あっさりこ。(おにぎり専科)

元気を出せばなんでもできる!
おにぎり大好きちょっと欲張りなサリリンの楽しい毎日☆

いきなり!

2005年04月06日 | 卵巣のう腫(嚢腫)闘病日記
順天堂大学病院へ行ってきました。

実はサリリン、縁あって今年の初めからこちらの病院でちょこっとお世話になってるのです。

カミングアウトしちゃうと…

つるんとしたお肌がチャームポイントのサリリンなんだけど、
実は体の奥深くにある大切な臓器、卵巣に嚢腫ができてるらしいのだ。


      


コトの始まりはは2003年の健康診断。
サリリン、卵巣が片方だけ大きくなってる、って言われちゃったのです。

訝しがるサリリンに、当時の担当医師(大阪中●病院)は

「そういう卵巣なのでしょう」

と答えてサリリンを絶句させてくれたっけ…。

その時に感じた疑惑と一抹の不安。
それを払拭するつもりで時々経過を観察してはいたものの、ほとんど放置していた。

===============================================================
2004年になった頃にはサリリンの卵巣ちゃんは5cmくらいにまで成長していた。

本来の卵巣はアーモンド大。
こんなに小さいのに卵巣は人間の体内でもっとも嚢腫・腫瘍ができやすい。
しかも症状が出にくく、自覚症状が出た頃にはかなりタイヘンなことになってるらしいのです。

超音波で見るサリリンの卵巣は、内側の嚢腫のせいで大きく腫れてる状態。 
嚢腫の中にはいくつものお部屋があり、中には液体が溜まっているとのこと。
(多房性といいます)
このタイプは巨大化することもあるんですって。。(>_<)

でも逆に自然に小さくなることもあるらしく、サリリンは期待を込めてそれを待ってみたの。

ところが…。

========================================================================
今年、2005年に入った頃には卵巣ちゃんは7cmにまで成長してしまったのである…。
こうなったら、もう、嚢腫の摘出手術をするのがベター。

それは卵巣を切って中の嚢腫だけを取り出す手術…。
あんまり大きくなっちゃうと、卵巣の組織に良くない影響が出るらしいのだ。

  


ということで。

サリリンは手術日の調整も兼ねて診察を受けにきたの。
まずは超音波による診察。

やはり卵巣ちゃんは小さくなるそぶりも見せず、今日も着々と成長し続けている。
担当は腹腔鏡チームの北出真理先生。

彼女はサリリンと言葉を交わしつつ、忙しそうに手術予約ファイルをひっくり返していた。
優しそうな雰囲気でいて、自信を感じる落ち着いた口調が頼もしい。

ご存知の方も多いと思うけれど、腹腔鏡手術は開腹手術と比べると圧倒的に患者の負担が小さく、優れた点が多い。
そして順天堂病院の腹腔鏡チームはこの分野で非常にレベルが高く、症例数も日本一、
とあって全国から手術を希望する人が殺到している訳なのね。

だから、手術まで3ヶ月から6ヶ月待ち、というのが普通。
しかも、北出先生は腹腔鏡手術に関しては日本一かも、といわれてる先生…。

    


そんな彼女が、サラリと言った。

「来週はいかがですか?」

 …

え???


急に来週の予定に空きが出て、都合が付けば来週金曜日に手術できるというのだ。
早くて6月から9月、って話だったのが…

ら、来週かよーー


10秒考えた。


でも、サリリンはすでに有給消化体制に入ろうとしている。
そして来週手術なら一ヶ月安静にしても転職に間に合う。

何より、卵巣の為にも早いほうが良いに決まってる…。


答えは決まった。


「来週でお願いします…」


いきなりですが、来週手術に挑むことになったサリリン。

有給休暇はかくして手術休暇となったのでした。