sariblog

おきらく40代 、人生の折り返しはのんびーり、まったーり。

福岡グルメ旅 7 天開稲荷

2017-05-31 | 日記
お石茶屋を少し進むと天開稲荷(てんかいいなり)の鳥居が見えて来ます。

天開稲荷は鎌倉時代末期に京都の伏見稲荷大社から御分霊を勧請され、九州最古の「お稲荷さん」として親しまれています。(神道では神霊は無限に分けることができ、分霊も本社の神霊と同じ働きをするとされています)そして天開稲荷神社は福岡随一のパワースポットと言われているところで、その名の通り「天に道が開け、運気がぐんぐん上昇する」神様と信じられています。

稲荷社は小山の上にあり、参道の途中は階段と坂道に分かれています。階段を登る方は急な階段なので、履き慣れた歩きやすい靴をお勧めします。


本殿

祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)。稲の精霊を神格化した神とされ、古事記では須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比姫(かむおおいちひめ)との間に生まれた神様と記されています。古事記と日本書紀では性別が明確にわかるような記述はないですが、古くから女神とされてきました。御利益は五穀豊穣・産業振興・商売繁盛・家内安全・芸能上達など。

本殿前には全部で13本の鈴が並んでいて


まず自分の生まれ年の干支の鈴を清らかに かき鳴らした後に

中央の大鈴を鳴らして願いを込めてお参りします。参拝方法は二礼・二拍手・一礼。


本殿の参拝の後は、本殿左側から石段を登り奥の院にお参りします


奥の院

祠の中は石室で人が2人も入れば いっぱいになる程の小さな空間です(お参りに来られた方は1人ずつ中に入られていました。)

sariの番が来て 祠の中に入ると、正面に小さな白狐が沢山並べられ、その中央に神鏡が祀られています。外の風や雑音が遮断されて静かな時間が流れます。
体全体が優しく温かい空気に包まれ、手を合わせると何だか神様と向かえ合えたような気がします


太宰府天満宮、天開稲荷の参拝後は太宰府天満宮の社務所で御朱印を頂きました。


福岡グルメ旅 6 太宰府天満宮とお石茶屋

2017-05-30 | 日記
本殿の裏の小さな神社には道真公の恩師、両親、子供達が祀られています


その先を抜けると包丁を形どった包丁塚や筆をかたどった筆塚などがあります。


その並びに梅の種納め所があります。

立札には
『古来より天神様が宿ると言い伝えられております梅の種を粗末にならぬ様に納めるところです』とあります。

sari達も大阪から梅の種を持って来て納め所に種を納めました^ ^(赤い種は梅干し、白い種は干し梅)


樹齢1000年から1500年以上の夫婦楠。二本の楠が夫婦のように寄り添う姿から名付けられました。木の下には紫陽花が植えらており、紫陽花が咲く頃には華やかで見る者の目を楽しませてくれそうです。



夫婦楠を抜けると梅園があります。花が終わった梅の木は、よく見ると青々とした梅の実が沢山成っていました。

梅園を通り過ぎると境内の一番奥に美味しい梅ヶ枝餅を食べさせてくれると評判の「お石茶屋」が見えて来ます

お店の名前の由来はお石さんという、女将の名前からとったもの。お石さんは明治・大正にかけて筑前三美人に数えられたほどの美人で、お石さんに惚れた麻生太吉(麻生太郎氏の曽祖父)がお石さんの通勤が楽になるようにとトンネルまで作ってしまったとか。

このトンネル、正式名は宝満宮 参拝隧道ですが 地元ではお石トンネルで親しまれています。

お石茶屋のメニュー


店内でも食べられるし


店の外でも食べられます



梅香茶セット 420円

梅ヶ枝餅は注文してから焼いてくれるので(10分程)、アツアツの出来たてを食べることが出来ます。外側の餅はパリッとしていて中の餅はモッチリ、小豆あんは甘さ控えめで美味しいー今迄食べてた梅ヶ枝餅とはまた違う美味しさです。
1人で5個ぐらいは軽く食べれそう〜
昆布茶の中には自家製の梅干し入り。

梅ヶ枝餅の甘さと、梅昆布茶のしょっぱさがいい塩梅になります。

福岡グルメ旅 5 太宰府天満宮

2017-05-29 | 日記
清陽軒本店から車で45分。
太宰府天満宮に到着しました。

参道入り口


参道は土産店や飲食店が沢山並んでますが、その中でも人気の撮影スポットは
スターバックスコーヒー
太宰府天満宮表参道店



銀座の歌舞伎座などを手掛けた、建築家 隈研吾氏により「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトをもとに設計された日本でも数少ない、スタバのコンセプトストアのひとつ。釘を使わずに木組みされた杉材が合計で2000本以上も使われていて 見応え十分です!

