しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「六番目の小夜子」 恩田陸  

2006年12月15日 | 読書
「サヨコ」の言い伝えがある進学高がある。 引き継がれていく「サヨコ」の役割。しかしサヨコが自分だとは悟られてはいけない。 サヨコが誰にも分からず成功したらその年の合格率はアップし、失敗したら合格は惨敗になるという。 サヨコになった生徒は、新学期に自分のクラスに決められた花瓶に赤い花を飾り、存在を示すことになっていた。 花宮雅子が3年10組になり、教室に入っていくとそこには深紅の薔薇が飾られていた。 . . . 本文を読む
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