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トレーニングおたく兼二次元おたくのブログ

ウエイトトレーニング、二次元中心です。他にも様々な話題をご提供します。

トリコ 猿王との真剣勝負目前

2015年01月26日 | 漫画・アニメ
今週はかなり台詞が少ない回でした。
サブタイトル「瞬間の再来!!」が示すように、
303話での悪夢の0.1秒を再現したからでしょう。
しかし、結果は変わりました。

猿王は睡眠を取る際、軽くジャンプをして、わすか1秒で地上から50kmの
成層圏にまで到達、更には中間圏を越えて、地上から90~500kmの熱圏にまで
到達するというのです!1秒で50kmとは、音速を340m毎秒とすると、そのおよそ147倍です。
軽いジャンプでマッハ147、八王は我々の想像を遥かに超えていました。

猿王はほぼ宇宙空間、天然のプラネタリウムの下、銀河の星屑のベッドで眠ります。
その寝顔はかつての恋人と戯れる夢でも見ているのか、まるで赤ん坊のように
穏やかでした・・・・・・

100Gマウンテンの頂上にはリングが設けられており、カカはそれがどういうことか
薄々気付いたようです。
空から何か降って来ました。
それは何と銀河の星屑のベッドで眠っていた猿王バンビーナでした!
しかも眠ったままです。鼻ちょうちんが割れ、猿王は目覚めます。
トリコはココ。サニー、ゼブラに瞬きをするな、来るぞ、この世で最も忙しい0.1秒がと言い、
「遊び」への準備を促します。猿王の口からよだれが垂れ落ちるのが開始の合図でした。

まずはゼブラからあっち向いてほい、前回と同じです。
今回は猿王がチョキ、ゼブラがパー、猿王が指を向けようとする間に
ゼブラは全細胞の意思を統一、猿武を発動し、首を千切れさせるほどの爆風の力を
受け流しに成功します。トリコの時と同様に、一人一人の細胞が描かれていました。

2番目はココ、また前回と同じ膝かっくん、ココも猿武を発動し、
脚を吹き飛ばすほどの力の受け流しに成功します。ココも
一人一人の細胞が描かれていました。受け流しには成功したものの、
その力は絶大で、勢いの余り1回転してしまいました。

3番目はトリコ、またまた前回と同じ腕相撲、前回でトリコは右腕を失ったので
今回は左で腕相撲をしました。前回のように腕はちぎれず、
猿王は驚いた様子で赤鬼の幻影を見ました。

最後はサニー、やはり前回と同じかくれんぼ、今回は瞬きすることもなく
猿王を見付けました。
この時点でよだれは地面に届き、0.1秒の終了です。
今回は余裕をもって猿王の「遊び」に耐えました。
凄まじい成長です。
猿王が前回と全く同じ遊びをしかけたのは、
四天王がどこまで成長したかの確認するためだったのかも知れません。

トリコは普通の人間は虎とじゃれ合うこともできない、虎は遊んでいるつもりでも
人間は殺されてしまうだろうと、虎=猿王、普通の人間=四天王と例え、
前回を振り返ります。
さあ次は何して遊ぼうか、バンビーナと、かなり余裕がありそうです。

ズンドコズンドコと祭を思われる音が聞こえ始めました。
何故なのか諮問に思う四天王に、
カカはこのリングはお祭りようのものであり、
エリア7中の50億頭の猿達全て(自害した猿は除く)が、遊戯ではない、
猿王と四天王との真剣勝負の観戦に来たのだと答えます。
猿王は本気で戦うようです。
次回、想像すらできない真剣勝負の開始です!!!

早くも猿王との真剣勝負が実現しました。
冒頭で猿王の更なる実力の片鱗を見せ付けられた後では
まともな勝負になるのか甚だ疑問です。
四天王もまだまだ本気ではありませんが、猿王はその比ではありません。
「リング」、「観戦」と来れば、勝負の内容は十中八九プロレスでしょう。
当然普通のプロレスではなく、何か特別ルールが設けられると思います。
猿王の技全てを耐え切れば、その強さを認められて「ペア」を
友情の証としてもらえる、と私は想像しておりますが、どうなるのでしょうか?
今後も目が離せません。
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トリコ 308話感想

2015年01月19日 | 漫画・アニメ
今回は人間界の様子から始まります。
目玉おじや大盛りを食べようとするのは、グルメ界の食材などとても
手が届かない普通のサラリーマン、男性は届きたてのグルメ界の食材を
下町の屋台で味わえることをトリコに感謝し、いただきますと言って
食べ始めます。
オクトちゃんが人間界とグルメ界を数回往復し、
その際グルメ界からエアを含む大量の食材を運んでいるお陰です。
オクトちゃんはとても頑張って役割を果たしていました。
電シャークもエリア7から人間界に食材を運ぶ仕事をするようになるでしょう。

IGO本部ではマンサムがエアを実食して、左腕にグルメ細胞の悪魔を
顕現させていました。マンサムはエアの味を絶賛し、その味は
思わず正座してしまうほどでした。これでマンサムもグルメ細胞の悪魔を
持っていることが判明しました。マンサム級の実力者ならば納得です。
他の実力者達もエアを実食してマンサムのように大幅強化され、
トリコの援護に向かうことになります。既に旅立った者もいるようです。
そこでマンサムが思い浮かべたのは、
珍師範、千代、ユダ、タイラン、ライブベアラー、ダマラ・スカイ、愛丸、滝丸、
マッチ、二代目メルク、最後に何故か入っているゾンゲでした。

妖食界ではリンがエア編で起こったことの詳細を訊こうとしていました。
所長の仕事を投げ出して来たとのことです。それだけトリコ達を心配していたのでしょう。
特にトリコは婚約者ですから。
リンはゾンゲに訊いていて、ゾンゲは何故自分に訊くと言い、
リンはゾンゲを妖怪だと思ったからだと答えます。
ダルマ仙人はばっちり妖怪の風貌だ、人間界にも仲間がいたとはと、やはりゾンゲを妖怪だと
誤解し、さすがに我慢ならずか、自分は人間だ、最強の美食屋ゾンゲ様の名を知以下略
怒りながら主張しました。

ののは急いで追いかけましょうと言い、
二代目メルクも小松が心配だと言います。わぶとらもいました。
ダマラ・スカイは小松の心臓を奪った鉄平に怒っていました。
千流は本当にNEOのメンバーに入っていたとはと、半信半疑が確信に変わりました。
愛丸、鉄平と同じく再生屋であるプキンは表情を曇らせ黙って聞いていました。
マッチはキャンピングモンスターの手配が整わなければ出発できないと、
現時点の問題を指摘します。
ディナーは水陸両用のキャンピングモンスターを直ぐには
準備できない、陸専用ならばいると言います。
ダルマ仙人は妖食界は今も晴れているが、トリコ達が作った虹は既に
消えてしまい、エリア7へは海を渡るしかないと言います。
ののは自分は陸地を作れると言い、シャボンフルーツ編の恵方巻の食材集めの時のように、
ののは氷を作れます。そうすれば海を渡ることができます。
ユダが、では1ミリも早く出発しましょうと、1ミリのユダは健在です。
珍師範はダルマ仙人にブランチは本当に美食会へ向かったのか
と尋ね、ダルマ仙人はそうだと答えます。

今度はグルメ界「海山」、文字通り海が山の形になってできた山です。
ブランチは山を登って行きます。まだ上かと言っていることからかなり大きな山のようです。
トリコが依頼された、ブランチにしかできない、ブランチに頼んだこと、それはエアを三虎に
届けることでした。
山頂に到着し、山頂は火口のようになっていました。その中に
美食会のアジトがあるようです。
人間界を壊滅的な状況に追い込んだ美食会のボスの頭を
かち割ってやろうと思っていたブランチでしたが、アジトが目の前にある今では
気が変わりました。そこからも三虎を圧倒的な強さを感じ取ったのか、
地獄の底を覗いているようだと固唾を飲みます。
この世で最強の男か、生きて帰れるのか疑いつつ、中へ飛び込みます。

場面はダイニングプラネットへと移ります。
ブルーニトロの中でも特に偉いと思われる1体が、
エアは(100%だと)やはり旨みが格段に違うようだと言い、
もう1体、女王風のブルーニトロが我々も知らなかった、エアの100%の旨みを引き出す調理、
何者ですかその小僧は・・・と驚いているようです。
ブルーニトロすら感心させる小松はやはり神でしょうか?
ジョアは小松は一介の料理人、とは既に呼べませんねと、小松を評価します。

