高須台 渡辺 ピアノ/オカリナ教室

大人から子どもまで楽しく

ぐりとぐら展

2014年09月30日 | 日記

 先日、ひろしま美術館で開催中の「ぐりとぐら展」へ行ってきました。絵本「ぐりとぐら」(なかがわりえことおおむらゆりこ 福音館書店)の誕生50周年を記念して開催されています。ということは、私が生まれる前に出版された絵本ということで、昭和真っ只中の子どもたちが楽しんで、平成の世に生まれた現代の子どもたちも楽しんでいるということですね。社会は大きく変わり、人々の生活も大きく変わっているのに、子どもたちに受け入れられ続けているというのはすごいことですね。
 私には小さい頃の絵本体験というものが全くなく、子どもを産んでから子どもと一緒に絵本体験を積み重ねてきました。長男が1歳になる頃タイへ赴任することになり、日本の絵本を数冊買って持って行きました。その中に「ぐりとぐら」と「ぐりとぐらのかいすいよく」がありました。息子が1、2歳の頃から「ぐりとぐら」をみながらカステラを作るまねをして遊んだり、読むだけではなくいろいろな方法で楽しんでいました。最初のページにうたのようなこんな文があります
  ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
  このよで いちばん すきなのは
  おりょうりすること たべること
  ぐり ぐら ぐり ぐら
このうたが各家庭でいろいろにうたわれているそうで、「我が家ではこんなふうにうたっています」と楽譜付きでたくさん紹介されているのをみたことがあります。もちろん我が家にも長男に初めて読んであげた時から変わらずうたいつづけている「ぐりとぐらのうた」があります。こどもたちがこのうたをうたっていたのが懐かしく思い出されます。きっとこれからもお母さんの数だけ「ぐりとぐらのうた」がうまれることでしょう。

 ミュージアムショップではぐりとぐらノートと山脇百合子さん絵のマグカップを購入(ぐりぐらを描かれたときは大村百合子さんでした)。ほのぼのとした絵とともに飲むコーヒーは、よりまろやかに感じられます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星のセレナーデ

2014年09月19日 | 本の紹介

リチャード・クレイダーマンの「星のセレナーデ」をご存知ですか?リチャード・クレイダーマンといえば「渚のアデリーヌ」を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。とは言っても今の若い方はご存知ないかもしれませんね。私がたぶん中学生か高校生ぐらいの時にとってもはやりました。ピアノの生徒さんIさんはご自分が小学生の時に流行っていて、ピアノの上手な子が教室でいつも弾いていたのを覚えているそうです。その当時、教室に置いていたのは足踏みオルガンで、いつも足踏みの板を交代で踏む役をしていたそうです。
 今年7月に開いたピアノの生徒さんの発表会で、高校生の生徒さんがお母さんと親子連弾に挑戦してくれました。お母さんは「ピアノは小学校3年生以来」と言われていましたが、快く引き受けてくださり、親子で「渚のアデリーヌ」を演奏されました。その演奏を聴いたIさんは小学生の頃を思い出し、「この曲を弾いてみたい!」と思われたそうです。あいにく私が持っている楽譜には「渚のアデリーヌ」は入っていなかったので、友達に聞いてみたところ「持ってるよ!」の快い返事。さっそく借してもらいました。
 ところで、私は「渚のアデリーヌ」の楽譜を持っていると思っていたのですが、20年ぶりぐらいにリチャード・クレイダーマンの曲集を開いてみたら、入っていなかったのです。それで思い出したのですが、私は「星のセレナーデ」という曲が大好きで、「渚のアデリーヌ」の入った曲集と「星のセレナーデ」の入った曲集とどちらを買おうか迷って、大好きな曲が入った方を買ったのでした。友だちの結婚式で新郎新婦入場のBGMとして演奏したこともありました。軽やかで可愛らしい曲なので、聴いてみてください。


横須賀三笠公園(2) 星のセレナーデ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする