しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「泣き童子 三島屋変調百物語 参之続」  宮部みゆき

2014年05月06日 | 読書
「泣き童子 三島屋変調百物語 参之続」  宮部みゆき   文藝春秋     江戸神田三島町にある袋物屋、三島屋。 主人伊兵衛の姪おちかが黒白の間で聴く不思議話の第三弾。 「魂取の池」 神無月はじめの亥の日の炬燵開きの日。 黒白の間を訪れたのは、おちかと同じ年頃の文という娘だった。 文は年が明けたら嫁に行くと言う。 しかし、やきもち焼きが強く、それを心配した母親が文に語った昔話があり、それをおち . . . 本文を読む
コメント