最近、確率統計の初歩を教えてほしいという依頼があったときは、高校数学の該当箇所を利用することが多くなりました。
理由は内容がしっかりしているからです。教科書の記述もわかりやすく、充実していてクセがありません。
問題集も多く、センター試験も含め、豊富な問題演習ができます。
ちなみに高校数学でカバーする確率統計分野は下記のとおりです。
(数学I)度数分布・代表値、四分位数・箱ひげ図、分散・標準偏差・相関係数
(数学B)確率変数・二項分布、連続型確率変数・正規分布、平均値・比率の推定
まさしくスタンダードな内容で、これに 推定の続きで検定、回帰と簡単な重回帰 を加えれば大学教養課程にも相当します。
すばらしい! 歴史をめぐっては何かと議論の多い教科書検定ですが、この分野については多数の専門家の知恵が生かされています。
このノリで大学教養課程くらいまで「検定」してくれるとすごくいい教材ができそうです。
大学には「学問の自由」が必要ですが、こういったテクニックの習得には規格化・標準化が必要に思えます。
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