学名は:Cirsium microspicatum Nakai
Cirsium:アザミ属。
※ギリシャでの古名cirsionから来ています。
静脈腫(じょうみゃくしゅ=cirsos)に、Carduus pycnocephalus(ヒレアザミ属の種)が
優れた薬効を持ったため一旦はその名前となりますが、後にアザミの葉に概形が似るために
転用された、と云うことです。
microspicatum:<microspicatus=穂が小形の
Nakai:Nakaii=植物分類学者 中井猛之進(なかいたけのしん)の
※昭和2年、国立公園選定の準備調査中に、上高地の河原で日本で初めて『化粧柳』を発見。
漢字で書くと:東山薊
※四国・九州に分布するアザミに『ヤマアザミ』がありますが、『アズマヤマアザミ』は、
関東地方などの東日本を中心に分布していて『ヤマアザミ』に似ていることから、
『東(あずま)』の名がついたものと云われています。
上高地で咲く時期:8月中旬~9月上旬
(トップの写真の撮影日:2006.8.16)
芽吹き(撮影日:2005.7.15)
※アザミは、早春の頃から芽を出して自分の居場所を確保している種です。
どんどん背を伸ばして、ようやく蕾をつけています。 1~1.5mになります。
蕾(撮影日:2007.8.18)
※茎の先端や途中にたくさんの蕾をつけて、風に吹かれてゆっくりゆらゆら揺れています。
花(撮影日:2007.8.20)
※ここは日中そんなに陽のあたらない場所なのですが、この花はしっかり開いています。
ここまで開き切るのは、結構珍しいような気がします。
花(撮影日:2007.8.24)
※渡りをする蝶として有名な『アサギマダラ』です。 8月中旬上高地でもよく見られます。
『アズマヤマアザミ』の蜜があまりにも美味しいのか、この時の『アサギマダラ』は
カメラを近づけても全く逃げる素振りを見せませんでした。シャッターチャンスを狙って
5分近くは撮り続けていたと思います。それも10cm位まで近づいて…。
大好きな蝶です。 それはそれは幸せな時間でした。
Cirsium:アザミ属。
※ギリシャでの古名cirsionから来ています。
静脈腫(じょうみゃくしゅ=cirsos)に、Carduus pycnocephalus(ヒレアザミ属の種)が
優れた薬効を持ったため一旦はその名前となりますが、後にアザミの葉に概形が似るために
転用された、と云うことです。
microspicatum:<microspicatus=穂が小形の
Nakai:Nakaii=植物分類学者 中井猛之進(なかいたけのしん)の
※昭和2年、国立公園選定の準備調査中に、上高地の河原で日本で初めて『化粧柳』を発見。
漢字で書くと:東山薊
※四国・九州に分布するアザミに『ヤマアザミ』がありますが、『アズマヤマアザミ』は、
関東地方などの東日本を中心に分布していて『ヤマアザミ』に似ていることから、
『東(あずま)』の名がついたものと云われています。
上高地で咲く時期:8月中旬~9月上旬
(トップの写真の撮影日:2006.8.16)
芽吹き(撮影日:2005.7.15)
※アザミは、早春の頃から芽を出して自分の居場所を確保している種です。
どんどん背を伸ばして、ようやく蕾をつけています。 1~1.5mになります。
蕾(撮影日:2007.8.18)
※茎の先端や途中にたくさんの蕾をつけて、風に吹かれてゆっくりゆらゆら揺れています。
花(撮影日:2007.8.20)
※ここは日中そんなに陽のあたらない場所なのですが、この花はしっかり開いています。
ここまで開き切るのは、結構珍しいような気がします。
花(撮影日:2007.8.24)
※渡りをする蝶として有名な『アサギマダラ』です。 8月中旬上高地でもよく見られます。
『アズマヤマアザミ』の蜜があまりにも美味しいのか、この時の『アサギマダラ』は
カメラを近づけても全く逃げる素振りを見せませんでした。シャッターチャンスを狙って
5分近くは撮り続けていたと思います。それも10cm位まで近づいて…。
大好きな蝶です。 それはそれは幸せな時間でした。