エアの調理法がノートに記されていたかどうかは不明だが、
いずれにせよその小僧は知っていた、こちらの者が始末したと言っていたが、
もう一度エアを奪いに行かせる、いやジョア自身が行くと言うのです!
そうなればお終いですが、リーダー格のブルーニトロが慌てることはない、既にグルメ日食までの
カウントダウンに入っている、奪うのはその時で良いと、逸るジョアを止めます。
むしろ見てみたい、この星のフルコース、その本当の味を、トリコ達がどこまで引き出せるのか?
と、女王風のブルーニトロがトリコ達に期待しているように語ります。

「ペア」がとうとう戻って来たようです。ペアと言えば、もちろんアカシアのフルコースの
一つではありますが、もう一つの意味があります。
三虎の回想でアカシアが言及した人?です。
そのペアは何とブルーニトロだったのです!アカシアとブルーニトロは
結託していたので、ペアはブルーニトロではないかと噂されていましたが、
本当にそうだったのです。確かペアがアカシアに会った場所はエリア7だったな、
楽しみじゃねーかと、奴等(トリコ達)が100%のペアをどう入手するのか、
と言うリーダー格風のブルーニトロ、私ははこのブルーニトロが「じゃねーか」という
くだけた口調に驚きました。私はリーダーと思われるこのブルーニトロは
見た目からもっと厳格な話し方をすると思っておりましたが、意外でした。
ペアは人間界でその中の二人に出遭ったと言います。その二人は何とトリコと小松でした!
ジョアが反応します。
オゾン草編、ベジタブルスカイで遭遇したあのニトロはブルーニトロ、ペアだったという
驚愕の真実が判明しました!およそ5年越しの伏線回収です。
ペアは良いコンビだったとある程度評価しますが、だがどう転んでもが猿王には勝てまいと
断言します。確かに猿王と直接本気で闘えば現状では勝てないでしょう。
しかし四天王の潜在能力は未知数、どうなるかまだ解りません。

ようやく主人公側に進みます。三日前は覚悟、勇気、度胸、作戦、全てをそろえていました。
ただ一つ、実力を除いて・・・・・・
それは猿王を相手にする上で一番必要なものでした。
今は覚悟も、勇気も、度胸もない、要らない。
小松を救うため、今のトリコ達にあるのは噴火しそうな食欲と
自ら確信できる強さのみです。
トリコは「猿王ぉおおおお!!!!、遊びに来たゼ!!!!」と
声の限り叫びます。最後のぜがかたかななのは何か意味があるのでしょうか?

一行が山頂に到着すると、そこに骨でできたリングが設置されていました。
これには一行も驚きを露にしました。素羅から何か降って来るところで
今週は終わりです。恐らく降って来るのは猿王でしょう。最初はプロレスで
遊ぶつもりなのでしょうか?もしもプロレスならば、
力の受け流しが基本である猿武をかなり活かせるでしょう。

今回はトリコ達の外の場面描写が中心でした。
そろそろ、ペア編の中か終了後かは解りませんが、
トリコと三虎が美食会本部でどのような会話をしたのか
明らかになると思われます。その一部はエアを三虎に届けるということ
が判明しました。エアだけでなく、アカシアのフルコース全てを届けることを
依頼された可能性は高いでしょう。もちろん無条件で引き受けるはずがありません。
何らかの取引をしたのでしょう。美食会側は見返りとして何をしてくれるのでしょうか?

ブルーニトロのペアに関しては、名前がアカシアのフルコースと同じになっています。
このことから他のブルーニトロもアカシアのフルコースと同じ名を持っている
かも知れません。またペアはオゾン草編を読み返すと解りますが、
トリコよりも大きな体を有しています。二人が全く同時にかじらなければ
食べることができないオゾン草をオゾン草が気付かないほど速く二回かじって
食べましたが、味が気に入らなかったようで即座に吐き出していました。
その回(109話)を見る限りでは、ペアの口は縦開きと、他のブルーにトロとは
異なります。ペアは他のブルーにトロとは違うようです。ブルーにトロでは
ないニトロなのかも知れません。279話のダイニングプラネットの空席はペア
でした。ニトロは非常に獰猛な性格だとされていますが、ペアは人間界で
トリコを攻撃することはありませんでした。ブルーにトロはより高い知能を
有しているためでしょう。

次回は猿王との遊び第二回戦です。かなり楽しみにしております。

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トリコ 進化する四天王 猿王との再戦目前!

2015年01月05日 | 漫画・アニメ
あれから修行は進み、トリコは30個でお手玉ができるまでになりました。
お手玉30個は師範代相当です。しかもトリコはそれを左だけで達成したのです。
カカはその才能に驚きます。
サニーもビービーダンゴムシの動きを完全に捉えられるようになり、
何と驚愕の50個でのお手玉です!短時間で師範並に成長するとは、
やはり四天王の潜在能力は絶大でした。
実は、サニーはココとビービーダンゴムシを共有して、
二人一組でお手玉をしていました。ココと合わせるとその数は
100個を超えています。ココとサニーの細胞は完全に同調しており、
その素質に驚く他ありませんでした。

一方、ゼブラはお手玉をせずにダンゴムシを食べていました。
さすがのカカもあきれた様子を見せます。
お手玉ができたところで猿王に一泡吹かせられるとは
思えない、猿王の殺気を感じた瞬間、イアイアイは急いで下山(に)げていったと、
ゼブラはお手玉の必要性にまだ懐疑的です。
お手玉は大事な基礎、それを実戦に応用できて初めて猿武と
カカは説明します。
そしてやる気を出させるためか、お手玉で回せば回すほど、
ビービーダンゴムシはより美味しくなり、修行後に食べる頃には
味が更に円熟しているはずと付け加えます。
猿武の修行に使えるのはあと1日、今日まで、
今から100Gマウンテンを登りながらお手玉をしてもらうとカカは四天王に言います。

トリコが電シャークを見ると、電シャークの頭部が切り離されていました。
自切です。ここで自切の説明が入り、それによると
とかげやそれに類する生物が外敵に襲われた時に
本体を守るために尻尾を切り捨てる行動であり、
電シャークは自切モードに入り、それはキャンピングモンスターが
襲われた時の非常手段で、気配の全てを胴部に残し、
頭部だけ完全に逃げ切るのみ使うそうです。
自切モードは気配を絶つだけでなく、一時的に
外部からのあらゆる影響を受けないパーフェクトセーフゾーンとなり、
自切モードでは恐らく重力の影響すら回避できるかも知れない
とカカは説明します。
トリコはこの電シャークの能力に感心しますが、
キャンピングモンスターは自切モード中は自力で動くことができないとカカは言います。
それで自由に動けたら無敵です。やはり欠点はありました。
敵に襲われたわけでもないのに中にいる小松を守るために
自切モードになった電シャークにココは感謝します。
カカは2、3日に元に戻ると言い、思ったよりも低リスクだったことに驚きます。
これで小松を連れて行くことができます。トリコはサニーに電シャークを運ぶようサニーに頼みます。
いよいよ100Gマウンテンに再挑戦です。

トリコが100Gマウンテンに足を踏み入れると、数日前との違いがはっきりしました。
10倍もある重力を感じなくなったのです。正確には感じてはいるのですが、
それストレスになっていないのです。普段の生活では1倍の重力を意識しないように、
10倍の重力に体が馴染んでいるように感じる、それは細胞の意思統一により
全細胞が同じ対応を取っている証拠、ここでは重力の負荷を受け流す動きです。
これこそ猿武の基本、カカは四天王にお手玉を続けるようにと
言います。プロのピアニストが1日練習しないだけで3日分腕が後退すると言われますが、
猿武はその比ではなく、実は統一された細胞は非常に不安定で、
細胞の意思が一人でも乱れるだけで瞬く間に崩れてしまう、
これからより強大な重力を受け流すには、全細胞の集中力を高く
維持することが求められる、当然そうするにはかなりの体力を使うとカカは説明します。
元々は完璧な死に直面した時のけで起こる、「一秒足らずの奇蹟」、
細胞の意思統一の維持はその奇蹟を維持し続けているようなもの、
「疲れる」などという次元ではありません。

