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  北海道沙流郡日高町 (旧日高町)

千栄地区の山村留学

2012年12月08日 11時10分09秒 | ひだかの出来事

昭和62年4月~平成10年3月まで千栄小学校、中学校で山村留学制度を行っていました。

現在、日高町立千栄小学校は:北海道アドベンチャーズ(ラフティング)の事務所になっていて使われているので、建物もしっかりしてきれいです。

<千栄地区の山村里親留学制度>

昭和62年4月、千栄地区での山村留学制度がスタートしました。「都会の子供達に、四季の変化に富んだ日高町の大自然の中での生活を通して、都会では得られない様々な体験を重ねてもらう」趣旨で始められたものです。

日本で山村留学が取りくまれたのは昭和51年からで、それ以後、過疎化に悩む山村地域に広がっていきました。 日高町では、小中学校の生徒減少に悩む千栄地域の人たちが、町教育委員会から里親留学制度の先進地の紹介を受けて調査・視察などを進め、ようやく実現にこぎつけました。

初年度は、道内・全国の主要都市から小学生3人、中学生7人合わせて10人の「留学」が決まりました。 地域の内訳は東京3人、千葉2人、札幌2人、静岡、兵庫、苫小牧各一人となっています。

子供達は千栄地域の農家などに1年間滞在しながら、のびのびとした環境で生活や学習に取組みました。

山村里親留学制度はその後、千栄小、中学校が廃校となった平成9年度まで続けられています。

                           ・・・日高町100年記念史 113ページより抜粋


その後でしょうか、ホームスティのように夏の短期間、千栄地区の農家に東京にある私立の「開成高校」の生徒が何年か来ていたようです。

その時期、私は日高町を離れていましたので、状況はよく分かりません。

平成10年度から市街地の日高小、日高中学校に統合され、現在わが町(旧日高町)の小学校、中学校は1校ずつとなってしまいました。その学校の生徒数も減ってきています。

今後、また山村留学制度の取組みを行ってみてはどうでしょうか。

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もったいない日高町 (4mama)
2012-12-08 20:30:55
私の住む町は誰もが知るサッカー王国の県です。男の子の半数近くは幼稚園からサッカーを習っているのでは無いでしょうか…。
近頃は女の子も盛んになりましたね。
日高町にはこんなに広いサッカー場が沢山あり近くには国立少年自然の家も体育館もあります。
こんなにスポーツをするのに最適な場所なのに知られていないのが勿体無く思ってなりません。
スポーツ少年団の合宿に使ったりして日高町と合流が取れたら山村留学してみたい家族が出てくるのでは無いかと思います。
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