いよいよ太宰府天満宮の境内へ


「心」という漢字を形どって造られた
「心字池 しんじいけ」

心字池に架かる御神橋は、太鼓橋・平橋・太鼓橋の三橋からなり、過去・現在・未来の三世一念という相を表したもの。地元の言い伝えでは、過去の太鼓橋は振り返らず前を向いて渡り、現在の平橋は立ち止まらず、未来の太鼓橋はつまづかずに渡りきるのが良いとされています。

この橋は過去・現在・未来へと向かうという事で、本殿参拝後の帰りは、橋は渡らずに池の横の道を通って帰ります。(未来から過去に戻るのは縁起が悪いと言われているため)


手水舎の手前にある麒麟像は幕末の博多の商人達が寄付したもの。
キリンビールの麒麟のモチーフになったという噂もあります。


麒麟像、手水舎を進むと楼門があります


立派な楼門!防犯カメラも楼門と同じ様に朱色に塗装されています。
皆さん どこにカメラがあるか
分かりますか^ ^?


御本殿


御祭神はもちろん菅原道真公。
菅原道真公の御墓所の上に建てられたのが太宰府天満宮。道真公の御神霊を永久にお祀りしている神社です。神徳は受験合格、詩歌、文筆、芸能、学問上達、農業守護、病気平穏など、日本全国はもとより広く世のご崇敬を集め、年間に約800万人の参拝者が訪れています。
参拝作法は、神前の前に着いたら軽く一礼、「二拝二拍手一拝(にはいにはくしゅいっぱい)」※拝は一般的に90度でお辞儀する礼こと

本殿左には飛梅伝説で有名な太宰府天満宮の御神木、飛梅があります。
太宰府に左遷になった道真公を慕って、京から一晩で太宰府の主人のもとまで飛んできた梅。素敵なお話ですね

飛梅は樹齢1000年を超える白梅で、根本は3株からなっています。太宰府天満宮のなかではいちばん先に咲き始めるとされています。道真公を祭神とする神社にこの梅の株分けされたものが各地に現存しています。



次回に続く

福岡グルメ旅4 久留米ラーメン 清陽軒本店

2017-05-28 | 日記

若松屋の次に向かったのは、車で50分程の久留米市諏訪野町「久留米ラーメン 清陽軒 本店」

久留米の屋台から発祥した中で、3番目に古い老舗のラーメン店。こちらの初代は背脂を揚げたカリカリの考案者でもあります。兄(先代)と共に腕を磨き弟さんが独立して立ち上げたお店が「大砲ラーメン」になります。

入って直ぐの風除室に屋台を再現したようなオブジェが。

3つ並べられた空のどんぶりは、屋台時代の時に使用していた どんぶりでしょうか^ ^


店内には持ち帰り用の麺やトッピングも販売しています。



メニュー



セットにも出来ます


学生さんは15時〜22時がお得


屋台仕込みラーメン と久留米焼き飯のセット960円。

丸3日掛けて作るスープはあっさりした豚骨で飲む程に美味しさが増します。濃い印象の久留米のラーメンの概念を良い意味で覆されますよ^ ^

初代が考案者したカリカリも入っています。揚げた背脂は軽やかになり、スープをよりマイルドにしています。



自家製チャーシューと秘伝の元ダレ醤油で仕上げた、久留米焼き飯。味がしっかりと付いてご飯がパラパラで美味しい



いつかは来たいと思っていた、清陽軒本店。豚骨ラーメンの源流のひとつを食べる事が出来て満足 満足

福岡グルメ旅3 うなぎ料理 若松屋

2017-05-27 | 日記
午前9時にはホテルを後にして、徒歩5分程のお店でレンタカーを借りました。


やっぱり福岡観光は車移動が便利!


高速で向かったのは


柳川の「うなぎ料理 若松屋」
手頃な値段でうなぎを食べる事が出来る
老舗の人気店です。


お店は柳川名物川下りの舟着場のすぐ側
あります



開店15分前に到着して、入口で人数を記帳し番号札を取って 開店時間まで待ちます。sari達は4番目^ ^


駐車場は店舗右側にありますが駐車場がいっぱいの時は、第二駐車場もあるようです。(ちなみに店舗横の駐車場は7台ほど停める事ができ、開店時には満車になりました)


入り口横では炭焼きの濃厚な香り。
ますます食欲をそそられます


2階に案内され、お好きな席へどうぞと言われたので川下りが見える窓際の2人席に座りました


団体や家族連れにはゆったりと座れる、座敷もあります。


メニュー


一番人気の
「上鰻せいろ蒸し」2865円


この艶、惚れ惚れします

蒸したての鰻せいろは、蒸される事によって余分な脂が落とされ、香ばしさを残しつつも身はふんわりふっくら。2度目の訪問ですが 相変わらず ここの鰻せいろは美味しい〜⤴︎

せいろ蒸しに付いている肝吸い

だしが効いた汁に微かに苦味のある鰻の肝のお吸い物。こちらも美味

ほねせんぺい 450円

カリッと揚げ塩を効かせた、パリパリのほねせんぺい。鰻せいろが出来上がるまで10〜20分の待ってる間にポリポリと食べるのがオススメ。ビールのと相性もバツグンですよ