あっさりこ。(おにぎり専科)

元気を出せばなんでもできる!
おにぎり大好きちょっと欲張りなサリリンの楽しい毎日☆

初・対・面☆

2005年04月22日 | 卵巣のう腫(嚢腫)闘病日記
4日ぶりに順天堂医院へ行って参りました。

会社に行っていた頃は当然ながら毎日電車に揺られて通勤していた。
それが普通であり、みんなそうしてるもんだと思ってた。

しかし。

久しぶりに身支度を整えて外出しようとすると…

まず、メイクって、てまひまかかるのね。
しかもお腹に傷があるのに、お腹ユルユルの服がないわ。

それ以外にもやれ保険証だのデジカメだの、
保険会社からもらった書類だの、診察券、
と手ぶらでいくつもりが荷物が増えてしまった。

とりあえず、今日はUVケアとパウダーだけでいいかな…。

と電車に乗ること40分。

こちらの医院、午前中に午後の受付だけでも済ませておくと
随分待ち時間が短縮されるのです。

(そうじゃないと帰りが夜になっちゃう。)


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11時過ぎに受付を済ませ、待つこと1.5時間。


今日のテーマは「傷の消毒」。

聞いただけで傷口がしみてきそう…。

13時過ぎには診察室に呼ばれたサリリン。
仰向けに横になり、例によって痛い目にあうのではないかと身構えてたの。

「じゃ、テープ剥がしますねー」

看護師さんが、まず、傷口に貼られた防水テープを剥がす。
さすがにテープを引っぺがしてるわけだから、少々ミリミリする。

さらに傷口のガーゼを取り払う。

「あ、キレイですねー」

え!?

たまらずに、頭を上げて傷を見た。


えーーーー!!



結構キレイー!

腹腔鏡の装置を入れるため、下腹部に8mm-15mmの傷が全部で4つあるのだけど、
そのうち2つ(足の近く)は、サリリンが包丁で切った手の傷よりも目立たないんじゃないかしら。

恐るべき腹腔鏡パワー。

唯一、おヘソの傷だけカサブタが取れていなくて痛々しい…

消毒しに来たドクターも

「きれいですねー、あとは良く洗ってくださいねー」

と言って消毒もしないで帰ってしまった。

こんなんでいいのだろうか…

よく洗う、っていってもゴシゴシとは行くまいに…

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帰りに一緒に入院してたBさん、Eさんのお見舞いのため、病棟に寄る。

お二人とも開腹の処置をしており、今しばらく入院中なのだ。

オペの前、そして後、彼女達の明るい励ましや楽しい冗談がなければ、
サリリンだってこんなに元気じゃなかったと思う。

だって、全身麻酔のオペなんて、人生にそう何回もしないと思うの。
そんな貴重な一大イベントというか、苦楽を共にした訳なので、
なんとなく他人という気がしないのです。

「ホントに来たー!」

なんて言われつつ、ちょっとの間おしゃべりを楽しんじゃったサリリンでした。


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外出のついで、と思い、
二週間くらい前にお取り置きしておいたスーツとお直しに出してた靴を回収する。

普通ならばここでご試着、
と思うのだけれど、大人しく帰ってきました。

こうして無事、初・電車外出☆

そして

傷口との初対面☆を果たしたサリリンなのでした。

今日はいっぱい動いたのでゆっくり休みまーす。