しましましっぽ

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「塞王の楯」 今村翔吾

2024年03月15日 | 読書
「塞王の楯」 今村翔吾   織田信長に攻められ陥落した一乗谷。父母と妹と暮らしていた匡介(きょうすけ)は、飛田源斎に助けられ近江に行く。源斎は近江の石垣職人集団、穴太衆(あのうしゅう)の飛田屋の頭で、匡介も石積みを学び跡取りに指名されるまでになる。匡介には石の声が聞こえ、適格に石を使って行くことが出来た。近江には技能を売りにする者が多く、穴太衆の他に、諜報や工作を請け負う甲賀衆、鉄砲を生産する国友 . . . 本文を読む
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