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季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

里山の蘭訪問

2022年05月08日 | 

 

天気の良い日が続いていました。

急に花が開花し始めて訪問する場所が多く能率よく訪問しないと大変です。

 

ジエビネ(地海老根)・・・ラン科

2ヶ所の里山を訪問して数か所の群生地を見て来ました。

 

 

 

 

この株だけが花色が違います。

 


 

コケイラン(小蕙蘭)・・・ラン科

川沿いの水分が多い所を好むようです。・・・花の頂上まで開花して訪問が少し遅かったかなと思います。

気になる事がありました。立派な株が無くなっていました。枯れたとは思えないので盗掘か?

みんなこの時季に咲くのを楽しみにしているので、そのような行為をする輩は許せないです。

 

 

 

 


 

シラン(紫蘭)・・・ラン科

道路のコンクリート壁に空けた水抜きの穴に根性紫蘭が毎年咲いています。・・・凄いなと感心するばかりです。

 

 

 


 

ムヨウラン(無葉蘭)の蕾・・・ラン科

菌従属性栄養植物(腐生植物)凄い数が生えていますが今年は例年より早く咲く気がする。

 

 


里山散策

2022年02月26日 | 

 

今まで余り訪問していなかった里山を散策して見ました。海に近く標高450m~550mくらいでしょうか?

思っていた以上に植生が豊富でこれから足繁く通いたいと思うような里山でした。

 

セリバオウレン(芹葉黄連)・・・キンポウゲ科

 

 

 


 

キヨスミイトゴケイトゴケと思います。

識別は顕微鏡を使わないと解らなそうです。今まではキヨスミイトゴケと言っていたよな?(^^ゞ

 


 

シュスラン(繻子蘭)の蒴果、種を放出後の花殻・・・ラン科

この蘭の大群生もありました。全体で100株くらいはあった気がします。

 


 

ミヤマウズラ(深山鶉)かな?・・・ラン科

この蘭も100株以上あったと思います。比較的狭い範囲に沢山あったので開花時期には訪問したい

 


 

ベニシュスラン(紅繻子蘭)かな?・・・ラン科

葉の表の網目模様と葉の縁の波打った感じが紅と思っているけど自信がありません。

 

 


里山の蘭

2021年07月08日 | 

 

コクラン(黒蘭)・・・ラン科

自分の住んでいる所ではコクランは珍しく在りません。稀に茎の黒いクロジクコクランの話を聞きます。

 

 

 


タシロラン(田代蘭)・・・ラン科(菌従属栄養植物。腐生植物)

今年は落ち葉などの掃除をされてしまい数が減りましたが、・・・全体的には増えている気がします。

 

 


マヤラン(摩耶蘭)・・・ラン科(菌従属栄養植物・腐生植物)

この蘭も良く分かりません。既に果実になっている物もあり、芽が伸びて来ている個体もありました。

9月頃も咲きますよね。

 


キバナノショウキラン(黄花の鐘馗蘭)・・・ラン科(菌従属栄養植物・腐生植物)

今年は余り個体数を見ていません。

 

☆ 少し出掛けて来ます。ブログはお休みになります。

 


身近な里山の蘭・色々

2021年06月04日 | 

 

マメヅタラン(豆蔦蘭)・・・ラン科

山地の樹や岩に着生する常緑の多年草、根茎は細長く匍匐する。・・・透明感のある黄色の花が素敵です。

 

 

間近では、なかなか観察出来なかったけど思っていた以上に存在が確認出来ました。

 

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マメヅタ(豆蔦)・・・ウラボシ科

一見するだけではマメヅタランと識別出来ませんが胞子嚢の存在がシダ植物として認識出来ます。

 

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ヨウラクラン(瓔珞蘭)・・・ラン科

このヨウラクランは橙色でした。・・・花色の変異も多いのかな?

 

 

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コフタバラン(小二葉蘭)・・・ラン科

針葉樹林下に住んでいます。小さくて発見が難しいランの一つと思いますが目が慣れて来ると次々と見付ける事もあります。

 

 

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ムギラン(麦蘭)・・・ラン科

何処に住んでいるか着生しているか数年前から知っていたのですが花を撮影できたのは今年が初めてです。

咲くタイミングが他の蘭より遅く遠路再訪するのも面倒だったのですが、今年はどうした事か他の蘭と

同じ時季に咲いていました。・・・全体に開花が早いのかな? (今年は近場でも発見しました)

 

 

 

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ウスキムヨウラン(薄黄無葉蘭)・・・ラン科(菌従属栄養植物・腐生蘭)

自分の所では相当数のウスキムヨウランが色々な里山に住んでいます。

花が全開している所は見た事がありません。・・・唇弁は反り返り薄紫色が見えます。

 

 

 


隣の県の山(三ッ峠・高座山)①

2021年05月27日 | 

 

天気予報を見ると数日天気が良さそう。

色々な所に行きたい気持ちばかり強く、場所を決めるのに迷います。

そんな中、行くなら比較的近くて地理的にも安心できる場所、三ッ峠・忍野・富士山北麓、南麓を選びました。

ひとり気ままにノンビリと自分のペースで歩き、花を探し撮る満足な日々を送りました。

 

シナノコアツモリソウ(信濃小敦盛草 )・・・ラン科

暗紅紫色の条班のない白花の事を言う背萼片の内側.ずい柱付近の中心部も白色、形態はコアツモリソウとまったく同じ

 

花が咲くと下を向いてしまうので、中を撮るのは難しいです。

 

斜面に咲いていて撮るのに助かりました。

 

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コアツモリソウ(小敦盛草)・・・ラン科

暗紫色の縦筋が何本も走っています。今では比較的広範囲に住んでいる事を知りました。

 

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キンラン(金蘭)・・・ラン科

咲き残りでした。

 

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スズムシソウ(鈴虫草)・・・ラン科

和名は花の唇弁がスズムシの羽に似ていることから付いた名前ですが本当に良く似ています。

人気のある蘭らしく誘拐される事がままあります。以前会った所に訪問し無かったりすると本当にガッカリします。

今では無菌培養で大量生産できるそうだから、山取りなど止めて貰いたい。

 

 

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イチヨウラン(一葉蘭)・・・ラン科

初めて見た時は剽軽な顔(愛嬌のある)をしている植物と思いました。

山の環境に寄ってか色々なタイプがあると思う。葉の模様も数種類ありますね。

 

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ササバギンラン(笹葉銀蘭)・・・ラン科

銀蘭より大きく目立ちます。

花序の苞葉が長く伸び花序と同じくらいか長くなるのが特徴です。

 

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クゲヌマラン(鵠沼蘭)・・・ラン科

ギンランに、よく似ていますが花が閉じ気味で花の距が無いか、ごく僅かな膨らみと記述にあります。

自分の識別力では表から見た花だけではヤビツギンランと区別が出来ません。

調べる方法はありますが、今回はそのままにして置きました。

 

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キバナアツモリソウ、(黄花敦盛草)・・・ラン科

まだ蕾は確認出来なかった。(黄花敦盛草)・・・箱入り蘭です(5月22日)

 

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アツモリソウ(敦盛草)・・・ラン科

蕾が出て来ていました。赤く大きな花は見事です。・・これも箱入り蘭です。(5月22日)