「天国でまた会おう」 ピエール・ルメートル 2016年06月15日 | 読書 「天国でまた会おう」 ピエール・ルメートル 早川書房 Au revoir la-haut 平岡敦・訳 1918年11月2日。 第一次世界大戦が終わる10日ほど前。 アルベール・マイヤールが所属するフランスの部隊はドイツの部隊と、百十三高地攻防で向かい合っていた。 しかし、休戦の噂が真実味を帯びる中、兵士の戦意は下がり、それはドイツも同じようだった。 アルベールは、プラデル中尉 . . . 本文を読む