(仮) …でも多分ずっと

でもまあなんだ、残しておきたいと思う出来事もあるからね。

結局悪いのは頭。

2014-04-14 14:38:00 | 自転車

 新しいタイヤ購入。

 IRCの「Formula PRO X-Guard TUBELESS」です。

 

 WH-6700に履かせていた「Formula PRO Light TUBELESS(プロライト)」が2本とも昨年の事故の前後に駄目になり、いずれ買い換えようと思ってはいたんですが、そのまま冬に突入しちゃったので今になったと。

 冬の間に購入しなかったのは、冬の間はローラー台でしか使えないけど、新品のタイヤは表面に剥離剤が浮き出てくるのでいきなりローラー台で使うとローラーのドラム表面が酷いことになるから、実走できる時期になるのを待っていたからです。

 以前、固定ローラーでやっちまいましてね…勿論後から掃除すりゃ良いんだけど、粘着質の物なのでべったり付くと結構大変だったんで。

 後はま、どうしても必要なもの、ではないからね。あくまで拘りの範疇の買い物なので慌てることはないと。

 

 今回この選択に至ったのは、CREの標準ホイールとタイヤのセット(AR-713リムとTiagraハブの手組ホイールに、タイヤはContinental Ultra Sports)がかなり具合良いんで、使い分けるならやっぱりTubelessの方が面白いよなと言う事と、X-Guardの耐パンク性に期待してこういう選択に。

 プロライトはあっさりバーストしちゃったからねぇ…気休めでも耐パンク性謳っている製品の方が安心。

 ただ、今まで空気漏れの問題でそれなりに難儀してきたので、Tubelessで無くても良いかなぁ…と思った時期もあったんですけどね…でも、やっぱりモノに出来ないのもなんだか悔しい、ってのもあってね。

 

 チューブレスタイヤの脱着はもうかなり繰り返しているんで、それ自体は何と言うこともなく終了。

 組付けの手順としては、中性洗剤を30~40倍位に薄めた物をスプレーしておいてからタイヤ填めて、リム中央にきちんとビードが落ちる様に良く揉む様に馴染ませてから空気を入れ、綺麗にビードが上がり、特に漏れなどはないことを確認する。

 前に教わったコツとして、一旦最高圧まで空気を入れた後に全部空気を抜いて、改めて実使用圧まで空気を入れると良いという事で実施。

 今回は取り敢えず漏れの具合を見るため実使用圧よりも高い7.5bar迄入れて丸一日放置、様子見しました。

 で、24時間後の減圧具合を確認すると、前後ともほぼ同じで0.7bar弱。

 これはプロライト導入時と同じ感じ…

 こんな物なのかな?と思う半面、組み付けにやや問題がある可能性も残る状態なので、気になる点はないか考えてみる…。

 思いついた点は2つ。

1,滑りをよくするための中性洗剤を薄めたもの、組み付け中に流れてしまったりで十分行き渡っていないのでは?

2,バルブコアの取り付け方が、締め付けすぎかも。

 1は慣れてきたとはいえ組み付けには結構時間を要しているので、流れて落ちてしまうこともあるし必要なところに十分行き渡っていないのかも。

 他メーカーの動画(MTBのタイヤだけど)見たら、タイヤ組み付けてから空気入れる前にタイヤサイドとリムの隙間に更に潤滑液を大量にスプレーしている物があったので、真似してみる手はあるかと思って。

 2は今まで考えなかったが、締め付けすぎで根元のゴムが変形、微妙にリムとの接触が甘い状態になる事は有りそう。

 実際調べると、コアの取り付けは緩くても締めすぎてもいけない、と言う話はある様だ。

 WH-6700は完成車付属だったんでバルブコアは添付品の形で付いてきたんだけど、メーカー出荷時には取り付けられた状態で届くんだろうか?

 もし組まれた状態で届くのなら、正しい取り付け状態が見られたんだけどね…ま、ここもなんかやってみよう。

 

 という事で、一旦空気を抜いてビードを落とし、潤滑スプレーをタイヤのビード部分を洗い流す位の勢いで掛け流し(笑)、更に良くビードとリムを馴染ませてから空気を入れ直し。

 これで潤滑剤が行き渡らない部分はないはず。

 バルブコアは摘まんで動かしても全くがたつきの無い状態に締め付けてあったのを、一旦緩めてガタのある状態から少しずつ締めて、僅かにがたつきが残る位の状態にした。

 今まではそこから更に力一杯締め上げていたので、ちょっと心許ない気はしたけどね。

 そして空気圧を調整して前回同様7.5bar程度にしてまた24時間放置後に圧力測定。

 結果は両輪ともほぼ同じ、大体0.35bar程度の減圧だった。最初のほぼ半分の漏れ。

 以前メーカーから貰った情報で、正常なら24時間後の減圧は5パーセント程度という話があったんだが、その範疇におさまったので上手くいった様だ。

 

 今回どっちが上手く働いたのかは解らないけど、以前単純にビードを落としてあげ直してみた時にはむしろ悪化したので、バルブコアの締め付け具合かな…という気はする。

 但し以前は今回ほどびちゃびちゃに濡らしてやったりはしていなかったし、更に良く馴染ませるようにとかもしなかったので、効果無し、という事は出来ないかな。

 要するに、正しい手順できちんと作業できていなかったのは間違いなかろう。

 そして何がいけなかったのかが自分で把握できないというか、解析できないでただ機械的に同じ作業繰り返していただけなので、どうにも上手くいかなかっただけなんだろうなぁ…と思う。

 要するに頭が悪かったって事だな、自分。

  

 ま、どうやらきちんと組めた様なので、午前中走ってきましたが、途中「どうしてもトイレに行きたい!」と言う状態になってしまったので小一時間で切り上げちゃいました。

 今年はとにかく無理しない方針なので、今日はそこまで。

 皮むきが出来たかどうかと言う程度の距離しか走っていませんが、印象は、プロライトよりは硬い感じかな、きちんと比べられる状況には無いので気のせいかも知れませんが。

 まぁ、なんにせよもっと長い距離走らないとね。

 取り敢えず何も問題無い様なので、このままシーラントも入れずに暫く使ってみましょう。