あっさりこ。(おにぎり専科)

元気を出せばなんでもできる!
おにぎり大好きちょっと欲張りなサリリンの楽しい毎日☆

ゴローのソナタ

2005年04月01日 | Career
今、コトは同時進行している。
というのは大詰めを迎えつつある転職活動のことなのです。(転職徒然…参照のこと)

現在の状況を簡単に説明すると、

A会社:当選確実   

B会社:初戦突破

C会社:棄権(めんどくさくなっちゃったのよね)

ということで、本日はB会社と面接だったの。
サリリンは元々ここが第一希望。
でもA会社からオファーをもらっている今はかなりやる気が薄れていて準備に全く気合が入らない…

   

まずはレジュメを見ながら転職理由・希望職種とその理由を復習。
得意分野のスキルなど、アピール項目のキーワードを吟味しておく。

「質問はございませんか?」と言われた時のネタや、失敗談・成功談もあらかじめ用意。
もちろん顔映りのいい、似合うスーツと笑顔もマストアイテム。
 
と、B社の近くのカフェでブルーベリーティを飲みながら最終チェックをしていたサリリンはふと気が付いた。

 口を動かす練習もしなくては!!

経験上サリリンは口を動かしているほうが気分が良くて、話せば話すほどに言葉が泉のように湧き出てくるの。
でも、反対にだんまりしてると口を動かした瞬間に妙な単語を口走ってしまったり、機能的に問題が出てきちゃったりするの…。

    

そこで思い出した。
上司のゴローだ。

彼は奥様が第一子出産とあって三日前に九州に旅立ったきり。
当然といえばそうだけど、このまま彼は来週もお休み状態かもしれない。
でも辞める意思の固まってるサリリンは一刻も早く彼と話さなくっちゃいけないのである。

丁度面接まであと25分。
口の準備運動をしたいサリリンはブルーベリーティ越しにゴローの携帯を鳴らした。

   

サリリン「お話がありまして…」
ゴロー 「えー?なになに?どんな内容?」

全く気づいていないらしい。

サリリン「一言で言うと、退職の件なのですが。」
ゴロー 「まじーー?!」
 
  

一通り話してみたけれど、あまり反応のないゴロー。
寝耳に水過ぎたのか、妻の実家という場所だからなのか…。

お陰で面接もよどみなく終了したという事は言うまでもありません。

  


家に帰るとアンコリンがサリリンに言った。

「今日って何かウソついた?」
「ほら、エイプリル・フールだよー!」

しまった…
ま、まさかゴロー、サリリンが嘘ついてるなんて思ってないよね…