「人は女に生まれるのではなく女になるのだ」

春休み特別企画☆と称し、墨田区は石原にある「巨牛荘」本店に行って参りました。
やっくん＠はなまるマーケットの言うとおり、とーっても小さいお店なのだけど、（しかも地味！）各界の著名人の色紙や写真が所狭しと壁を埋めているところをみると、かなりの実力派なのかしらん。
今回のメンバーはサリリンの叔母のレーコさんとその娘タエリン（サリリンの従姉妹ね）、タエリンの二人の娘達、そしてサリリン姉妹の計6人。レーコさんの手配により首尾よく乗り込んだのでした。



まずはシャキシャキのナムルに爽やかな酸味＆辛さのキムチ。
そして名物納豆ユッケ！
納豆よろしく無言でかきこむ私達…

もうすでにすごく美味しい…　

そして焼き物の一番手はお約束のタン塩。
分厚い、無骨な姿に一瞬、硬かったりして…、と怯みつつ、一口食べてびっくり。

香ばしく焼きあがった牛タンはさくっという歯ごたえも絶妙にジューシーだったの…

プルコギも、その同じお鍋で焼いて頂くうどんも、サービスのアイスキャンデーもどれも素晴らしく、至福の時間を過ごしたのでした。

　　　　　

ところで。

今回のメンバーには怪獣が二匹いた。

タエリンの娘達だ。。

彼女達は常にしゃべり、騒ぎ、暴れ、ケンカする…。
パンツが見えようが、怪我をしようが、お構いなしの元気ぶり。
お店の中でもその活躍は底無しで、心なしかタエリンは春休みが恨めしそう。

ところが。
車で一軒のブライダルショップの前を通り過ぎたときのこと。
素敵なお店ね、という私達に怪獣その２はこう呟いたの。

「私、結婚のときのドレスはここにしようっと」

…

若干9歳の怪獣の口からそんな言葉を聞くとは！

頭をよぎったのはフランスの作家・思想家、ボーボワールの有名すぎる一節。
「人は女に生まれるのではなく女になるのだ」

彼女は作品の中で「女は男で区別されており、彼女自身では区別されて
いない」とも言っています。

　　　

素敵なドレスを夢見る、暴れん坊の怪獣はとってもかわゆい。
でも、自分の中で区別していく怪獣になってほしいな、と心の中で応援しちゃうサリリンなのでした。

転職徒然草 ☆退職願編☆

お仕事が忙しくなるのはいつも決まって夕方5時過ぎ。
今日も慌しく一日が過ぎようとしていて。

ふと気が付くと先日面接をしていただいた会社から一通のメールが届いていた。


「最終的にサリリン様を弊社○○部にお迎えする方向で最終決定をしました。つきましては…」


こ　これって…

内定通知だーっ

待ってたはずの嬉しいお知らせになぜか動揺しちゃったサリリン。
だって同時進行中の他の会社のことも気になってるのだもの。

かといって二兎を追うもの一兎をも得ず、
になってってしまっては元も子もナイ…



とりあえず、与えられた引換券を正式なチケットにすることにしました。
内定風のメイルをもらったとはいえ正式なオファーレターを頂戴していない訳で、待遇、条件etcの調整のために転職先のHRと面談するのです。

