昨日の続きです。 乗鞍の畳平のお花畑に行って来ました。
真っ白に咲き乱れているのは、『ハクサンイチゲ』です。
先に剣ヶ峰に行って来たりしたので、午後になってしまい、ガスってしまうこともしばしば。
でも周りが真っ白になっても、幻想的で最高でした。 こんな感じ大好きなんです!
お花畑では、『ミヤマキンポウゲ』『チングルマ』『ミネズオウ』『ヨツバシオガマ』などなど、
『クロユリ』もたくさん咲いていました。
高山植物は厳しい環境で生きているため、成長がとても遅いと云われています。
例えばこの『クロユリ』は、花をつけるようになっても最初は1つだけで、その花には雄しべ
しかないそうです。 植物にとって種をつけることは体力のいることです!
体力がつく前の自分が受粉しないため、他の花のために雄しべだけがあるのです。
何年か経って種をつける準備が出来ると初めて雌しべが現れるのだとか…。
そんな話を聞いてから『クロユリ』の花を見ていると、2つも花をつけている花には
「きっとベテランなんかな…、ここで何年生きている?」なんて話しかけたりしてしまいます。
で、お待たせ致しました! 今日のタイトル『お花畑で探したものは…』、
『ハクサンイチゲ』?
ではなく、
『ミドリハクサンイチゲ』でした!
今年見つけたのは、全体が薄緑と云う花ではなく、緑のさしが入った花でした。
通常の5弁の花びらに緑が入った花や
八重の花びらの花まで、お花畑の一角にかたまって咲いていました。
遊歩道のすぐ脇に咲いていましたから、探してみて下さいね。
では、また明日。