しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

THE ALFEE LIVE  相模大野

2010年05月15日 | 音楽
THE ALFEE   AUBE 2010
新世界 NEO UNIVERSE

2010.5.12(水)     グリーンホール相模大野

「このツアー始めての6時半始まりで、なんだか新鮮」と幸ちゃん。
今まで、土日と祝日だけだったのだ。
そして、「次の広島でもう折り返し」そうなんだ。
しかし、ツアー初参加の人が多かった。
新曲はまだノリがバラバラで、自分もその都度違う。

高見沢さんがよく語った日。
いつもより時間が長めだったのは、語った分。
アルバムについても色々と。
「アルバムの曲は難しい。いや、難しいんじゃなくて引き応えがある。
だからみんなは、聴き応えがあるだろ。
みんながアルバムを聴き込んで来てくれたのは見ていてよく分かる。
今からでも遅くないから。みんな幸せになろうよ。
どうしたら幸せになれるか、それは新世界を買うこと。
聴かなくてもいいから買いましょう。
これは、さだまさしさんから譲り受けました。本人には断わっていませんが」
「新しい曲は、これからどうなって行くか。
10年後、LAST OF EDEN歌えるだろうか(苦笑)。
いや、こっちもそうだけど、みんなも昔の曲を聴くと、反射神経で動けるだろ。
夢よ急げのイントロを聴くと、プチッと切れるだろ。
それは長年みんなと一緒にやってきたからだ。だから反射神経で動けるんだ」
ん、反射神経ではなく、条件反射かなと思ったけど、分かる。

「歌詞の中で夢という言葉がよく出て来ると言われる。
昔はコンサートツアーをするのが夢だった。
だから今はまさに、その夢の中にいる。
この夢から覚めたくないから、その為に努力している。
夢の中にいるから、その言葉が出てくるのだと思う」
「意識して使っているのは、風。
辛い時に、そよ風が吹いて来て慰められたりする。
言葉の比喩で、力を出す時に、向かい風に向かって行くというのもある。
風にはそういう力を感じる。
これは、昔、風をそういう風に意識したから。
兄貴の部屋から聴こえて来た、ボブ・ディランの『風に吹かれて』
フォーク嫌いだったから、なんだよーと思っていたけれど、妙に印象に残る声とメロディ。
ある時歌詞を見たら、凄くいいことが書いてあって驚いた」

そして、ボブ・ディランが先日来日した時に聴きに行ったそうだ。
『風に吹かれて』を聴くために。
ところが、5日間のZeppTOKYOは毎回違う歌という設定。
「えーっ、毎日同じ曲やれよー、同じコントやれよー」
1日しか行けなかった高見沢さんは、外れたと思ったそうだが、最後の曲で突然サビが聴こえて、
「あっ、これだ」と。
アレンジが全然違うから、始めは分からなかったそうだ。
そして、ディランは今を大切にしているのだと分かった。
昔の「風に吹かれて」ではなく、今現在の「風に吹かれて」を歌っている。
「こうやって今でいいんだ、アルフィーもそうだから。
それが分かっただけでも、行って良かったと思った。
星ディスは変えないよ。あのイントロがなかったら星ディスじゃないものね」

MCのテーマ、影響を受けたアーチストでは、話の流れで、
高見沢さんのレコード盤の扱いが、いかに酷いかで盛り上がる。
桜「レコード拭いたことあるのか」
高「そんな面倒なことしないよ」
そして傷だらけで、今は聴けない。直ぐに真ん中まで流れて行ってしまうらしい。
持つのも鷲掴みらしい。
「CDはどう持つの」と聞かれ、人差し指を1本立てて、その上に乗せている仕草。
桜「その状態になる前にはどうするんだよ。すぐにはそうならないだろ」
高見沢さんはケースから指1本で取り出すジェスチャーを一生懸命していた。
そして、気に入ったようで、ずっと人差し指を立てていた。
幸ちゃんが羨ましそうに、そして残念そうに言ったのは、高見沢さんが『イムジン河』のレコードを持っていたこと。
おじさんが、東芝EMIにいてもらったそうだ。
ところが、そのレコードを割ってしまったと。

レコードは桜井さんはベストを3枚だけ持っていた。
ブルーコメッツとS&Gと加山雄三さん。
プレーヤーがなかったからだそうだ。
「聴こえないかなーって、じっと見てた」
幸「針を走らすと少し聴こえるんだよね」
桜「そう、新聞をこう細くして・・・・・嘘に決ってるだろ!!」

3人のやり取りはホントに楽しく、笑顔もいっぱい見られた。


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