たい焼きを探しに、三重県を訪れてみました。三重県といえば伊勢神宮が有名です。その昔から人々が集まる伊勢にも、たい焼き屋が沢山あるらしいです。時間の関係で三重県を南部と北部に分けて、今回は県庁所在地である津市から北部を訪れて見ました。今日から3連休という事で、三重県たい焼き紀行3本立てで、3日間連続でおおくりする事にしました。
第1日目は三重県津市の、鯛焼 ありき をおおくりします。近鉄名古屋線に乗り、津新町の駅に降り立ちました。小さなロータリーがある小さな駅から、国道23号線を目指して歩いて行きました。鯛焼 ありき の午前の営業時間12:30まであと残り15分です。のんびりとした静かな街並みを、一人早や歩きで急いでいる僕がいました。事前データでは、午後の営業は14:00からになっていたので、もし午前の時間が間に合わなかったら、午後の営業時間まで1時間30分待つ事になります。やっとのことで国道23号線に着きました。しかし 鯛焼 ありき は広い道幅の国道23号線をわたった反対側にあります。そして時間は12:25分になり、いよいよ残り5分のカウントダウンに入りました。さて信号待ち時間の長そうな横断歩道をわたるか、遠くに見える歩道橋を駆け上がるか、どちらにするか選択をしなくてはなりません。とにかく一歩先に進む気持ちで、僕の股下80cm(約?)にかけることにしました。歩道橋目指して歩きながら、反対側にある 鯛焼 ありき を確認しロックオン。そして国道23号線にかかる歩道橋を一気に駆け上がり、時間を確認しながらお店のちょっと先の歩道に降りました。あと残り数分で行き過ぎた数十メートルを戻り、なんとかギリギリ 鯛焼 ありき の目の前に着きました。そして営業しているのを確認し、呼吸を整え平常心で店に入りました。
鯛焼 ありき のお店の中には、長椅子と小さなテーブルが1つあり、中でご主人がたい焼きを焼いていました?が すでに12:30分は過ぎています?僕の中で「あれ営業時間は」という気持ちを抱いていましたが、ご主人のせっせと焼いている姿を見て、そんな事はどうでもよくなりました。そしてたい焼きを1個注文しましたが、時間が20分ほどかかると言われました。お店の中にはお客さんは僕一人、それに営業時間が過ぎているのに大丈夫なのかと思いつつ、お言葉に甘えて20分待つ事にしました。がしかし、ここでボーと待つの何ですから、たい焼き代100円を置き、時間つぶしで少し辺りをぶらぶらしていました。
そして時間の頃合をみて、もう一度 鯛焼 ありき の暖簾をくぐりました。するとすでに僕のたい焼きが焼きあがっていました。「持ち帰りますか、食べて行きますか」と訪ねられて、店の中に小さなテーブルがあるので、ここで食べる事にしました。するとお店のご主人は、たい焼きの乗ったお皿と一緒にお茶も添えて渡してくれました。もうすでに13時も過ぎていましたが、お店の営業時間の事はどこかに吹き飛んでいました。その 鯛焼 ありき のたい焼きですが、時間をかけじっくり焼かれた皮は鯛の形がクッキリ出ていて、やわらかくもっちりしています。そしてあんこは甘さを抑え、尻尾の先まで詰まっていて、とてもおいしいたい焼きです。
一般的なたい焼き屋の店主の年齢層の中で、鯛焼 ありき のご主人は多分若い方と思われます。アゴひげをはやして少しワイルドっぽい感じを受けますが、物腰が低く丁寧な仕事振りが凄く好感を持ちました。でも営業時間はいいのかな・・・・?
なにかが見つかる広告
4年越しに、復活しました~。
ありきのたい焼き、食べたかったんですよね~。
もちもちとして、美味しいですよね。
場所がかわりました。
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だいたてたてまち通りのゲートの南側角が店です。
また、来店されてみては。