今日は、西区古江のギャラリー&カフェ月～yue～にて開催された、ピアノ連弾ライブを聴きに行ってきました。出演はセセディーユというグループで、ピアノの音色が美しいのに加え、見た目にも美しいという素敵なお二人でした。お二人ともフランスに留学されていたそうで、プログラムはフランスものが中心でした。ミヨー、フォーレ、プーランクといった、ちょっとおしゃれでちょっと不思議な響きのする作曲家の世界を堪能することができました。プログラムの最後はガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」を華やかに演奏。聴きごたえのある楽しいコンサートでした。来週の日曜日は東広島市西条町のカフェ サルディーニャ リゾートというところでコンサートをされるそうですよ。
8月2日にお亡くなりになりました、江村克己先生を偲んで、追悼コンサートを開くことになりました。第一部では先生の思い出を映像で振り返り、会場の皆様と一緒に2曲演奏。第2部ではエムミュージック講師とゲストの方々で、江村先生が作曲された曲を中心に演奏します。大型連休の最終日ではありますが、皆様どうぞいらしてください。チケットご希望の方は渡辺までご連絡ください（TEL 090ー7779ー8103）。(下の講師名のところに私の名前がないことに今気付きました！私も出演して、江村先生が作曲された「風のデュエット」を演奏します！）
フィンランド語は猫の言葉
稲垣美晴 著
猫の言葉社
最近読んでとってもおもしろかった本をご紹介します。音楽関係の本ではありませんが、私はフィンランドの作曲家が大好きなので、「フィンランド」という言葉を見つけると、つい買ってしまいます。この本は著者がフィンランド語の勉強をするために、１９７０年代にヘルシンキ大学へ留学した時の留学体験記です。フィンランド語は日本語と似た発音の言葉がある、というのは他の本でも読んだことがありますが、この本でもいくつか紹介されていました。言語学としてのフィンランド語を習得する過程での苦労話が、おもしろおかしく綴られていて、あっという間に読んでしまいました。
フィンランド語で付点四分音符は「ピステーッリネンユクシネルヤスオサヌオッティ」というそうで、著者が子どもにピアノを教えなければならなくなった時には大変苦労した、というようなこともおもしろく書かれていました。そういえば日本語では音符の名前は数字を使って表されるけれども、それは誰が決めたんだろう？明治時代に西洋の音楽を取り入れた時に決めたのだろうか？音の長さが短くなればなるほど、名前の数字が大きくなるのはなぜだろう？とさまざまな疑問がわいてきます。ちょっと調べただけでは何もわからず、気になる～、と思っている今日この頃です。
音符の疑問は置いといて、楽しい内容だったので、興味のある方は読んでみてくださいね。
みなさん、夏休みはいかがお過ごしですか？お盆までの異常な暑さにバテバテの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
8月の初めに、私のオカリナの師である江村克己先生がお亡くなりになるという悲しい出来ごとがあり、なかなか練習をする気になれなかったのですが、最近は少しずつ気持ちも上向きになってきました。先生のように、誰でも吹けるような簡単な童謡を、心に染み入るような音色で吹けるようがんばろう！と思っています。
さて、 今年の夏休みは里帰りもせず、ずっと広島で過ごしたのですが、広島に住むようになって初めて宮島の花火大会へ行きました。すごい人だろうと覚悟はしていましたが、本当にすごい人でした！
それから、以前からずっと行ってみたいと思っていた倉敷の大原美術館にも行きました。私の好きなモネ、シスレー、シダネルの絵をみて、心癒される時を過ごしました。美術館の前の川沿いの柳がとても綺麗でした。
心に栄養を蓄えたところで、暑い夏を頑張ってのりきりましょう！
