カカが壁の一部を押すと扉が開き、地上への隠し通路が出現しました。
古代遺跡にはグルメピラミッドにもあった隠し通路がかなり存在し、
一行が通るのは最も内陸側へ通じる道です。
大陸の規模を考えれば必然と言えるでしょう。移動が楽になりますから。
トリコはカカが持っているパックン似の花について尋ねると、驚くべきことが
判明しました。花の名は「サンドリコ」、ペア入手の旅で必ず持ち歩かなければならないもので、
皆の命を守る切り札であり、とても危険な花であると言いますが、トリコは直ぐには解せないようです。
扱いを誤れば皆死ぬとカカは続けます。サニーもあまり信じられないようです。
かつてこの巨大大陸エリア7は何度も生物の大量絶滅の危機を経験し、
その中で他のどの生物よりも多くの生物に死をもたらしたのはサンドリコで、
正確には花粉、しかしエリア7の生物には皆サンドリコへの恐怖の記憶がまだ残っているとのことです。
出口が見えて来ます。外へ出るといきなり巨大な蟻「サファイアント(捕獲レベル702)」
と遭遇、カカがサンドリコを見せると一目散に逃走しました。サンドリコの
効力は絶大でした。ゼブラはトリコ達を襲った猿達もサンドリコを見て
おびえていたように見えたことを思い出します。
サンドリコの花粉は猛烈なアレルギー(英語ではアレルギーとは発音しません)反応を
引き起こす抗原を持っていて、
どのような生物でも一度吸い込むと花粉症に侵されるとのことです。
花粉症が大量絶滅の原因とは到底信じられません。
トリコもそういった反応を見せます。
サニーはカカが言ったことを信じられず、針に触らないように忠告を
受けたにもかかわらず触ってしまいます。
すると口から花粉が吐き出され、四天王全員からおびただしい量の
止まらない涙、鼻水、汗が流れ出て行きます。くしゃみも止まりません。
偶発的とはいえ、ゼブラの泣き顔を見ることになるのはこれが最初で最後になるでしょう。
それにより体中の水分が大量に失われます。大量の水分が電シャークから
漏れていきます。脱水で死ぬ寸前です。
カカが持っていた超貯水ナマコで何とか一命を取り留めます。
カカがを持っていなければ死んでいました。
そう考えると恐ろしい。
ゼブラはサニーに文句を言います。
危うく死ぬところだったので無理もありませんが、制止をきかずに
猿に攻撃したゼブラが言えたことではないと思います。
小松はバリアを張っていたために無事でした。
もしも小松にも四天王と同じことになっていたら・・・・・・
考えるだけで寒気がしますね。
カカは花粉症に侵されませんでした。抗体を持っているからか、それとも・・・・・・
カカによれば、サンドリコの花粉は生物の大小にかかわらず、
体内の全水分をわずか数秒で排出させるとのこと、天然者は
致死率100%、カカが持つ個体は品種改良で抗原を弱くしたものだそうです。
弱体版でこれほど脅威だというのに、天然物は一体・・・・・・
更に抗アレルギー剤は数が限られており、しかも何度か使えば、学習能力を持っているのか、
抗原が変異して薬が効かなくなるといいます。
グルメ界には多未知の病がいくつも存在し、まさか致死率100%のアレルギー疾患が
存在するとはココでも予想外でした。
グルメ界の環境の洗礼は終わりません。
カカはサンドリコは武器ではなく、あくまで戦闘を回避するための威嚇に過ぎないと言います。
エリア7の生物の遺伝子にはサンドリコの恐ろしさが深く刻まれているため、一瞬でも
見せればほとんどは逃げて行くでしょう。逃げないほど強い生物がいるかどうかは
まだ解りませんが・・・・・・
メガトンタンポポという巨大なタンポポの種に乗り移動します。
タンポポの綿毛で移動するとは、サニーも思っていなかったようです。
山頂が変わった形をした山を発見、その山は鍋山といい、
火口からはあの次郎のフルコースのスープに選ばれている「コンソメマグマ」が
あふれているとのことです。幻の高級スープです。
今後も道中で次郎のフルコースが見付かるかも知れません。
エリア7は面積の70%を切り立った山々が占める山の大陸であり、
100Gマウンテンを中心とし、4つのエリアに分けられており、
それぞれを猿武の師範が統治しているとのことです。
一行は現在北マウンテンエリアにおり、支配者は猿武四師範の一頭であるゴリタウルス、
エリア7のルールを決めたのは四師範であり、
師範は猿王から自由を与えられており、
四師範はそれぞれが4つの派閥に分かれ、自由な捕食を完全に禁じる厳格なルールを敷き、
とカカから教えられます。
四師範は自分の地位を更に高めるために、自らだけが食べ物を独占するという、
現実世界にもいる腐敗した官僚と同じことをしています。
そして下級民を厳しいルールで苦しめる。
まさにサブタイトルにもある「圧政」です。
この事実にトリコは苛立ちを隠せません。
ココが何かに気付きます。
多くの猿達が上下逆さまになって見事なまでに直立した状態で死亡していたのです・・・・・・
その光景はあまりに常軌を逸脱していました。殺されたのでしょうか?
