おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

たい焼きを探しに・・・・・  鯛焼みやび in  宮城県大崎市

2023年09月15日 | たい焼き


 たい焼きを探しに、宮城県大崎市に来ました。

 宮城県仙台市から50kmほど北に行くと、東北新幹線の古川駅がある大崎市に着きます。今まで何度も東北新幹線を利用していますが、いつも古川駅を通過するだけでした。でも今回は、この古川駅を使う事になりました。

 古川駅をホテル(ルートイン&アパ)側に出て、新幹線の線路を背にして歩いて行くと、小さい川にぶつかります。その川に沿って右方向に進んで行くと、蔵が立ち並ぶ場所に出ます。ちょっとわかりずらい場合、古川駅前の石巻別街道を左に進んで行くと、同じ場所に出ます。

         

 蔵が立ち並ぶこの場所は、食の蔵・醸室(かむろ)といい、このブログで前回ご紹介しました。蔵ごとにお店が入っていて、この中に今回のたい焼き屋さんがあります。この写真の、パタ崎さん(大崎市マスコットキャラクター)の後ろのお店です。

         

 お店の名前は、鯛焼みやび さんです。鯛焼みやびさんの紫色の暖簾の下に、「伊勢わらしべ」と書かれてありました。伊勢わらしべといえば、三重県度合群玉城町に本店がある たいやき わらしべさんで、三重県とその近県だけではなく、全国に多くの暖簾分けのお店があります。その1つが鯛焼みやびさんで、東北で唯一 たいやき わらしべ のたい焼きを食べられるお店です。(2023年時)
 僕は過去に、三重県松坂市たいやき わらしべ松阪店さんと、奈良県奈良市KAGWA(かぐわ)さんのたい焼きを食べています。そしてたいやき わらしべさんのたい焼きは、鯛焼みやびさんで3度目でです。

 暖簾をくぐりお店に入ると、外観だけが蔵造りではなく、内装も古民家のような木造で、2階部分の梁(はり)もしっかり組まれていました。
 入り口すぐの所で、たい焼きを注文しますが、たい焼き数種類の他に、たいやきソフトや和風パフェソフトがあり、鯛焼みやびさんはメニュー豊富です。それとは別に、ぱんじゅうがあり・・・、うん~「ぱんじゅう」って何? 詳しくはお聞きしませんでしたが、たぶんパンのようなまんじゅうなのでしょう? (すみません、あまり興味がなくて)

 早速たい焼きを注文しました。やはり定番のつぶあんと、折角なのでなにかもう1匹と思い、期間限定から瀬戸内レモンあんか、もしくはタルタルベーコンの2択にしましたが、悩んだ末に両方食べる事にしました。
 焼時間10分ほど待つ間、「たい焼き3匹は食べ過ぎかな~」と思いつつ、ちょうどランチタイムなので、「まあ、いいかな」と自分に言い聞かせました。
 10分くらい経った頃、奥の方から3匹のたい焼きが出て来ました。それらを1つの袋に入れていただき、僕は鯛焼みやびさんを後にしました。そして食の蔵・醸室の敷地の入り口付近に、ベンチとテーブル席が設けられていて、そこをお借りして鯛焼みやびさんの3匹のたい焼きを食べる事にしました。

 袋から出したたい焼きの形がきれいで、柄の凹凸や線一本一本がはっきり現れています。 そしてたい焼きの表面が、こんがりと小麦色に日焼けしたような色合いが、たいやき わらしべさんのたい焼きの特徴です。

 まずはつぶあんたい焼きから食べました。たい焼きの頭をがぶりと食べると、焼き立てのたい焼きは熱く、表面はパリッとしています。でもその後はやわらかく、見た目とのギャップを感じました。中のつぶあんは、ほどよい甘さで、後味に小豆のおいしさを感じます。
 たいやき わらしべさんのつぶあんは、北海道・十勝産小豆てんさい糖100%の、化学添加物不使用のオリジナルです。おいしいたい焼きってもう一度食べたくなる、そんな後を引く甘さです。

 次にタルタルベーコンを食べました。同じくたい焼きの頭から食べると、この部分はベーコンが先に現れました。「甘い物の次は、しょっぱい物が欲しくなる」とよく言われますが、ベーコンの塩味がおいしく感じました。そしてたい焼きのお腹付近を食べると、タルタルが登場しました。僕なりの表現をすると、爽やかなマヨネーズのような味わいです。おっと、ここで緊急事態です。たっぷり入っているタルタルが、たい焼きの下腹部から少し出てしまいました。タルタルをすするように、最後まで食べ終えました。意外にもたい焼きの生地と、タルタルって相性がいいですね。

 最後になりましたが、瀬戸内レモンあんたい焼きを食べました。ここまで来ると、少し満腹レベルが上がって来ました。でも大丈夫!しょっぱい物の後は甘い物です
 たい焼きの頭をがぶり・・・。 あっ!甘酸っぱくておいしい。レモンあんなので、フレッシュな柑橘感はありませんが、上品なレモンの甘さがいいですね。その中に一緒に入っているレモンピューレが、レモンあんの甘さと違う甘酸っぱさを表現してくれています。期間限定の夏にピッタリのたい焼きで、さっぱりとした味わいが僕は好きです。

         

 3匹のたい焼きを食べた後は、さすがにもうお腹いっぱいです。これだけ食べると、「しばらくたい焼きは食べなくても・・・」と思うのですがー。

 次はどこでたいやき わらしべさんのたい焼きに出会うか楽しみです。

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