あっさりこ。(おにぎり専科)

元気を出せばなんでもできる!
おにぎり大好きちょっと欲張りなサリリンの楽しい毎日☆

そして、入院。

2005年04月14日 | 卵巣のう腫(嚢腫)闘病日記
未練がましく明け方まで夜を楽しんでしまったカラダにとって入院@10時はちょっとタイヘン。

指定された荷物と共に到着したのは受付最終時刻の11時。

      

まずは予納金¥150,000。

この費用が普通なのかどうなのか、今一つピンと来ないけれど、
Hawaiiに行けちゃうなー、と思いつつ、これから5日間過ごすお部屋に案内していただく。


入室とほぼ同時に担当の看護士&ドクターの方々が自己紹介に来てくださる。

「お荷物を入れてゆっくりしてて下さいね」

と言われるまま、落ち着いたピンク色で統一された4人部屋の一角で寛ぎ、

12時にはランチ。

そっか、もう筍の季節なんだよね…

院内は空気清浄機が完備され、最適な温度・湿度が保たれた中では花粉症も治っちゃったみたい!

サリリンはうきうきと売店に行っておやつを買ったり。
とってもノンキにこれからの入院生活を思い描いていた。

      

14:00ごろ、 看護士の方が病院案内をしてくださる。

シャワールームにお手洗い、パウダールーム、パントリーと、
すべて上品な同系色で揃えられている院内はまるでスポーツクラブに来たみたい。

そういえば…

どの看護士も若くってかわゆい
くるんとカールしたまつ毛にはマスカラも施されており、メイクもばっちり。

感じのいい女性に世話を焼いてもらうのは
同姓と言えどもなんとなく嬉しいのよね。

さっそく体重・体温・血圧をチェック。


  

と、部屋に戻ると…

聞きなれない、シューシューという音。
苦しそうに咳き込む咽喉。

閉じられたカーテンの向こうの雰囲気が違っている。
やっぱり、ここは病院だったんだ…。

と、思っているうちにさっきのかわゆいナースがサリリンに命じた。

「今からおヘソの処理をするので横になってもらっていいですかぁ?」


え、えーっ?

いきなり??

ともがいてみたけれど、全く意味がなかった。

オリーブオイルと綿棒でおヘソを掃除されてしまったサリリン…
おヘソのゴマ取りなんて、コレまで誰にもされたことないのにーー!

痛いような、くすぐったいような、ありえない感覚。

きゃーきゃー言っている内に

「汚れてないですねー、終了でーす」

ホッとする間もなく、

横臥した状態での「うがい」の仕方

お腹をひねることなく「体の向きを変える」

という二大レッスンがあり、
なんとかその場は解放された。

      



夜はドクターから色々説明があるので早めにシャワーを浴びる。
16:00過ぎる頃には三日前に買ったパジャマに着替え、
渡された書類を眺めたりして時間は過ぎていった。

17:40 薬剤師からお薬の説明
18:00 夜ご飯(鯖の味噌煮)※ これを最後に断食
18:30 麻酔医から全身麻酔の説明

    

以上が終わる頃、夜勤の看護士さんがご挨拶に来てくれる。
これまたほっそりした可愛い人!

だったのだけど…

次の彼女の一言はサリリンを震撼させたの。

「そろそろオカンチョウのお時間ですので準備しててくださいねー」

お…

オカンチョウ!!


「お」

なんかつけるなーー 

「あのー、どうしても必要なんですかー?」

一応すがってみるけれど

「あとで余計大変になるんですよー」

取り合ってくれない。

と、彼女の手元を見ると…

イチジク●腸の大親分みたいなでっかいものがおいてあるではないか。

時間を稼ぐ為、

「今日はいい天気でしたねー」

とか頑張ってみるけれど、

「今日は湿度も温度も人間にとって最高だったらしいですよー」

と話しながらも手は止めてくれない。





お腹が痛い…

苦しい…

吐き気まで襲ってくる…。

あの我慢ならん感覚はなんなのでしょう…。

こんなことなら三日前くらいから断食しておけばよかった…



しかも、彼女はさらに続ける。

「終わったら流さないで見せてくださいねー」





完全に打ちのめされた10分間だったのでした。

21:00 消灯

同室の方は術後とあって大きなイビキで眠ってるみたい。
サリリンも明日はそうなるの?

脱走したい気持ちでいっぱいのサリリンなのでした。