昨日のことだが…悪天候続きだったんで、この程度の天気ならと我慢出来ずに走りに出たわけですが、確かに降られはしませんでしたが…この有様。
写真では霧って案外解りにくいというか、肉眼よりも見通しが利いて写る気がするんですが、にもかかわらずこれだけ写ると言う事で、どんだけ凄い濃霧だったのかは解るかと…。
これから暫くは比較的マシな天気が続きそうな予報だけど、本当かなぁ…今日は取り敢えず晴れ予報で出かけたんだけど、日差しは殆ど無かったぞ、と。
今日はちょっと峠の方へいってみましたが、時間の都合もあって最初から頂上は目指していなかったとは言え、登り切るにはまだまだ色々と足りないなぁ…と言うのが正直な感想でした。
ノーマルクランクのままだったら絶対登り切れない自信が付いた(笑)。
平地ばっかり走っていたから、上り向きの体力全般が足りないみたい。
今日の感触だと、無茶すれば上れないことはないかな、とは思ったんだけど、限界よりも少し余裕残して上れる位の体力付けないとなぁ…帰ってきてから使い物にならないようじゃ困るからね…。
ま、今年は平地ばっかりじゃなく、上り下りも増やそうとは思いました。
それと…やっぱり下り怖いわぁ…ブレーキがしっかり利くのが確認出来たんで、そういう意味では大丈夫だけど、急な下り斜面が心理的にやっぱり不安。
更に上の方に上がると、両サイド崖の急斜面なんかもあるんで…FRDの頃に一度上って無茶苦茶怖い思いした記憶がよみがえったわ…。
まじ押して歩こうかと思ったもんね。
あれがなければもう少し峠に足も向いたんだけどなぁ…そうしたらもう少しは体力的にも余裕が有ったんではないかという気がしなくもないからね。
慣れの部分も大きいような気がするしね。
…しかし、下りの怖さは克服出来るんだろうか…?
天気予報じゃ一日曇りなんだが、夕べ夜半からずーと雨垂れの落ちる音がしている状態。
当然路面はフルウェット、自転車出す気にはなれませんな。
早くも蝦夷梅雨突入でしょうか…公式には北海道には梅雨がないといわれていますが、梅雨前線がかからないだけで6月からお盆の頃まで長雨が続く地域があるんですよね。ここがまさにそう。
本家の梅雨よりもむしろ長く、しつこく続きます…。
本家の方は今年は空梅雨だという話が聞こえていますが、真面目に分けてあげたいようだわ…。
で、こういうときは3本ローラーが大活躍な訳ですが、コンパクト化してからちゃんと乗るのは初めてです。
と、その前に、パーツが届いたのでチェーンを詰めなきゃ…と言うわけで上の写真。
チェーンを詰めるのに普通のピンだと不安なので(単に自分が不器用なだけ)ミッシングリンクにしてみました。
「CL559R」、KMCおよびShimano10速チェーン対応モデルです。
付け外し回数3~5回までと言う注意書きが貼られていますね。
他社製品ではそもそも「繰り返し使用不可」なので、数回でも使い回し出来る(メーカーが保証している)のは有り難いですねぇ。
詰めるのは2リンク(一コマ)なのでミッシングリンクに置き換える半コマを加えて3リンク、写真の状態ですね。
一応、切った段階で一コマ詰めれば「アウタートップの状態でプーリーが地面と垂直に並ぶ。」事を確認してから詰めました。
個体差なのか相性なのか、調べたときには硬いとか填まらないとかいう話も見掛けましたが、すんなり填まりました。
どうやら、以前は10速用には「CL559R」の他に「CL559S」と言う別バリエーションがあって、そっちがShimano対応だったのを、ランニングチェンジで仕様を変えてCL559Rに一本化したという話らしいですが、本当のところは解りません。
現状ではShimanoのチェーンに対して特に制限などは無いようです。
写真ではフラッシュの光で解りにくいですが、ミッシングリンクはメッキ処理が違います。
実走中上から眺めると、チェーンが流れてゆくのが目視出来て面白いです。
ミッシングリンク入れる前と入れてからで、特に音が出るとか変速に支障が出ると言う事も無く、特に何も変わった感じはしません。
と言うか、そうじゃなきゃいけないものですね。
何かが変わったことが知覚出来るようでは、完全互換とは言えないって事になりますからねぇ。
で、取り敢えず今日は一時間半位ローラー回したわけですが、何か全然違う自転車に乗っているみたいな感じでした。
実走よりも違いを強く感じたのはなんでだろう?
