「岬の兄妹」

2019年日本
英題：Siblings of the Cape

ポン・ジュノや山下敦弘のもとで助監督を務めた片山慎三による初長編監督作。
足の悪い兄・良夫と自閉症の妹・真理子、ふたりきりで暮らす兄妹が生活のために売春で生計を立てようとする物語。

いやあ、これはキツイ、、、ツライ、、、。
バッド不穏フェチにはたまりません。
二人の熱演、、決してリアルに上手いというわけではないのだけどなんかいいんだよな。
予算のほとんどを監督が自腹切って2年かけて完成したという。
それもよくある話でそれが決して良い話だとは思わないが
内容が内容だけに監督の覚悟がよく分かる話です。

この手の映画が苦手な人も多いと思うけど
ツライ、キツイで終わりじゃなくてそこから何を想うか、考えるか、が大事。
人が生きていくのはキレイゴトじゃないって現実を見つめ直すイイ機会だと思う
ちなみに劇伴のピアノもステキです。

その後、いろいろ役者さん達が気になって検索かけたら、、
割とオレと近いエリアの方々でした。
いつか、この作品を飲みながら語ってみたいものです。。。


https://www.youtube.com/watch?v=YC7GIWx9Ap0