頭部が切断されたように見えます。
トリコはこの猿達があの時襲って来た猿だと気付きます。
ココはこの猿達は殺されたのではなく自害したと言います。
サニーは上の許可なしにあまりの空腹に耐えかねて襲撃して、
それが見付かってしまい、他の誰かに殺される前に自害したと推理します。
明らかにおかしい、自然のあるべき姿ではありません。
自害し損ねたのか、上からの命令なのか、ココと対峙したイアイアイが向かって来ます。
イアイアイが師範の命令なのか、サンドリコを目にしてもおびえながらトリコへ
向かって行きます。上からの命令、遺伝子に刻まれた恐怖、どちらの方が絶対であるか
試します。サンドリコの花粉によって体中の水分が瞬く間に放出され、
死の危機に瀕します。トリコはエリア7のおかしさに遂に限界に達したのか、
エリア7は広大だがどこよりも狭く息苦しい、まるで監獄だと
思いを吐露します。トリコは超貯水ナマコ、抗アレルギー剤を与え、一切れの肉を差し出します。
そして自然の有りようを涙ながらに食べるイアイアイに説きます。
イアイアイの涙は花粉症によるものではない、本物でした。
師範「ゴリタウルス(捕獲レベル1405)」がトリコ達の背後にいました。
トリコ達が八王と勘違いしてかなり動揺したあの山のような猿です。
あれが生物だったのは驚きです。私はあれが動くとは思っていませんでした。
どのようにして動くのか興味があります。マントを身にまとっているように見えます。
エリア7を猿の圧政から解放し、真の自然を取り戻すため、トリコの激闘がまさに始まろうとしています。
師範の捕獲レベルが予想よりもかなり低いと思いました。新入りの時点で600台ということから
私は少なくとも2000~3000はあると思っておりました。恐らく大方の予想通り、
四獣本体のように捕獲レベルを変化させるでしょう。猿武の師範なので
急激にレベルが上昇するかも知れません。
新入りとの戦闘では油断していたから不覚を取られたのでしょう。
最初から全力ならば師範程度も倒せるでしょう。
四師範と四天王は奇しくも数が一致しています。エリア7を救うためには、
ゴリタウルスだけでなく残りの師範も倒す必要があります。
他の師範はゴリタウルスよりも強いかも知れません。
四師範を倒した後は、コンソメマグマを飲んで体力回復、あわよくば更なるパワーアップを
図りたいところです。コンソメマグマは恐らく(超)特殊調理食材だと思われます。
マグマはかなりの高温で、そのまま飲めるとは考えられません。
しかし普通に冷ますと味が著しく劣化してしまう、あるいは岩石になってしまう、私はそう考えます。
そこで味を劣化させない、岩石化させないような特殊な調理が必要になると推測できます。
小松は危篤状態なので不可能です。カカは味仙人なので、コンソメマグマを
調理できると思われます。小松が回復した後に全員で飲むこともあり得るでしょう。
古代遺跡にはグルメピラミッドにもあった隠し通路がかなり存在し、
一行が通るのは最も内陸側へ通じる道です。
大陸の規模を考えれば必然と言えるでしょう。移動が楽になりますから。
トリコはカカが持っているパックン似の花について尋ねると、驚くべきことが
判明しました。花の名は「サンドリコ」、ペア入手の旅で必ず持ち歩かなければならないもので、
皆の命を守る切り札であり、とても危険な花であると言いますが、トリコは直ぐには解せないようです。
扱いを誤れば皆死ぬとカカは続けます。サニーもあまり信じられないようです。
かつてこの巨大大陸エリア7は何度も生物の大量絶滅の危機を経験し、
その中で他のどの生物よりも多くの生物に死をもたらしたのはサンドリコで、
正確には花粉、しかしエリア7の生物には皆サンドリコへの恐怖の記憶がまだ残っているとのことです。
出口が見えて来ます。外へ出るといきなり巨大な蟻「サファイアント(捕獲レベル702)」
と遭遇、カカがサンドリコを見せると一目散に逃走しました。サンドリコの
効力は絶大でした。ゼブラはトリコ達を襲った猿達もサンドリコを見て
おびえていたように見えたことを思い出します。
サンドリコの花粉は猛烈なアレルギー(英語ではアレルギーとは発音しません)反応を
引き起こす抗原を持っていて、
どのような生物でも一度吸い込むと花粉症に侵されるとのことです。
花粉症が大量絶滅の原因とは到底信じられません。
トリコもそういった反応を見せます。
サニーはカカが言ったことを信じられず、針に触らないように忠告を
受けたにもかかわらず触ってしまいます。
すると口から花粉が吐き出され、四天王全員からおびただしい量の
止まらない涙、鼻水、汗が流れ出て行きます。くしゃみも止まりません。
偶発的とはいえ、ゼブラの泣き顔を見ることになるのはこれが最初で最後になるでしょう。
それにより体中の水分が大量に失われます。大量の水分が電シャークから
漏れていきます。脱水で死ぬ寸前です。
カカが持っていた超貯水ナマコで何とか一命を取り留めます。
カカがを持っていなければ死んでいました。
そう考えると恐ろしい。
ゼブラはサニーに文句を言います。
危うく死ぬところだったので無理もありませんが、制止をきかずに
猿に攻撃したゼブラが言えたことではないと思います。
小松はバリアを張っていたために無事でした。
もしも小松にも四天王と同じことになっていたら・・・・・・
考えるだけで寒気がしますね。
カカは花粉症に侵されませんでした。抗体を持っているからか、それとも・・・・・・
カカによれば、サンドリコの花粉は生物の大小にかかわらず、
体内の全水分をわずか数秒で排出させるとのこと、天然者は
致死率100%、カカが持つ個体は品種改良で抗原を弱くしたものだそうです。
弱体版でこれほど脅威だというのに、天然物は一体・・・・・・
更に抗アレルギー剤は数が限られており、しかも何度か使えば、学習能力を持っているのか、
抗原が変異して薬が効かなくなるといいます。
グルメ界には多未知の病がいくつも存在し、まさか致死率100%のアレルギー疾患が
存在するとはココでも予想外でした。
グルメ界の環境の洗礼は終わりません。
カカはサンドリコは武器ではなく、あくまで戦闘を回避するための威嚇に過ぎないと言います。
エリア7の生物の遺伝子にはサンドリコの恐ろしさが深く刻まれているため、一瞬でも
見せればほとんどは逃げて行くでしょう。逃げないほど強い生物がいるかどうかは
まだ解りませんが・・・・・・
メガトンタンポポという巨大なタンポポの種に乗り移動します。
タンポポの綿毛で移動するとは、サニーも思っていなかったようです。
山頂が変わった形をした山を発見、その山は鍋山といい、
火口からはあの次郎のフルコースのスープに選ばれている「コンソメマグマ」が
あふれているとのことです。幻の高級スープです。
今後も道中で次郎のフルコースが見付かるかも知れません。
エリア7は面積の70%を切り立った山々が占める山の大陸であり、
100Gマウンテンを中心とし、4つのエリアに分けられており、
それぞれを猿武の師範が統治しているとのことです。
一行は現在北マウンテンエリアにおり、支配者は猿武四師範の一頭であるゴリタウルス、
エリア7のルールを決めたのは四師範であり、
師範は猿王から自由を与えられており、
四師範はそれぞれが4つの派閥に分かれ、自由な捕食を完全に禁じる厳格なルールを敷き、
とカカから教えられます。
四師範は自分の地位を更に高めるために、自らだけが食べ物を独占するという、
現実世界にもいる腐敗した官僚と同じことをしています。
そして下級民を厳しいルールで苦しめる。
まさにサブタイトルにもある「圧政」です。
この事実にトリコは苛立ちを隠せません。
ココが何かに気付きます。
多くの猿達が上下逆さまになって見事なまでに直立した状態で死亡していたのです・・・・・・
その光景はあまりに常軌を逸脱していました。殺されたのでしょうか?