でも、その前に直属のボス（ゴロー：日本人♂）に退職の意思を表明しなくては…

告白の準備として、まずは退職願。
「尚子の代筆」「ビジネス文書の森」などから、サンプル文書をDLし、プリントアウトする。
ここまで5分とかからない。

次にそれらに署名・捺印し、封筒に入れて「退職願」と書いてみたりする。
こっそりトイレにこもって書いたけれど、これもまた5分でdone！

ここまで来ればあとはゴローと二人で話すだけ…

とはいえ。

今日も一日いつもと同じ調子で仕事の話をしてた訳で。
さっきまでお互い軽口を叩きながら、もうすぐ生まれるゴローJrの話をして一緒に笑ってた訳で。

一体サリリン、
なんて切り出せばいいの…

お互い言いたいことを言い合うような、そんなゴローなだけにサリリンの心が揺れた。
ああ、ゴロー、これは裏切りではないのよ…

そうこうしていると、なぜかゴローがサリリンに向かって突進してきた。
いつもとちょっと違う、緊張した面持ちのゴロー。

ヤバイ…

と思うのもつかの間、ゴローが口火を切った。

「あのさ、産まれるらしいから、悪いんだけど、もう帰りますね。」


えーーーっ

ちょ、ちょっと待ってよーっ


奥様の実家はたしか九州だったはず。
これから九州ってことはしばらくはオフィスに来ないおつもりで？？

しばらく周囲をうろちょろしてみたけれど、結局ゴローは羽田から飛び去ったのでした。

サリリンの退職願が受理されるのは何時なのでしょう…

なみだくん、サヨナラ！

サリリン妹・アンコリンはとっても色白。そんな彼女がピンクのほっぺで帰ってきた
なにやらダーリンと公園でしゃべってたらしい。

で開口一番、
「サリリン、いつでも泣ける？？」

は、はぁ？？

実はサリリンはあんまり泣きキャラではないの。
どちらかというと、泣く前に怒っちゃう…（笑）

具体的に説明するとですね…

例えば相手から理不尽なヒドイことをされた場合。

「なんでやねん！！！」
と、むなぐらを掴みに行くのが8割。
で、往々にしてそれはほとんどサリリンの勘違いです。
まるでヤクザだ。。（反省）

「ヒ、ヒドイわっ…」
と、涙が出てきちゃうのが2割。
そしてそのほとんどが
「こんな目にあってるサリリン、なんて可哀想なの！」
っていう、シチュエイションに酔っちゃってる系なの。。
単なる悲劇のヒロインなりきりよね…

これで私サリリンがいかに泣きキャラでないか、ということがよーくお分かりになったかと思います

　　　

で、アンコリンは、というと、

「どう考えても相手が悪くて、反省の必要があると思った場合に泣く」

だそうです

こんな戦略的涙もあるだなんて。
やっぱり、女はは女優じゃなきゃいけないのカモ。

と思ったサリリンなのでした。

あなたにサラダ

目にも鮮やかな美しいグリーン、フレッシュな香り、オリーブオイルってこんなに美味しいんだ、と思わせてくれたのは麻布十番にあるフレンチレストランYURIS（ユリス）
有機野菜たっぷり＆手のかかったソースにも感動したけれど、まさに圧巻モノだったのはオリーブオイルだったの。
その正体はBARIANI（バリアーニ）。正真正銘のエクストラバージンオリーブオイルでした。
あまりの素晴らしさにその入手先をかなりしつこく尋ねるサリリン…。
「どこで取り扱っているの？」
「これは何時どこで絞られたものなの？」
ワインが入って迫力が出ちゃってたのかもしれません。オーナーさんたら250ml入りのオイルを一本プレゼントしてくれた

早く片付けて、といわれるまま、フトコロに忍ばせ帰ってきたサリリン。
せっかくの品なのでこれを使って今日はサラダを作ってみました。
作り方は楽々はなまる方式。

１　にんにくを切ってサラダボウルにこすり付ける
２　そのボウルにオリーブオイル3にワインビネガー1を入れ、塩コショウをして攪拌
３　食べ易いカタチに処理した野菜を投入（レタス、アスパラ、ブロッコリー等）
４　生ハムをのっける



と、２まで来たところで気が付いたの。
私のオリーブオイルが…
ない！

どこにいったの私のBARIANI…

10分後、あちこち探しまくって見つけたのは冷蔵庫の中。
あんまり大事にするからきっと誰かが片付けてくれたのでしょう。

しかし、中をみてビックリ。
白く固まっているではないの！！

…

オリーブオイルって固まっちゃうものだったのね。
しばらく置いておくとグリーンに戻ったのでした

美味しくできたサラダだけど、正直に言うとサリリンは断然お肉派。
有機野菜もいいけれどやっぱりお肉が食べたい！それもできればレアで

そして不思議なことに仲良しの女子四樂坊もそろって大のお肉好き。
美しくしたたかに生きている彼女達の姿に思うのは
きっと狩猟民族の血が濃い！ってこと。
色々狩猟をする彼女達はコミュニケーションがスマートでルールを守る大人の女性。
日々アンテナを張り巡らせて生きている姿は本当に素敵なのです。
また近々一緒にお肉を囲まなくっちゃ

