事実ですね。

筋力アスリートの場合は他競技のアスリートよりも更に短命の傾向が見られます。
筋力アスリートは更に多くの栄養を必要とするので、かなり食べます。
カロリー摂取量が増えると間違いなく寿命を縮めます。
カロリー制限をすると寿命が延びるという研究結果が動物、人体実験で
幾つも出ているのが根拠です。
カロリー過多だけでなく、筋力アスリートは薬物も使います。
それが更に寿命を縮めることに拍車をかけているのです。

だからといって、トレーニングを辞める必要は皆無です。
私達はアスリートほどトレーニング、食事をすることはありませんから。
トレーニングは老後の生活の質を確実に高めるので、私はこれからも
トレーニングを続けるつもりでございます。
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ストロングマン

2012年04月08日 | 筋力系競技
ストロングマンといえばワールドストロンゲストマンコンテストですが、
皆様は御覧になったことがありますか?私は8年ほど前にテレビで
見たことがありまして、その圧倒的パワーに興奮しました。選手は
皆巨漢で、身長190cm以上、体重140kg以上が当たり前のように
なっています。更に皆白人で、黒人、モンゴロイドはいませんでした。
やはり人種で身体能力に差があるのだと思います。

ワールドストロンゲストマンコンテストを御覧になったことがあれば
あれらの競技はただ筋力が強いだけではとてもこなせないとお思いになったでしょう。
瞬発力、筋持久力、強い心肺機能も必須です。
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