一度死んだも同然も四天王が小松のためにかけ直したエンジンは
莫大な心臓の排気量と無尽蔵の血潮のガゾリンをたぎらせ、猿武の武道(みち)
を爆走する、トップに上げたギア、底まで踏み込んだアクセルは
山頂まで緩む気配など微塵もなかった、このナレーションは良いと思いました。
カカが目をやるとゼブラはお手玉をしていました。お手玉で回せば回すほどほど美味しくなる、
ゼブラはそれに期待してお手玉を始めたようです。
その味次第では、フルコースに入れても良いとゼブラは宣言し、
カカはその味は保証すると笑顔で答えます。

100Gマウンテン二合目入口、逃げてしまったと思われていた
イアイアイが北マウンテンエリアの仲間を連れて戻って来ました。

ウンチンパンジー、捕獲レベル753、猿武8級
名が示すように、頭に大便のようなものが付いています。

カラテナガザル、捕獲レベル805、猿武6級
テナガザルと言うだけあって、手の長い猿です。

ポジドリル、捕獲レベル870、猿武3級
リーゼントが特徴的な不良風の猿です。

ボクサール、猿武1段
複数の腕を持つ。名の通りボクシングを得意とする猿です。
腕が多過ぎて逆に邪魔になるのではと思います。

ヒヨコング、捕獲レベル970、猿武4段
顔はひよこのように可愛らしいのですが、その下は
それとは正反対のたくましい体を持ったゴリラです。

ンパンジジー、捕獲レベル1050、猿武7段
名の通りの高齢チンパンジーです。老練の技が光ります。

火猿(かえん)、捕獲レベル1120、猿武9段
ひざるではなくかえんです。名の通り所々に火をまとった猿です。
ポケモンのゴ○カザルではありませんのでご注意を。

じゅもんきー、捕獲レベル1200、猿武師範代
名の通り、見かけ通りの魔法使い風の猿です。
格闘技よりも魔法の方が似合いそうです。

上級者がそろい踏みです。
イアイアイは新入りなので第一ステーションまでの重力にしか耐えられない、
その先へ案内役として、猿武の実戦の修行のために、猿武上級者を呼んだと
カカは推測します。

トリコはイアイアイに感謝しますが、サニーはとんずらこいただけの最低で根性なしの
ただのびびりえて公だと思っていたと、かなり酷いことを言ってしまいます。
ココは恩はないのかと突っ込みを入れます。
トリコがゴリタウルスと戦う前にイアイアイに食べさせたのは
調理したエアで、エアのお陰でイアイアイは0山脈を越えて来ることができたと
ココは考えます。しかしエアを食べたイアイアイはまだしも、
他のサル達はどうここまで来たのか疑問を呈します。
カカはお祭りの時のみに出動する特別なキャンピングモンスターに乗って来たと
教えます。エリア7の多くの猿達は四天王に感謝していて、
また四天王を応援しているようです。
早速猿武実戦の修行に入ります。
ゼブラはこの時を待っていました。
カカは戦闘中もお手玉を続けるよう、念を押します。

実戦修行はまず猿の攻撃をわざと受けて、それを流すことから
始まります。実際の攻撃を受け流すことは重力の時とは異なります。
全細胞に高い技術が求められます。
攻撃が強ければ強いほど、受け流すことは困難になっていきます。
攻撃の受け流しを完璧にすれば、遂に猿武の奥義が
見えて来るとカカは言います。

九合目でキャンプをします。
やるだけの修行(こと)はできた、猿王を一泡吹かせる準備は・・・と
トリコは言いかけるも、ゼブラは一泡吹かせるのではない、度肝を
抜いてやるとココが続けます。自信を取り戻したようです。
抜くのは肝ではない、金玉だとトリコは言ってしまいます。
サニーは堪えかねて食寶と言ってくれと言います。
日が昇り、小松のタイムリミット当日となりました。
とうとう100Gマウンテン頂上まで辿り着きました!
たった一つの作戦は食欲の拳で思い切り
猿王をぶん殴ること、作戦とはとても言えませんが、
八王の一角に小細工は通用しないので、良いと思います。

早くも猿王との再戦です!
ワンピースならば何倍もの時間をかけるでしょうが、トリコは
無駄に引き伸ばすことはほとんどありません。
特にペア編は小松の命が関わっているので、かなり
急がなければなりません。
猿王の遊び相手で満足する四天王ではありません。
現に想像以上に進化した四天王ならば、ある程度
猿王と戦闘を行えるかも知れません。
あれから猿武の奥義を習得していれば、その可能性は
更に高くなるでしょう。
そもそも猿武の奥義とは一体何でしょうか?
私は受け流した力を自分の攻撃に加えて威力を大幅に
上げる、というようなものだと予想しています。
しかしそれだと「奥義」としては弱いかとも思います。
ペア編も最高潮です。
二週間後の次回を楽しみに待ちましょう!



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トリコ 死の危機でつかんだもの

2014年12月23日 | 漫画・アニメ
昨日はかなり忙しく、感想が間に合いませんでした。

あれから訓練は続き、まだ誰も一つでのお手玉もできていませんでした。
トリコは軽く見ていましたが、その認識を改めさせられました。
非常に難しく、目で見て反応するのでは遅過ぎます。
本当に全ての細胞の意思を統一しなければならない、
そう考えます。トリコの細胞達は自分勝手に振る舞い、
喧嘩までしている細胞もいました。
その様子を見てトリコは細胞に協力する気があるのか疑い、呆れます。

ココはその視力を活かし、電磁波でビービーダンゴムシの動きを
予測しようとしますが、とても速く、目まぐるしく変化し続けるので
全く予測できません。気配を肌で感じ、全ての細胞が次の動きを予測できなければ
到底間に合いません。
サニーは愚衛門から教わった「直観」で攻略しようとしますが、
その直観とは異なる、全細胞に思考を求めるような難しさで苦戦します。
ゼブラは少し離れた場所で考え事をしているのか、
過去を振り返り、実はゼブラは何度も全ての細胞の意思が一致したような感覚、
その状態の生物を数え切れないほど見たことがある気がするというのです。
ゼブラは自身の豊富な戦闘経験を通じて、猿武のヒントを
見付けようとします。

四天王のパートナー達も巨大ビービーダンゴムシで
同じく猿武の修行をしていました。100Gマウンテンを制覇できない限り、
トリコ達のサポートができなくなるだけでなく、足手まといになってしまうことが
解っていて、更には未来のライバルになるであろうヘラクレスの子に
遅れを取らないようにするためです。

トリコは師範クラスは何個でお手玉ができるかカカに質問し、
有段者は10~20個、師範代は30個、師範は50個だと答えます。
トリコはゴリタウルスの姿を思い浮かべ、それほど器用だったのかと信じられないようです。
猿武にはこつがあり、ポイントはそのこつをつかむこととカカは言います。
四天王は日々過酷な野生の中で闘っていたことから、
カカはそのヒントをつかんだ経験を何度かして来たかも知れないと、
お手玉攻略のヒントになり得ることを言いました。
結局誰一人として一つでのお手玉ができないまま、一日目は終わりを
迎えようとしていました。

トリコは何の進歩もなく一日が終わったことに不満を漏らします。
サニーも自分の無力を情けなく思い、自分には才能がないのかと弱音を吐きます。
ココは目に見える進歩がなくとも考え続ける時間は無駄ではない、
神はそうする者にしかヒントを落とさない、そのヒントを逃さぬために
考え続ける、と今は信じるしかないと
占い師らしいことを言います。実際占い師ですね、ココは。
それを聞いてサニーは全然頼りにならない、
ココともあろう者が最後は神頼みか?とまで言います。
すると何かが起こったらしく、ココは皆に静かにするよう言い、
神か?とサニーは訊き、ココは何かのオーラを感じ取ります。
ヒントはいつも別の角度から舞い降りる、しかしそれを落としてくれる者は必ずしも神
とは限りません。
丸一日本気隠れていた猿王は、一向に誰も自分を捜しに来ないことに
気付き、一瞬だけ激怒しました。本当に怒った表情でした。
猿王の怒りのオーラを感じ取ったトリコは自分が赤子になるまで
遡ったような感覚に襲われました。そして生まれてから今日までが
走馬灯のように過りました。

