レスリー様

今日はお休みだったので早起きして大森まで行ってきた。キネカ大森という、駅前の西友の上にある映画館でレスリー・チャンの特集上映をやっている。今週は「ブエノスアイレス」と「花の影」の二本立て（ちなみに来週は「ブエノスアイレス」と「覇王別姫」です）。
昨日はレスリー・チャンの命日だった。
「覇王別姫」で初めてレスリー・チャンという人を知ったのですが、これは京劇の女形の役をやっててあまりにもあまりにも美しくて、勝手に２７歳と決め付けてたのだがこの時すでに４０近かったんだよね～
「ブエノスアイレス」と「覇王別姫」を観ようかなと思ってたんだけど、両方観たことあるやつにするのもどうかなと思って「花の影」のほうを選んだ。
１本目は「ブエノスアイレス」ウォン・カーウァイ監督だよ。
これは私が会社員をやってたとき渋谷のシネマライズまで観に行ったやつだ。まだこういうメジャーじゃない映画が観られる映画館というのが限られていて、週末のたびに渋谷とか新宿まで行ってた。１９９７年の作品です、この映画のチラシのデザインがとても好きです。
付属する思い出がいろいろあるわりには映画の内容はまるで覚えてない。ウィン（レスリー・チャン）とファイ（トニー・レオン）というゲイのカップルがアルゼンチンまで行ってくっついたり離れたりを繰り返すしょうもないと言ってしまえばそれまでな感じの話だが、これがミニシアター的にはおしゃれなのだろうか？初めて観た当時は「ハテ」と思ったものだが、今観てみると、人間なんてこういうものか・・・と思うのだった。
２本目は「花の影」こちらはチェン・カイコー監督。
コン・リー姉さん主演でとても美しい。レスリー様はジゴロの悪い男の役で出てます。なんか、最初から最後まで２０世紀初頭の中国の退廃的な感じが漂っていて内容はちょっと難しいんだけどコン・リー姉さんは美しいしレスリー様はエロいしもう１回観たらもっと楽しめるような気がした。

なんかこの先もキネカ大森で観たいやつがけっこうやるからちょいちょい訪れることになりそうです・・・