パリを弾く~日本人ピアニストのフランス生活事情
新田美保 著
草風館
今日は本を1冊ご紹介します。発行日が2003年6月になっているので、約12年前に発行された本です。内容は題名にあるとうりで、著者がフランスのエコール・ノルマル音楽院に留学された時の体験談などがおもしろおかしく綴られています。そのような本は他にもたくさん出版されていると思うのですが、この本の著者は広島市の出身だそうで、本の中でも語られているのですが、女学院中・高を卒業後、大学は地元の音大へ進学と書いていたので、エリザベト音大でしょうか?その後フランスへ留学されたそうです。そして、私と同じ1966年うまれだそうで、なんとなく親近感をおぼえました。音楽の話ばかりではなく、どちらかというと音楽とは関係なさそうな話の方が多くて、「音楽にはあんまり詳しくないんだけど・・・」という方も普通に楽しめそうな感じでした。
私は、広島市立図書館の本のリサイクルフェアでもらってきたのですが、まだどこかの図書館に置いているかもしれません。興味のある方は読んでみて下さいね。