そして猿王は自分の隠れ方が上手過ぎて、鬼が捜すのを
諦めたのかも知れない、そう解釈し上機嫌で山頂へ戻って行きました。
非常に楽観的な性格です。
猿王が放った怒りはほんの一瞬、時間にすればその怒気は
一秒にも満たないわずかなものでしたが、その一瞬でトリコが体感じた時間はこれまでの
30年近い自分の半生でした。猿王の怒りは殺気となって山全体に
降り注ぎ、トリコ達にリアルな死を過らせました。
そこで四天王が見たものは走馬灯のように浮かぶ自分の思い出、
30年を一瞬で思う矛盾、それこそが深遠なる猿武を理解するヒントになったのです!
四天王は猿王がくれたこの唯一チャンスをがっちりとわしづかみにします。

細胞の意思は一致しました。
脳(あたま)だけでは30年を思い出せませんが、60兆の細胞全てが人生を
思い返しました。猿王の圧倒的な殺意に、トリコの全ての細胞が初めて
同じ反応をしました。絶体絶命の状況下で完全に一致した、
「どうにかしなければ死ぬ」という全細胞の意思、
最速で反応、思考したことで、
時が圧縮されたような体感瞬間を作り出しました。
ここで遂に、ゼブラは自分が感じていた猿武のヒントは、
今まで殺して来た生物達の最期の瞬間だと確信しました。
数多くの生物を殺し、絶滅させて来たゼブラならではの結論です。

全ての細胞が同調、統一された感覚を忘れるな、そう肝に銘じるトリコ、
改めてお手玉に挑戦し、遂に成功させます。
動きが止まって見えた、と飛躍的に進歩しました!
思いがけないきっかけからこつをつかんだトリコにカカは感心し、
猿武の入り口へようこそと言います。

あと一日でどこまで進歩するのでしょうか?
四天王ほどの素質を持つ者は、初めこそ悪戦苦闘しますが、
一度こつをつかむだけで信じられない早さで成長していく、
漫画の王道です。お手玉に関して言えば、師範クラス以上にまで
なるかも知れません。そして猿武の奥義をあと少しで極められる、
しかしやはり時間は足りず、修行は中断、猿王との命懸けの遊びに
挑戦、猿王との触れ合いの中で奥義を極めることに成功する、
そして猿王は本気を出し、その実力に最初は圧倒されるものの、
あきらめずに立ち向かい四天王も成長していき、猿王は満足して
友人となり、証としてペアを四天王にあげると私は予想しておりますが、
例の如く外れるでしょう。しかし友人となるというところは自信があります。

猿王の殺気でテリー、キッス、クインもお手玉を成功させることができるようになる
と思います。パートナーの方も上達が凄まじく早く、カカは「やはり八王の血を
受け継いでいるだけのことはありますね」と言うかも知れません。
今年のトリコは今回が最後です。今回は合併号なので
次回まで二週間も待たなければなりません。ご存じの通り、次回も合併号で
また二週間待たされます。年末年始の二連続合併号は辛い・・・・・・




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トリコ 修行開始!猿武とは・・・・・・

2014年12月15日 | 漫画・アニメ
今回は17ページと、2ページ少なくなっていました。
今回は諸事情でたまたま減ったのか、それとも
今回から17ページしかもらえなくなったのかは
次回まで待たなければなりません。
好評を得た新連載陣が台頭し始め、アニメも終了し単行本の売上も
落ち始めたために、人気が低下したと判断され、ブリーチのように
ページを減らされたと推測してしまいます。

暗い話はここまでとし、早速修行に入ります。
猿武の基本は力の受け流し、それを技術ではなく
細胞一人一人でこなすとカカは説明します。
細胞を「人」と見なしているのがポイントです。
四天王には理解し難い様子です。
説明は続き、グルメ細胞に唯一共通しているのは
旺盛な食欲だけで、更に個々の細胞の性格、能力はそれぞれ
異なっているというのです。
要領の良い、悪い、素直、ひねくれ、働き者、まだ眠っている細胞、
普段自分が思うように動かしているつもりの体も、
細胞全員が脳の命令に従順かというとそうではなく、
猿武の修行は60兆個超もの細胞の意思を全て統一して
やっと始まるというのです。

力の受け流しのために何故体中の細胞全ての意思統一が必要なのか
ココは問います。
加わる力の意図や種類への認識にずれがあると、的確に対応できない、
そこでエナジーの流れを正確に捉えるためとカカは回答します。
突如降り出す大雨を敵からの攻撃と警戒する細胞もいれば、
恵みの雨だと喜び、安堵する細胞もいる、
鍼を刺されお灸を据えられることに違和感がなかったり、
苦痛を伴う足つぼマッサージを悪意ある攻撃と感じたり・・・・
これらの認識を細胞レベルでそろえる、実際には
とてもできる気がしません。

細胞の足並みがそろえば、エナジーの滞りはなくなり
効率よく重力をも含む力を受け流せるようになると言うのです。
それを聞いてサニーはイアイアイが100Gマウンテンの入口近くでも
何事もないように跳ね回っていたことを思い出します。
少なくとも10倍はあるのにかかわらず、イアイアイをすごいと誉めます。
トリコはイアイアイは新入りだったはずと驚きます。
ゼブラはどの猿だと訊き、あの猿、つもりイアイアイと答えます。
カカは四天王にイアイアイは自分の名前はイアイアイだと言っていると
通訳します。カカは猿の言葉をも理解できるようです。
イアイアイは誇らしげに敬礼をしていました。
重力もエナジーの一つの形、悪意のない自然現象、
しかし細胞はそれぞれ違う認識をします。
ストレスと感じる細胞は重力に逆らい、反発しようとしますが、
中には逆らわずに受け流そうとする細胞もいます。
て押しのけようとする細胞もあれば、
逆らわずにただ受け流す細胞もある。
もしも細胞全員が受け流す体勢を整えていれば、
重力は体に停滞することなく、随時かわし続けることができる
ボウルのように、入って来るもの全てを受け止めていた体を、
ざるのように、入って来るものをふるいにかけ、風通しの良い体に
するとココは例えます。上手い例え方だと思います。

それができるようになるために何をするのかトリコは質問します。
今回は猿武の基礎を習得するために「ビービーダンゴムシ」と使って
お手玉をしてもらうとカカは答えます。納得が行かない様子のトリコ、ココ、サニー、
ビービーダンゴムシはグルメ界でも珍しく弱い生物、しかし
一度びっくりして丸まると強固な防御力と逃げる術を発揮する、
ものすごい速度で転がったり、持ち上げられないほど重くなったり、
時には風に舞うほど軽くなったりすると、ビービーダンゴムシの性質を説明していきます。
そうしている間に、100Gマウンテンからビービーダンゴムシを拾っていきます。
カカはビービーダンゴムシが100Gマウンテンに大量に埋まっていたことを食運が良いと
言います。ビービーダンゴムシは美味だそうです。とてもそう見えませんが・・・・・・

まずは一匹、放ってキャッチするようトリコに言います。
トリコは一つならば楽勝と甘く見ていましたが・・・・・・
上へ投げると直ぐに空中で止まり、そう思った著後、
急に猛スピードで落下してしまいました。
カカによると、ビービーダンゴムシは重くなったり軽くなったり、
速くなったり止まったり、臭くなったりするとのことです。
トリコは臭くもなることに驚きます。更には毒まで出すようです。
その毒は0.1秒以内に放さないと手が溶けると、かなり危険です。
まずは一匹のビービーダンゴムシの動きに的確に対応できるようになってもらうと
説明します。一匹だけでも今の四天王には至難です。
是物は下らないとお手玉を拒否、自分のやり方で行くと、
その場を離れてしまいました。お手玉をしている姿は、
ゼブラにはとても似合いません。一人だけ「我流でやる」というのは、
漫画、アニメではしばしば見受けられます。大抵普通の方法よりも
上手く行くが多いのですが、ここではどうなるでしょうか?