頭部が切断されたように見えます。
トリコはこの猿達があの時襲って来た猿だと気付きます。
ココはこの猿達は殺されたのではなく自害したと言います。
サニーは上の許可なしにあまりの空腹に耐えかねて襲撃して、
それが見付かってしまい、他の誰かに殺される前に自害したと推理します。
明らかにおかしい、自然のあるべき姿ではありません。
自害し損ねたのか、上からの命令なのか、ココと対峙したイアイアイが向かって来ます。
イアイアイが師範の命令なのか、サンドリコを目にしてもおびえながらトリコへ
向かって行きます。上からの命令、遺伝子に刻まれた恐怖、どちらの方が絶対であるか
試します。サンドリコの花粉によって体中の水分が瞬く間に放出され、
死の危機に瀕します。トリコはエリア7のおかしさに遂に限界に達したのか、
エリア7は広大だがどこよりも狭く息苦しい、まるで監獄だと
思いを吐露します。トリコは超貯水ナマコ、抗アレルギー剤を与え、一切れの肉を差し出します。
そして自然の有りようを涙ながらに食べるイアイアイに説きます。
イアイアイの涙は花粉症によるものではない、本物でした。
師範「ゴリタウルス(捕獲レベル1405)」がトリコ達の背後にいました。
トリコ達が八王と勘違いしてかなり動揺したあの山のような猿です。
あれが生物だったのは驚きです。私はあれが動くとは思っていませんでした。
どのようにして動くのか興味があります。マントを身にまとっているように見えます。
エリア7を猿の圧政から解放し、真の自然を取り戻すため、トリコの激闘がまさに始まろうとしています。
師範の捕獲レベルが予想よりもかなり低いと思いました。新入りの時点で600台ということから
私は少なくとも2000~3000はあると思っておりました。恐らく大方の予想通り、
四獣本体のように捕獲レベルを変化させるでしょう。猿武の師範なので
急激にレベルが上昇するかも知れません。
新入りとの戦闘では油断していたから不覚を取られたのでしょう。
最初から全力ならば師範程度も倒せるでしょう。
四師範と四天王は奇しくも数が一致しています。エリア7を救うためには、
ゴリタウルスだけでなく残りの師範も倒す必要があります。
他の師範はゴリタウルスよりも強いかも知れません。
四師範を倒した後は、コンソメマグマを飲んで体力回復、あわよくば更なるパワーアップを
図りたいところです。コンソメマグマは恐らく(超)特殊調理食材だと思われます。
マグマはかなりの高温で、そのまま飲めるとは考えられません。
しかし普通に冷ますと味が著しく劣化してしまう、あるいは岩石になってしまう、私はそう考えます。
そこで味を劣化させない、岩石化させないような特殊な調理が必要になると推測できます。
小松は危篤状態なので不可能です。カカは味仙人なので、コンソメマグマを
調理できると思われます。小松が回復した後に全員で飲むこともあり得るでしょう。