ささの子通信

温泉、人形遣い、ソフトバレー、育ジイ、B級グルメ?

映画観賞

2016-06-27 | 地域の話題
国家の政策に純粋に
協力しただけと言っても

この事実は一人一人が責任を
問われる事になる

国家に尽くした日本国民は
加害者であって

被害者であったのです

http://www.gendaipro.com/bokyo_new/index_top.html

土曜日、“山本慈昭 望郷の鐘 満蒙開拓団の落日”、市民会館で観てきました。
主演は内藤剛志さん。

1945年5月、長野県下伊那郡会地村にある長岳寺の住職で国民学校の先生も兼任する山本慈昭は、村長から説得され、1年間だけという約束で教え子たちを引率して満州へと渡る。
しかし3カ月後にはソ連軍が侵攻を開始し、16歳以上の男子は荷役に駆り出され、慈昭は妻子を残しシベリアへ連行されてしまう。
約1年半の過酷な強制労働を経て奇跡的に帰国できた慈昭は故郷へと戻るが、妻と子どもたちは戻っておらず亡くなったと知らされる。
10数年後、中国残留孤児からの手紙をきっかけに多くの日本人孤児が中国にいることを知った慈昭は、彼らを日本に帰国させるべく奔走する。

お役人の冷たい態度にムカッときますね。
後半、死んでしまったと聞いていた長女と再会。
子供の頃に言われていた、じゃがいも ゆっくりよく噛んで食べるんだよ の言葉に涙。
短い時間に詰め込むのは難しいからか、内容のぶつ切り感はありましたが落ち着いて観られる作品でした。




この日は、母親の命日。
朝、お墓参りに父親と出かけました。
あっという間の3年。
前日にバレー仲間から、桔梗のアレンジメントと花束をいただきました。
心遣いに感謝。
桔梗は母親の好きだった花で、墓地の灯篭には母親の書いた花が彫ってあります。