ゆっくりと落ちるビービーダンゴムシをキャッチしようとするサニー、
しかしトリコの時と同様に急に猛スピードで落下、キャッチ失敗です。
綿毛のように、強く投げるとどこまでも飛んで行ってしまいそうな軽さに
なっているビービーダンゴムシをそっと投げようとすると、急に重くなり
ココの手が地面に叩き付けられました。
持ち上げようとする力が間に合わない、
重さを感じて脳がそれを認識してからでは遅い、
指先で、それこそ細胞で変化を感じ取り細胞自身の判断で対応しないと
到底間に合わない、細胞一人一人に正確な判断力、
全員の意思を統一させ助け合わせる協調性、
それぞれが「脳」を備えるより質の高い細胞組織が求められるとココは理解しました。

その頃、イアイアイは既に三つでお手玉をしていました。
サニーは新入りで三つもできることに眼が飛び出すほどに驚きます。
カカ曰く、猿武のレベルはお手玉の数で解り、三つで基礎をマスター、
ようやく「新入り」と見なされます。
今の四天王では一個ですら不可能ですので、新入りだからといって
軽く見てはなりません。他の猿達が四天王を翻弄できたのも納得が行きます。
猿武の奥義を極めるには時間が足りないものの、
基礎だけならば二日で習得できると言います。
二日は今の一行には長過ぎる時間、この二日は四天王の才能にかなり期待した
数であり、本来基礎をマスターするだけでも数ヶ月かかるというのです。
じっくり、ゆっくり急ぐ、「ゆっくり」と「急ぐ」では確かに矛盾していますが、
「急がば回れ」ということわざは心理を突いています。
この修行は猿王を倒すための修行ではないということを忘れてはいけない、
あくまで猿王の遊び相手になれるかどうかの準備、目的はただ一つ、猿王の
金玉だとゼブラを除く四天王に説きます。サニーは金玉に突込みを入れます。
世が明け、タイムリミットはあと三日、トリコ達は一層気合を入れるのでした。

四天王が修行に勤しんでいる頃、100Gマウンテン中腹に
猿王はまだかくれんぼで隠れたままでした。
まさか修行が終わるまで、見付かるまで隠れ続けるとは思えません。
途中で飽きて出て来るか、もしくは本当に見付かるまで隠れ続けるのかは
解りません。

ビービーダンゴムシでのお手玉は本当に難しそうでした。
一つですら至難なのにもかかわらず、三つでできて新入りとして
認められる、師範は一体何個でお手玉できるのでしょうか?
一つ増えると一つ位が上がるという単純なものでもないでしょう。
100を超えるのでしょうか?猿王バンビーナならば1000以上ですらできそうな気がします。

ゼブラはお手玉をつまらないと言って修行から外れてしまいました。
確かにゼブラにとって「お手玉」などつまらないものでしょう。
ゼブラにとって楽しいことと言えば、当然「戦闘」ですね。
他の猿達と実戦の中で猿武を習得していくのだと私は推測しております。

恐らく四天王はカカの予想を遥かに超えて成長するでしょう。
もしかすると、まだまだ猿王の本気を引き出すまでには程遠いものの、
闘えるほどになるかも知れません。
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トリコ 0.1秒の真相 そして修行へ

2014年12月08日 | 漫画・アニメ
絶望に打ちひしがれるサニーに、
あの時のイアイアイが歩み寄り、傘の中に入れてあげます。
イアイアイはある方向を指差します。そちらへ眼をやると
ゼブラの頭、ココの脚は溶けてなくなりました。ココの
ポイズンドールでした。一方トリコの右腕は溶けずに
残ったまま、つまり本物です。トリコが体の一部を失うのは
これで何度目でしょうか?こうも繰り返されると
さすがに陳腐に思えてなりません。
他の皆はまだ生きている可能性があると思ったサニーは
ポイズンドールの毒をサタンヘアに食べさせます。
毒も問題なく吸収できるようです。

100Gマウンテンの中でも軽々と飛び跳ねることができるイアイアイに対し、
サニーは歩くのにも苦労している様子です。
「新入り」でもそこまでできるように猿武で鍛えられているのでしょう。
イアイアイに付いて行くと、サニーはココを発見しました。
ココを見付けるとすぐにサニーは先ほどサタンヘアに食べさせた
毒を持ち主であるココに取り込ませて回復させます。
サニーは何が起きたかココに訊きますが、ココも同じく解りません。
やられる直前、脚に死相が見えたココは
即座に身代わりとなる毒の脚を作りましたが、それから実際に何をされたかは解りません。
ココは恐怖で震えていました。

ココはイアイアイに気付きます。
ココは電磁波が見えることからトリコ達は生きていることを確信します。
ココ、サニーはトリコを見付けました。ちぎれた箇所から赤鬼の腕が
顕現し、トリコを守るように巻き付けています。
ココとサニーがトリコに近付くと赤鬼の腕に攻撃されそうになります。
トリコは目を覚まし、仲間を見て安堵します。

一行は再会し、カカはイアイアイが一行の元へやって来たことを含め、
全員が生き延びたのは食運と言わざるを得ないと言います。
トリコはあの0.1秒の間に何があったのかカカに尋ねます。

カカ曰く、戦闘は起こっていなかった、
意味が解らず、トリコはどういう意味だと訊きます。
全ては猿王の遊びだったとのことです。
その事実に目を見張るトリコ、サニー、ココ。
ゼブラは眼を閉じたままでした。
最初の遊びはかくれんぼ、始めに寝ていたように見えたのは、
猿王自身ががかくれんぼの鬼と設定で、隠れるまで待っていたようです。
あの雄叫びは「もういいかい?」のことだったのです。
直ぐに襲って来たゼブラとは「あっち向いてほい」のじゃんけんをし、
ゼブラはグー、猿王はパーで猿王の勝ち、私は「後出しでは?」と思ってしまいました。
猿王の向ける指先の爆風で首が何十回も回転し、その結果首が取れたのです。
ココのポイズンドールでなかったら、ゼブラは間違いなく死んでいました。
沈黙の理由は猿王の強さを目の当たりにして
自信喪失してしまったと考えられます。この回でゼブラは一言もしゃべりませんでした。
それほどのショックだったのでしょう。
ココとゼブラは事前にポイズンドールを作る話をしていました。
全滅という最悪の事態を避けるためです。
そう考えると、エア編で四手に分かれたのは当然でした
何故トリコとサニーとはしなかったのでしょうか?
他に面々には何があったのか訊きます。
ココは膝かっくんで両足を吹き飛ばされ、トリコは腕相撲で右腕を
ちぎられてしまいました。
サニーは眼を閉じていたので、サニーがかくれんぼの鬼だと思って、
猿王は山に隠れに行ったそうです。
結果サニーには何もしませんでした。
当時、カカは既にサンドリコの花粉を猿王に飛ばしていました。
あの全てを吹き飛ばした爆風は何と
花粉による猿王の「くしゃみ」立ったというのです!
サンドリコの花粉はあらゆる生物を死に至らしめるはずですが、
さすがに八王には効果はないようです。天然物で免疫は既に
できていたとも考えられます。
地形の形を変えるほどの爆風が猿王のただのくしゃみと知って、
四天王は驚きを露わにします。
電シャークは猿王を見てすぐに地下へ飛び込んだので、小松は無事でした。
八王一のやんちゃ者、いたずら好きな猿、それが猿王バンビーナ。
トリコ達は戦闘で負けませんでした。正確には
猿王の遊び相手にすらならなかったのです。

カカは四天王にまだ猿王に立ち向かう気持ちは残っているか、
何故猿王本人がエリア7の猿達に猿武を伝えたと思うか尋ねます。
ココは皆が強くなって、自分の遊び相手が一匹でも多く増えて欲しいからと推理します。
強さ故の孤独、圧倒的強者の宿命とも言えます
カカは恐らく四天王が猿武を極めれば、猿王と闘える可能性は0ではなくなると言い、
再び尋ねます。まだ猿王に立ち向かう気持ちは残っているかと。

トリコは今日は休もうと提案します。崩れたものを一つずつ
立て直す、それには時間が必要です。
あと4日しか残されていません。まだ4日もあるというべきでしょうか?
もう一度勇気を振奮い立たせるために、今は休憩が必要です。

