しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「鬼の跫音」  道尾秀介 

2012年01月18日 | 読書
「鬼の跫音」  道尾秀介       角川書店 5編からなる短編集 「鈴虫」 11年前、大学生の時、私は友人のSの死体を埋めた。 それを見ていたのは鈴虫だけだった。 「 (ケモノ)」 予備校生の僕は、家にあった刑務所作業製品の椅子の脚に刻まれた文字を発見する。 「父は屍 母は大 我が妹よ 後悔はない」、そしてフルネーム。 僕はその受刑者に興味を持ち調べ始める。 「よいぎつね」 20年振りに . . . 本文を読む
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