たい焼きを探しに、東京都世田谷区に来ました。世田谷区は東京23区の端にあり、ほぼ住宅地が占める大きな区です。その世田谷区を一直線に走るのが、小田急電鉄・小田原線です。そう考えると、昔はな~にも無い(だいぶ昔の事)広い土地だったのでは?小田急線小田原線に経堂駅があり、その近くに今回のたい焼き屋さんがあります。
経堂駅の南口を出て、お店が並ぶ細い道を進んで行きます。そして駅から300mくらい歩いたところに、今回のお店、たい焼き SAKURI(サクリ)さんがあります。
SAKURIさんのたい焼きは、自家製つぶあんと濃厚ミルクカスタードの2種類。僕はつぶあんを購入することにしました。
お店の窓越しに、連式の焼き型が見えます。そしてたい焼きは、すでに焼き上がっていました。「すぐに食べますか?」と聞かれ、僕は「はい」と即答。すると何も焼かれていない連式の焼き型で、もう一度たい焼きに熱を入れてくれました。それも少し長い時間。そして熱が注入されたたい焼きを、白い紙に包んで渡していただきました。指先に伝わる熱さは、食べ頃よりちょい温かい感じです。
経堂駅に戻りながら、しばらくして食べました。白い小袋からたい焼きの出し、その頭をがぶり。食べた瞬間驚いたのは、SAKURIさんのたい焼きは連式のはずなのに、食べたたい焼きは一丁焼きのような食べ心地です。
皮はこんがりと焼かれたサクッとした食感で、一丁焼きよりも薄いのではないのか?と思わせるくらいの薄皮。そして中のつぶあんがとてもおいしい。ほんのりとした甘さと、小豆のおいしさ。そして硬くもなく、ちょうどよいやわらかい舌触りのつぶあん。皮のさくりとした食感と、つぶあんのおいしさが合っていて、凄くよかったのです。
SAKURIさんではこの季節(夏)に、あずきバーが売れていました。このおいしい自家製つぶあんのあすきバーなら、たぶん冷たくてもおいしいかも?
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