トリコのお腹が鳴ります。空腹の合図です。
ユンが小松の容態急変を知らせ、処置を施します。
油断していましたが、何とか間に合いました。
もうどれほど眠ったままだろうか?トリコは小松心配します。
小松のお腹も鳴ります。あれから何も食べておらず、
かなりの空腹でしょう。危篤状態でも空腹になる・・・・・・
トリコは涙を流し、たらふく食べたいよな?、ごめんとまだ
眠ったままの小松に言い、
猿王の圧倒的の力の前に心が屈したトリコ達を許してくれ
今立ち上がる、もう倒れないと約束する、必ず、
必ず皆でペアを食べることを誓います。
休憩のはずでしたが、小松に心を打たれたのか、
直ぐにも猿武の修行を始めようとトリコは言い出します。
わずかに残っていた勇気を見付けたとカカは言います。
トリコは違う、勇気ではない、自分を燃えるように奮い立たせるの
はいつも食欲だけだと、くじけた心は早くも復活しました。

カカは何故猿王と遊ぶことがなかったのでしょうか?
まさかカカは猿王よりも強いのでしょうか?
猿王の正確からして、例えカカの方が強かったとしても、
遊びを仕掛けると思います。カカと猿王は結託していると
いう可能性も0ではないでしょう。

また、カカはあの0.1秒間に起きた出来事全てを認識できていました。
四天がは全く見当が付かなかった出来事をです。
カカはかなりの実力者だということです。
チチと同じ味仙人なので、それほど不思議ではないでしょう。
以前にも書きましたが、チチはアカシアのフルコースの匂いが
残ったりんごにつられて飛び出した四天王のグルメ細胞の悪魔を
それぞれ拳骨一発でおとなしくさせました。
味仙人は食の知識をさることながら、戦闘能力も非常に高いと言えます。

これから猿武の修行に入ることになりますが、その内容はどうなるのか
楽しみです。四師範から稽古をつけてもらうにはまだまだ早いと思うので、
まずは新入りの、今一緒にいるイアイアイと基礎から始めると考えられます。
四天王の潜在能力は三弟子以上なので、光の速さで上達、数日で師範をも
超えるのでしょう。そして修行の間に100Gマウンテンの高重力を克服、
100倍地点でも普段通りに動けるまでに成長するでしょう。
そこまで成長しなければ猿王の遊び相手は務まらないでしょう。
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トリコ 猿王の捕獲レベル判明!そして絶望・・・・・・

2014年12月01日 | 漫画・アニメ
馬王ヘラクレスと邂逅した時はその圧倒的なオーラに根負けして
計る気すらしなかった捕獲レベルを、猿王バンビーナに対しては
測ろうとします。エアを食べて相当パワーアップしたと見えます。
猿王はトリコの予想よりも小さく、また計ってくれと言わんばかりに
居眠り?をします。
トリコはその好機を逃さず、リドルチャプターのレーザーを当てます。
直後に猿王は激しい雄叫びを上げます。
トリコの表情からその激しさがよく解ります。
トリコはサニーに結果を訊きます。

その結果は・・・・・・
猿王バンビーナ
キンタマントヒヒ
哺乳王類
捕獲レベル
6000

あの八王の一角である狼王ギネスの6090とほぼ同等でした!!!

その驚愕の数値を見て、サニーは驚きと恐怖で立ち尽くし、ゼブラはサニーに
眼もくれず、ゼブラは攻撃体勢に入ります。そしてトリコ、ココは
それを予測していたかのように、ほぼ同時にサポートに入ります。
サニーは瞬時をに落ち着きを取り戻したものの、まさにその時にたった一度の
瞬きをしました。
たった0.1秒でも視覚を遮断することが野性の中では
どれほど危険か・・・・・
致命的な油断(ミス)でした。

サニーが眼を開けた瞬間、トリコ、ココ、ゼブラがばらばらに
されていました。地獄絵図です。
サニーは0.1秒の間に何が起きたのか解らず、
叫びました。何だ?何が起きた?猿王はどこに?
猿王は既にいなくなったようです。
皆は?小松は?疑問が嵐の如く渦巻きます。

サニーの眼にトリコの腕、ココの脚、ゼブラの頭部が写ります。

サニーは涙しました。
サニーの視界は一瞬にして、瞬きをしてしまった後悔でにじみ、
目の前の猿王の圧倒的存在にひるみ、まぶたのカーテンを下ろしてしまった
ことを後悔します。0.1秒後の世界は完全なる絶望となりました・・・・・・
その絶望はサニーに土砂降りのように降り注ぎます。

今回はわずか0.1秒の間に何が起きたのか?
猿王は一体何をしたのか?
それに尽きます。トリコ、ココ、ゼブラは体の一部を残して
消滅(死亡?)してしまいました。
読者の中には猿王の威嚇、アルティメットルーティーンのような技、
猿王の能力による幻覚だと予想している方が多いようですが、
私はこれは現実に起きたことだと予想しております。
いずれにせよ、詳細は次回に明らかになるでしょう。

カカはどうなったのでしょうか?サニーを除く四天王と共に
死んでしまったのでしょうか?それはないと思います。
カカには何か秘密があるからです。

この絶望を乗り越えるにあたり、マッピーがトリコに託した
お守りが鍵となりそうです。またゴールドラビリンスで拾った
缶詰も。

とにかくあまりに衝撃的な展開でした。
遊ぶことなく殺してしまうとは、「八王の問題児」は
飾りではないということです。ゼブラもチョーシに乗った
気に入らない生物を絶滅するまで殺し続けるという
四天王の「問題児」です。
同じ「問題児」でも実力差は歴然でした。

死んでしまったトリコ達を元に戻すにはペアの力が必須となるでしょう。
サニーだけで猿王から男の象徴を奪い取るのは不可能です。
あの愚衛門が幻でないならば、協力してくれるでしょう。
愚衛門はペア捕獲のために産声の樹までやって来たことを
考えると、何か方法があるのでしょう。
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トリコ ペアの正体はなんと・・・・・・

2014年11月23日 | 漫画・アニメ
昨日は届いたトレーニングマシンを運び家の中に入れようとした作業で
かなり疲れてしまい、トリコの感想、予想が遅れてしまいました。

産声の樹を見てトリコは今は夜ではないとサニーに訊き、
サニーは夜は明けたばかりと答えます。
では何故星が見え、樹に満天の星空が広がっているのでしょうか?
宇宙まで枝が伸びていたわけではなく、天然のプラネタリウムのようになっていたのです。
産声の樹は「星屑の樹(スターダストツリー)」とも言われ、
光っているもの全てがペアだとカカは言います。
昔から変わらない美しさだそうです。

ペアは猿王の雄が同種族の雌への求愛行動が目的で飾り
付けた食材で、より美しく輝く「ペア」こそが強さの象徴であり、
その持ち主は多くの子孫を残す権利を得られると下カカは教えます。
美しいほどより人気を得る、孔雀の羽のようです。
サニーは孔雀の羽の例えは解りやすいが、美しい星のような「ペア」は
猿王の体のどの部分なのかと疑問を口にします。

トリコは猿王は何の種族なのか、「バンビーナ」は名前だろうと
八王について訊きます。
「馬王ヘラクレス」に代表される幻獣ヘラク、
「狼王ギネス」という名の最強の狼バトルウルフ、
そして「猿王バンビーナ」の種族は珍獣キンタマンドリル、
八王はある種の代表・最強の個体であることです。
また「○王~」と名称は統一されています。

ギネスといえば、次郎がジョアと闘った時に昇狼ギネスパンチという
宇宙まで届く技を披露しました。あの時に装備した狼王の牙は
狼王ギネスのものである可能性が浮上しました。

ここまで言われると四天王はペアの正体に気付きます。
ペアは猿王バンビーナの体の一部とのことでしたが、遂にその正体が
カカの口から告げられます。それは何と・・・・・・
男、雄のシンボルである「睾丸(キンタマ)」でした!
その時、カカは特に恥らうことなくさらっと「キンタマ」と
胃ってみせました。私はカカならば「睾丸」という言い方をするはずと
考えておりましたので、これは意外でした。
四天王はうろたえました。本当に睾丸が食寶なのかと。
サニーは気持ち悪がります。
カカはまた、バンビーナという名はもともとは、かつて猿王が求愛していた
雌猿の名前という、補足説明をします。
バンビーナ、キショリーナ、キショイキショイとサニーは不快感をあらわにします。