ちなみに胡椒ひきはCRUSHGRINDのペパーミルが最高！ではないかしら。
プジョーも人気があるみたい

きらきらひかる

ラメにパール、プラチナにダイヤモンド。キラキラ、ピカピカするものは私達の心を捕えます。
ちっちゃなビーズも可愛いけど、うっとりしちゃうのはやっぱり永遠の輝き・ダイヤモンド
実はサリリンったら先日Pomellatoであやうく天文学的お値段のジュエリーをお買い上げするところだったの。
カードを切ろうとしてよーく見ると…

えーっ？ゼロが一個多いっ




店員さんの前で恥をかきつつ、気づいて良かったと思いつつ、その場を退散したサリリン。
だけれどやっぱりジュエリーに未練が残っちゃったのね。
そこで今日はいつもお世話になっているジュエリーやさんのNさんにお会いして適正価格でオーダーすることに決めたのでした。
うちの母も祖母も大好きなNさんは今日も渋いファッション＋控えめジュエリーで決めている。
「今年で免許取得50年だよー」
と、どこにでも車で乗りつけるちょい不良（ワル）は今日も愛車・クラウンマジェスタを駆って来られたのでした。

Nさんとのんびりニューオータニでお茶した帰り道、何気なく鏡を覗いたサリリンはあることに気がついた。
パール入りのネイルに耳にはピアス、ラメ入りのアイシャドウにグロス、化粧下地にもパールが入っていたっけ…。
全身ヒカリモノ、しかも、テカってるじゃないか…。

そういえば野生動物はキラキラしたものを向けられると逃げていくそうな。
鏡とかCD、車のライトとかね。
動物達は生物的なものとはかけ離れた金属的な光を避けてしまうのでしょうか。
人工的なきらめきに本能的に身の危険を感じ、居心地が悪いのでしょうか。

あえて自分をキラキラピカピカさせてる私達。
もしかしたらちょっと武装してるのかも…
なんて思っちゃったのでした。

ちなみお寿司のネタも光ってるもの、大好き♪

HappyBirthday!

今日はサリリン's　ママ（=サリママ）のBirthday♪
ママ、お誕生日、おめでとーっ

と叫んではみるものの、毎年彼女へのプレゼントはちょっと悩む。
なぜって、一流ブランド品から100円ショップまで、あらゆるジャンルの品々を買い続け、検証を重ねた彼女。
プレゼント的「華」、センス、コストパフォーマンス、すべての条件をクリアして彼女から

「素敵！」

とお褒めの言葉を頂くことはとっても少ないの…



これまであらゆる品々がサリママによって撃沈されてきたのでした。
そんな彼女の為にサリリンは独自に調査を進めていたのだけれど、近年ついに、簡単かつ合格点を常にkeepできる逸品を発見しちゃったの！
それはGEORG JENSENのイヤー・ペンダント。（http://www.georgjensen.co.jp/）
デンマークはコペンハーゲンの銀工房から出発し、デンマークとスウェーデンの王室御用達にまで成長したこのブランド、どれをとってもカジュアルすぎず、華美すぎず、洗練されててとっても素敵。

そんなに高くないし…（重要よね）
おばあちゃんになっても使えるし…（必至）

毎年デザインの違うイヤーペンダントだけにプレゼントしやすくて、最近は「迷ったらコレ！」的存在として頼っちゃってます。



ということで、プレゼントと共に「おめでとう」コールをしたサリリン姉妹。

なぜか電話の向こうの空気が不穏。

聞けば、おじいちゃんがお風呂場で転じゃって…。
入れ歯まで割れたらしい。。

つまり、長男の嫁：サリママは今日一日その対応に追われてたみたいなのだ。

ママ、偉いよーっ！！！



確かに高齢化が世間を賑わせている今日この頃。
こんな風に、家庭では色々なことが女性の手によって解決されているのです。
普段はオフィスで仕事してる私達。色々な事に気が付いていないのね。

