北九州市の JR 小倉駅から、北九州市高速鉄道(モノレール)に乗り、2つ目の旦過駅で下車しました。この距離なら歩けない事もありませんが、この日は気温が高く、それにモノレールも乗ってみたかったので、100円の乗車券を買い乗り込みました。
数分間の北九州市高速鉄道・小倉線の旅も終わり、旦過駅に到着。改札を出て一階に下りると、やはり外は暑い。今乗って来たモノレールの線路の先を見ると、遠くにJR小倉駅が見えます。旦過駅から小倉駅方面に数メートル歩き、左の方向に進むと、旦過市場がありました。ここは庶民の台所というか、もしくは冷蔵庫といった感じで、ここに来れば夕食の材料が大体そろいそうです。
その旦過市場の真ん中の通りを小倉駅方向に進み、車道に出て右に曲がったすぐの所に、たこ焼の専門店 しきしま が有り、その店先の、むつごろう焼と書かれた暖簾が目に入りました。むつごろう焼ですか?むつごろうといえば、有明海に生息するハゼ科の魚で、泥の中から目玉を出しているあれですよね。だからといって、むつごろうを素焼きにしている訳ではありません。つまり、たい焼きのむつごろうヴァージョンという事です。この小倉駅周辺には、たい焼きらしき物が見当たらないので、折角だからむつごろう焼を買ってみる事にしました。
店先のケースに入れられたむつごろう焼は、黒あん・白あん・クリーム・チョコやハムエッグなどがあり、まるでたい焼きのような内容です。その中から、無難に黒あんをチョイス。少し形がぼやけていますが、確かにむつごろうの顔です。それを頭からかぶりつくと、ふわっとしたやわらかい皮の中に甘い餡子が入っていて、昔ながらの味わいと食感です。たい焼きでいうところの、昔ながらのたい焼きです。
いろんな味があるという事は、それだけ人気があるからだと推測します。後から考えると、もう一つ他の味も食べてみてもよかったかな?それと一つ気がついた事があります。上の写真のむつごろう焼ですが、形がぼやけているので最初気がつきませんでしたが、よーく見ると、2匹が寄り添っているのです。他の たこ焼の専門店 しきしまさんの記事を見ると、くっきりとした2匹の形の写真が載っていました。それがちょっと残念ですね。 やはりこの形は、この店のオリジナルなのでしょうね?
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