体の一部で「ペア」になっているものがペアだと誰もが予想し、
眼から流れる涙は有力だと思われていました。
もちろん、「睾丸」だと予想していた人々もかなりいました。
しかしやはり睾丸はないだろうとも言われて来ました。
生物の睾丸は昔から滋養強壮のために古来より食されて来た事実があり、
決してナンセンスではありません。
小松の心臓の替わりが睾丸とは、トリコは複雑な思いをあらわにします。
こうもプラネタリウムさながらに鮮やかに輝く食材はそうは見ません、
産声の樹はグルメ百景の1つ、その元になる猿王のペアは一体どれほどの旨みとエナジーを
秘めているのか、トリコは小松が治ったら産声の樹の木陰でペアを食べたいという
願望を口にします。
トリコは愚衛門の姿を見ました。実際には遺跡と同じように嗅覚で
幻?を見たというのが正確yでしょう。この場所に他に人間がいることが
信じられないようで、眼を擦ります。
トリコは愚衛門に会ったことがないので、愚衛門だと解らないのは
無理もありません。
愚衛門は生きているのでしょうか?まだ解りません。

ゼブラは大量にあるのでペアの味見をしたいと言います。
しかし残念ながらペアは数こそ多いが簡単には捕れない
超特殊料理食材で、アカシアのフルコースの中でも特に捕獲が難しい
食材で、それに今は時間が無いので不可とカカに言われます。
小松ならばすぐに捕って料理できる、小松が良くなったらまた戻って食べに来ようと
サニーは言います。そもそも今からその元を捕りに行きまう。優先度は後になります。

カカは四天王にエアを持っているか確認します。
もちろん持っていて、実食もしました。
間もなく0山脈に入ります。
サニーに電シャークにエアを食べさせたか確認します。
もちろん、そして小松の胃にも直接送り込んだとサニーは返答します。
現在小松はエアで作ったカプセルの中にいて
それが空気の層となり、カプセルの中に酸素が行き渡り、
小松は生命を維持できます。
カカはここからが本番、危険地帯は環境だけではない、気を引き締めるように
皆に言います。

天然のサンドリコが見渡す限り生息していました。
その大きさはカカが持っている弱体版とは比較になりません。
電シャークが極力気配を消しているため、今は安全ですが、
カカはほんの少しでも刺激すれば一行は全滅と警告します。
0山脈へ入ります。

慌ただしい下界とは対照的に君が悪いほど静かな0山脈入った一行。
文明の遺跡を出発してから2日経過、その間何度か小松
の様態の急変を処置し、自身らもエアで力を補給しつつ、
生命の気配がほとんどない0山脈を丸1日かけて登って行きます。
小松のタイムリミットまであと4日、ここまでは願ってもないほど
かなり順調です。
しかしそれが、逆に四天王を不安をかき立てます。
百戦錬磨の強者だけが感じ取る胸騒ぎ、
静かに、四天王は己を奮い立たせます。
事が順調に進み過ぎるとかえって不安になるというのは、
現実でも珍しくありません。私にも心当たりがあります。

空飛ぶ豚、トンドラー(捕獲レベル705)100Gマウンテン周辺では
通常見られない生物です。道に迷ったのでしょうとカカは言います。
その咲は・・・・・・とカカは言うものの、既に時遅し、
100Gマウンテンの強大な重力に引き寄せられ潰されてしまいます。
遂に漆黒の100Gマウンテンに到着です。
一行が下りると、既にトンドラーは平らに押し潰されていました。
全ての体液が山へ引き付けられ、そのうち骨まで砕け散りそうです。
恐ろしい重力です。
山肌をよく見ると、地面は生物の死骸でできていました。
100Gマウンテンは数億もの生命が押し潰されて作られたもの、
ブラックホールのように、どす黒い猿山は全てを飲み込みます。

トリコは最初に100Gマウンテンに挑戦します。
ヘビーホールで高重力に耐える訓練をしたトリコでも、
100Gマウンテンの重力に適応するのは容易ではありません。
ヘビーホールの重力は約5倍、100Gマウンテンでは
入り口で既に10倍です。山頂に近付くほど重力は増していき、
山頂では100倍となります。
徐々に体を重力に慣れさせなければ前へは進めません。
小松を運ぶとは言いますが、どうしようがやはり無謀でしょう。

ココ、サニー、ゼブラが冷汗を出して恐怖していました。
あのゼブラすら恐怖するとはまさか・・・・・・
カカは冷汗はかいていませんでした。
瞳孔は恐怖で小さくなっていましたが、何か怪しさを感じます。

トリコの背後には何と、何とあの猿王バンビーナが!
至極の絶望とはこのことです。
バンビーナはトリコと同じか、それよりも小さい人間大でした。
馬王ヘラクレスの1/1000未満です。

早くもバンビーナとの対面が実現しました。
これまでのバンビーナの性格を考慮すると
いきなり殺すといったことはしないでしょう。
バンビーナにとって四天王は久方振りの来訪者です。
小松のタイムリミットまで、四天王は猿王の遊びに付き合わされ、
それで猿王に認められれば「ペア」をもらえると予想します。
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トリコ 猿王の戯れ カカの真意

2014年11月17日 | 漫画・アニメ
今回は10ページ以上が猿王バンビーナの遊びについてでした。

誰もが、特に男性は幼い頃、水切りという水溜りや川に水面で跳ねるように石を投げて、
跳ねた回数を競う遊びをしたことがあるのではないでしょうか?

石が海面を跳ねていき、それに猿王は気付き、
笑みを浮かべます。石が跳ねて来る方へ向かい、石は猿王の額にぶつかって止まります。
すると猿王は声を上げて笑い出します。他にも同じような石がたくさんありました。
山々を見渡せる高台に登り、山々を何かを探している様子で見渡し
丁度良いものが見付かったのか、ある山のふもとに飛び降り、
尻尾でその山をふもとから容易く切断してしまいます。

切り取った山を受け止め、楽しそうに海の方へ駆けて行き、
山を放り投げてしまいます。水切りを小石ではなく巨大な山でしてしまう、
それが八王である猿王バンビーナなのです。
山が小石さながらに跳ねていきます。

グルメ界名物「水切り山」、
その光景は標高1500m以上の山がマッハ1の速さで海を跳ねていくもので
何と実に220000kmもの距離を速さを落とすことなく跳ね続け、ここでいう
220000kmはトリコの世界での地球の周径に相当します。
トリコの世界の地球は現実世界の地球の約5.5倍の大きさであるということが
このことから判明しました。
山が跳ねている間に風、気温、陸、海に削られ次第に小さくなっていき、
およそ1週間後、つまり地球を1週した後、巨大だった山は見る影もなく、
ほんの小さな石ころになってしまいます。
水切り山の原因は原因不明の天候の1つと言われていますが、
その実は猿王がただの暇つぶしだったというのです!
それを示すかのように、山を投げ終えた後、
猿王は退屈そうに指を入れて鼻をほじり、尻をかいています。

トリコ達の方へ話は移ります。
四師範の一角が倒れたことにより、エリア7は激しく動揺、
北マウンテンエリアで崩れた食のルールは他のエリアにも
波及し、たかが外れた猿達の反乱はうねりとなり、
大陸の生物はあふれる食材を好きなだけ貪りました。
その動乱を尻目にトリコ一行は進みます。

自由な捕食こそ自然のあるべき姿、
トリコはその光景を良しとしました。
この雄大な自然の恵みを分け合わないのは
それこそ不自然とココはトリコに同意します。

カカはエリア7の動植物がこれほどまで巨大なのは食寶ペアのお陰と言います。
ペアの元は確かに猿王の体の一部ではありますが、
通常のペアは産声の樹にあるそうです。
0山脈のふもとに位置する産声の樹から流れるスープ「ペア」、
その莫大な栄養分恩恵を受け、エリア7は巨大になったそうです。

しかし、ブルーニトロがペアを奪うようになり、エリア7の栄養は
著しく減少、そして枯渇した栄養を生物から吸収しようと突然変異で生まれた
のがサンドリコだというのです。
サンドリコは多くの生物を殺して来たと同時に、
ブルーニトロの行動も抑制し、
それによりペアの栄養は徐々に再びエリア7に流れて始めました。
エリア7を破壊し続けて来たサンドリコがエリア7を元に戻したとは皮肉なことです。
サンドリコの抗アレルギー剤を作ったのは、カカが加担していたかつての文明かと
ココは問います。自分の推理が正しいか尋ねたという方が正しいでしょう。

カカはそうだと答え、ブルーニトロは抗アレルギー剤の作り方、
ペアの本当の調理法も知らないと続けます。
小松に死なれて困るのはトリコ達だけではないとも言います。

どういう意味だとトリコは問います。
グルメピラッドに残されていたノートを持ち出したのは小松かと、
答えは既に解っているかのように訊きます。
何か怪しくなって来ました。
トリコは手帳があった場所には行かなかったので知りません。
中を見たのかとも訊きます。
ますます怪しい・・・・・・
小松の頭の中には未来の食の希望が詰まっていると言います。

トリコ達はそのような理由で小松を救おうしているのではない、
小松が死んでしまったらもう一緒に食べることができなくなる、それだけと
言います。この言葉に嘘は欠片もありません。
カカは少し誤解をさせてしまったと言い、
命の恩人として、乾眠から起こしてくれたお礼を言いたいだけと笑顔で言います。
トリコに対して、こちらはどうしてか信用できません。笑顔が作り物である
感じがぬぐえません。
そうこう話しているうちに、産声の樹がもうすぐ目の前というところまで来ました。
ココは小松の様子を見て来るとその場を離れます。
その時のココの表情は疑心に満ちていました。

そしてとうとう0山脈のふもと、産声の樹までやって来ました。
枝の近くには何と惑星のようなものが見えるではありませんか!?
まさか枝が宇宙空間まで伸びているとでもいうのでしょうか?
そしもそうであるならば、世界で3番目に大きな樹でこの大きさ。
世界一大きい樹は一体どこまで伸びているというのでしょうか?

今回は猿王の凄まじさ、カカへの疑惑の浮上が印象的でした。
遊びであのようなことができる猿王が本気で闘えば、今の四天王に
勝機などありません。そもそも本気でなくとも勝機は限りなく0に等しい。
あくまでペア入手が最優先、必須事項なので、勝たなくとも問題はありませんが、
猿王の強さを見せ付けられた後になると、本当にペアを入手できるのか心配です。

カカに関しては、何故そこまで小松にこだわるのか不思議です。
あのノートはカカが残した可能性が高そうです。
あのノートには背筋が凍るような恐ろしいレシピが記されていました。
当時のマンサムの話からして「人間」の調理法でしょう。
ニトロは奴隷にした人間にグルメ細胞を注入したという事実が
エア編で明らかになっています。人間の味を良くするのも目的の1つだったと
推察されます。カカは人間を殺して調理して食べるような残虐なニトロだったのでしょうか?
チチが味方だったからといって、他の味仙人も味方であるとは限りません。
チチがIGO側とするならば、カカ、ジジは美食会、NEOに所属しているかも知れません。
理由は不明ですが、カカは小松を利用、用済みになったら殺害するのでは?
と私は考えております。



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トリコ 300話達成 VSゴリタウルス

2014年11月10日 | 漫画・アニメ
チョーシに乗っているゴリタウルスをブッ潰すのではなく、
生命の二重らせんをブッた切るために、
ゼブラは超音波ボイスカッターを発動、ゴリタウルスを真っ二つに切断してしまいます。
超音波ボイスカッターはボイスカッターに毎秒4万回の超音波振動を加えて
切れ味を上げた強化版です。
これにより、ゴリタウルスは生まれて初めて視界が真っ二つに割れるという
経験をすることになりました。
切り口から顔のような何かが無数に出現します。ホラーです。
体を再結合させるためのようです。

ココは劇毒の雫(ドリップポイズン)、トリコはフライングフォークを繰り出し、
毒をフォークにまとわせて合体させたポイズンフォークで
切り口に追撃を与えます。

すると本体が顔を出しました。あの山のような姿は仮のものでした。
本体は名が示すように上半身はゴリラ、下半身はケンタウルスと
なっています。
口から光線を射出しようとします。トリコは電シャークにこの場を
離れろと命令します。電シャークは口から謎の液体を吐き出し、
そこに飛び込みます。原理はどうなっているのでしょうか?
テリー、キッス、クインも参戦します。

サニーは左腕を魔王の髪、サタンヘアに変え、ゴリタウルスの光線を
受け止めようと、正確には食らおうと構えます。
他の四天王、カカも各々の防御技で身を守ります。

面々がいる場所だけは無傷でした。攻撃が当たらなかった場所ではなく、
サニーの左腕がエナジー波攻撃を文字通り「食べた」のです。
しかし全部は食えず、左腕だけでは量がかなり少ないものの、
全員無事でいられるだけの量は食えました。
そして食べたものは吐き出せるとのことで、その際クッキングフェス編で
サニーと激戦を繰り広げ、最期はサタンヘアに喰われて死亡した
あの美食会副料理長トミーロッドの顔が浮かび上がりました。またホラーです。
魔王の吐瀉物、サタンボミットで食べた分のお返し、顔面に直撃するも決定打にはなりません。
ここから全員で反撃開始です。

ジェットボイスで高速移動、ゼブラも悪魔の左腕を顕現させ死神の拳、デスナックルを
打ち込もうとするも、ゴリタウルスはクレイジーサルサが釘パンチを受け流したあの技、
猿武打撃流しで拳の軌道を逸らします。しかしその先にはサニーがおり、
魔王のフライ返し、サタンアタックで弾いてゴリタウルスの下半身背側に直撃させます。
たまらず苦悶の表情を浮かべます。
ココはインバイトデスに止めを刺したカビの槍、モウルドスピアを打ち込みます。
ゴリタウルスは猿武山割りで反撃、しかし当たりません。
ゴリタウルスは毒に対する抗体をも自力で精製し、トリコ、ココを驚かせます。

トリコはゴリタウルスに問いかけます。
食べ物を独占し、更に上の地位へ登りつめようとは何か?
まさか八王の座でも狙っているのか?
更に続けます。一度八王と闘ったことがある、
残念ながらお前達が何万頭と束になろうが八王には遠く及ばないと。
そしてジェットフォークを放ち、鉄平に打った時は避けられてしまいましたが、
今度は命中しゴリタウルスの右腕を消滅させます。

カカは今サンドリコを使うようココに言うものの、ココは拒否し、
師範レベルにサンドリコを使うならば猿王とは到底闘えない、
それに、これから与える毒は致死率100%の猛毒ではなく、
依存率100%の中毒と言い、
驚愕の免疫力を有するグリンパーチすら苦しめたデビルポイズンを
ゴリタウルスに注入します。
依存率100%の中毒とは何か?その毒無しでは生きられないようにするのでしょうか?

わずか1週でゴリタウルスとの激闘は決着、その決着は北マウンテンエリアのルールの
崩壊を告げ、エリア7のパワーバランスは崩れ、大陸の歯車は狂い出しました。
四天王の新技の数々を受けながらもまだ生きているゴリタウルスに、
トリコはねぎらいの言葉をかけ、猿達皆でコンソメマグマを食べるよう勧めます。
食の価値観も変わり始めました。
カカは四天王の中に潜むグルメ細胞は猿王をも・・・
と四天王に可能性を見出します。
読者側からすればまだ遠く及ばないのですが・・・・・・
猿王との死闘の最中で成長、覚醒するのでしょうか?
既に師範との激戦は決着したので、電シャークが出て来ました。
小松は無事でした。小松ばかりで電シャークはあまり心配されていないようで悲しい・・・・・・

最後に、遂にバンビーナの素顔が明かされました。
私は、バンビーナは醜いと思いました。
ヘラクレスの子が生まれた時、他の八王はそれを察知しました。
その時に八王の顔が小さく載っていましたが、その時点でも
バンビーナは恰好良くないと思っておりました。
しかし、実際には見た目は重要ではありません。
八王は強さこそ全てだと考えます。
下界で激闘が繰り広げられていたにもかかわらず、
猿王は全く意に介していませんでした。
八王から見れば、やはり四天王はまだまだ弱いということでしょう。

これから残りの師範がどう出るか気になるところです。
ゴリタウルスを倒しただけではエリア7を救えないので、
やはり残りの師範との戦闘は不可避でしょう。
四師範は四天王と同じような立場で、バトル系では
最初の四天王は最弱ということが非常に多いので、
残りの師範はゴリタウルスよりも強いことが予想されます。
トリコ達はゴリタウルス戦ではあまり苦労している様子ではなかったので、
何とかなるでしょう。
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