「大きな古時計の謎」
監修 長田暁ニ
「みんなの歌」研究会編
飛鳥新社
最近読んだ本の中で、特に興味を惹かれた本をご紹介します。
誰もが一度は耳にしたことのある歌、題名はよく知らなくても、子供の頃に替え歌を良く歌っていた歌など、いくつか挙げてみてと言われたら、誰でもいくつかの歌が思い浮かぶのではないでしょうか。そんな歌のルーツやどのようにして歌い継がれきたのかなどを、いろいろな文献をもとにさぐっていくというものです。副題は「みんな知っている"あの歌"に隠された意外なストーリー15」。これを見ただけて、わくわくしませんか?誰もが知っている歌、15曲についてのさまさまなストーリーが、記されてきます。「大きな古時計」や「フニクリ・フニクラ」などは良く演奏するので、だいたいの話は知っていましたが、「ごんべさんの赤ちゃん」にこんな歴史的ストーリーがあるなんて!と驚いてしまいました。気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね。