夕日さすまに いそしめよ(旧「今日までそして明日から」)

人生、宗教、世相、趣味などを思いつくままに記す

復活のイエス、岸辺に立つ

2012-04-21 21:54:48 | 日曜日のメッセージ
 ヨハネによる福音書21章1~14節。この場面は弟子たちの生まれ故郷、ガリラヤ湖畔での出来事である。ティベリアス湖とはガリラヤ湖の別名だ。イエスと過ごした三年あまりの日々が瞬く間に終わり、弟子たちはまたイエスと最初に出会った場所、ガリラヤ湖畔に戻ってきた。そこには、ペトロをはじめ、トマス、ナタナエル、ゼベダイの子たちなど、七人の弟子が集まっていた。彼らがここに戻ってきてできることはと言えば、舟に乗って漁に出かけることしかなかった。それは彼らのもとの生業であった。そこで、ペトロが漁にでも行くかと腰を上げると、他の弟子たちもついてきて、一緒に舟に乗ったと言われている。しかし、その夜は何もとれなかったのである。復活のイエスは、「何もとれなかった」無力な弟子たちに声をかけておられる。そして、もう一度、今度は御自分の導きで網を打つよう命じておられる。そして、主が命じたとおりにもう一度やってみると、今度はすばらしい結果がもたらされたのである。 . . . 本文を読む