なお、頑張ったママはパパとお寿司ディナーをした模様
ママファンのパパ、しっかり頑張ってるようでなかなかよろしい。

ちなみにアンコリンからの贈り物ははUVホワイト　ホワイトマッシュソープ（資生堂）でした。

サリリンもこっそり使ってるけど、結構イイねぇ、アンコリン！

転職徒然草 ～面接終了～

今年に入って本格的に転職活動を始めました。

どうして？ってよく聞かれるのだけれど…

私のいるIT業界ではドッグイヤー、すなわち一般社会の7倍くらいの速度で時間が進んでいると言われているの。
つまり3年間ならば21年！

それが最近ではマウスイヤー、すなわち18倍くらいの速度で進んでいるらしくって…
なんと、3年ならば48年！

そりゃー、会社も変えたくなるというものです（笑）
確かに一年前には思いもつかないようなことを普通にやってたり。
名前を覚えなきゃ、と思ってた新人さんがいつの間にやら辞めちゃってたり。
やたら早い時の流れの中で注意深くバランスをとりつつ、なんとなく、
「そろそろかな…」
と思ってたところに以前一緒に仕事をしていた方々からほぼ同時にお話を頂きました。

時間の流れが速い分、ポジションに空きがあるのもほんの短い時間。
そして彼らも複数人に声をかけているわけで…。
かつ、紹介があったからといってすぐ転職できるわけはなく、レジュメ作成、書類審査、人事面接、部門面接…　
と、回を重ねる毎に突っ込んだ厳しい審査をパスしなくっちゃあならない…

ということは、今は可能性はすこしでも高くしておきたい。

考えた結果、複数の会社さんと同時進行することにしちゃったサリリンなのでした。



ところが。
そのうち一社から「採取結果を来週には連絡します」とのメールが！

オファーレターをもらってから、と思って先延ばしにしていた決断をそろそろしなくてはならない。

ど、どうしよう…

来週オファーレターもらっちゃったりして…

このテーマの微妙な部分は「同僚に相談できない」ってこと。
サリリンの住んでるのはIT界なのだけれど、独特のお作法や力関係など、サリリンはまだまだ疎くって。
頼りになる同僚達にちょこっと話してみたいのはヤマヤマなのだが、そこは同じ穴のムジナ。必ず彼らは感づいちゃうのよね。

ということで、一番無害＆気楽な妹：アンコリンに聞いてみた。

サリリン：
「あのね、来週オファーレターもらっちゃうかも…」

アンコリン：
「えーっ？！どこから？」
「それって前触れとかあるんだー、でもなんか問題あるの？」
「やっぱ、好きデス、とかかいてあるのかな？」
「っていうかもてるんだねー！」

…

それってファンレターではないかしら…

そうそう、噂によると「転職」は「離婚」に似てるんですって。

実家に帰ったり…　（＝昔の同僚にあう）
慰謝料の計算をしたり…　（退職金ね）
ドロドロになったり…　（退職時期をめぐってもめがちなのよね）


とりあえず、果報は寝て待つことにします。
良いオファーが頂けますように祈りして…

SPA！

花粉症花盛りの候、大盛況の耳鼻科でSPA!を熟読しました。
週末は待ち人が外まで列をなす待合室も平日はちょっぴり静か。
そして本棚の健康的なレタスクラブやオレンジページに対抗するようにひときわ異彩を放つSPA！
病院ではこういう不健康な雑誌にそそられるものです

その週のメインテーマは「ジャンル別現代人の悩み」。
野次馬根性の趣くままページをめくると、現代人の悩みが年齢、職業などのジャンルに分類されておりました。

中でもサリリンがちょっと気になったのは…

既婚女性のお悩みのナンバーワンは、な、なんと、
「セックスレス」！

一方、同世代の既婚男性の悩みは、
「仕事」
　…

既婚ってことは、日本では一夫一妻制なので同じ数の男女がいそうなものなのに。。？
一つ屋根の下に（おそらく）住んでいても、一つの布団に寝ていても（多分。。）違う夢を見てるのかしらん。

世代が変わって若年層の女子のお悩みナンバーワンは、
「進路・容姿・将来」

対する男子は、
「マスターベーションの回数、性器のことアレコレ」

ということは。。。
必要なのは既婚女性と若年男性のマッチングかしら！？
意外と人に迷惑のかけずに需要と供給が一致するのではないかしら？

とひらめいたところでタイムアウト。

無事花粉症の診断を受け、アレルギー剤を処方していただき、仕事に戻ったのでした。
つかの間の楽しい現実逃避でした。

なお、頂いたお薬は「アレグラ」。全く眠くならず快適！
以前飲んでた「アレロック」はどうにも眠くって…。
割合的には10人にひとりだそうな