夕日さすまに いそしめよ(旧「今日までそして明日から」)

人生、宗教、世相、趣味などを思いつくままに記す

主の鍛錬を軽んじてはいけない

2014-08-16 18:22:56 | 日曜日のメッセージ
 本日、読まれた聖書、ヘブライ人への手紙に登場してくるのは、第一世紀の終わり頃のクリスチャンたちだ。彼らの生活状況はとても厳しいものであった。キリスト教は一般世間でまだ容認されず、キリスト教徒であるがために、様々の困難を経験していたのである。なにしろ、ドミティアヌス帝というキリスト教徒を迫害した皇帝が在位していた時代である。クリスチャンに対する世間に風当たりがどんなものであったかは想像に難くない。彼らはローマ帝国の役人から不当な扱いを受け、一般市民からも白眼視され、家族親類縁者との交際もなにかとしづらく、肩身の狭い思いをしながら暮らしていた。また、官憲や暴徒からひどい目にあったという人もいた。 . . . 本文を読む