しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「夜の写本師」  乾石智子 

2014年09月02日 | 読書
「夜の写本師」  乾石智子   東京創元社       魔導師アンジストが支配するエズキウム。 そこでカリュドウは右手に月石、左手に黒曜石、口の中に真珠を持って生まれる。 産婆も務める女魔導師のエイリャは、恐れる両親をなだめて口止めし、カリュドウを自分の館に連れ帰る。 そこはキーナ村の御天守山にあり、カリュドウは山野を駆け回り元気に育つ。 エイリャは物心つく頃から、本を与える。 カリュドウは12 . . . 本文を読む
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