おかしなもので、手やらおしりやらにかかる負担まで違って感じて、総じて楽になりました。
しかも心拍も上がりにくくなって、同じ速度/ケイデンスなら心拍が明らかに低いという状態になり、自分でも「?」という感じ。
どんどん負荷をあげていっても、心拍の上昇は緩やかで、アウタートップまであげてもまだ余裕…心拍も体力(脚力)的にもまだ余力を感じる状態でした。
これは…自転車の方の変更だけでこんな事になるのかどうか…自分の体の方にもここ数日で何か変化有ったかなぁ…。
思い当たることはなくはないけど、不思議だわ…。
ま、ともかくここまで悪くなったと感じる部分は何もないので、素直に喜ぶことにしましょうかね。
今日はこんな天気で、山沿いの方に進んだら降られてしまい、慌てて海側にエスケープしてきたのですが、結局降ったり止んだりで濡れる前に逃げ帰ってきちゃいました。
自宅周辺は何となく薄日も差している感じなんですけどねぇ。
さて、A1500PROのコンパクトクランク化とスプロケットの12-27Tへの交換後、月曜から実走し始めましたが、案の定(笑)フロントディレーラーは要調整でした。
と言っても変速に問題などは無く、アウタートップにしたときに若干ディレーラーとチェーンの干渉が強い?という感じで調整し切れていなかったという程度。
ほんの僅かディレーラーの後端がフレーム寄り(内向き)加減だった所為みたい。
ちゃんと調整済んでからは大変快調、変速性もノーマルクランクの時よりもむしろ良いくらいな感じがするのは気のせいか!?
そして肝心の乗った感じなんですが、思った以上に違うと思いましたねぇ。
特にゆっくり走るのが楽になったと。
低速側でクロスレシオになった関係で、走行状況の変化にこまめに対応出来るようになった為に、ゆっくりペースの時に俄然走りやすくなりました。
今までは、気持ちよく走るとどうしてもオーバーペースになっちゃう感じで、特に軽い向かい風とか緩やかな上り坂でちょうど良いギアが無い感じで気がつくと心拍だけ異常に上がっていたりしたんでねぇ…。
自分の場合、日常的に年齢の割に心拍が高く、安静時こそ60台前半まで落ちるものの普通に寛いでいる程度でも70台、日常生活中は100前後にはなるし、自転車だと簡単に150位まで上がっちゃう。
ちょっと頑張ると170オーバーとか普通。
今までそれで特に問題は無いものの、でも…昔一度だけだけれども狭心症の発作を疑われた(多分間違いないけど再発せずで、要経過観察…今に至る)ことがあったし、出来ればあまり負荷かけたくない。
そして、ちょっと無理すると実測最大で182とかになるし、よく言う脂肪燃焼に効果的な220-年齢の心拍数の60~70%なんて簡単にオーバーしてしまうんですね。
要はペースを押さえてゆっくり走れば良いんですけど、ノーマルクランクだとちょうど良い速度域で使えるギア殆ど無くて。
だから、特に頑張っているつもりはないのにふと気がつくとオーバーペースになっていたり、或いは向かい風だとギアを落として速度もがっつり落としても、心拍だけは落ちなかったりとか。
どうも、一定以上の力で踏み込むと心拍が上がる、一定以上のケイデンスで回すと心拍が上がるという感じで、心拍を押さえて走れるゾーンが狭いみたい。
なので、意識してゆっくり走っても、平均心拍数は全然変わらなかったりという面白いことになってました。
そんな感じだったんで、今までは心拍はあまり気にしないで走っていたんだけど、いい加減いい歳なんで回復力の低下を感じるようになり、何か対策しないと、と最近思うようになり。
実感として心拍高い状態が長いと疲れが残るなぁ…と感じるので、やっぱりちゃんと心拍ベースでコントロール出来た方が良いのかなぁ…と思いだしたんでね。
そろそろもう、無理せず頑張らず、ダメージを残さない方向にコントロールした方が良いだろうと言う事ですね。
まぁ…実際問題、頑張って走っても今の実力はせいぜい2~3時間(休憩入れて)、距離も60km位が良いところ。速度もアベレージで23kmとかその位。
それ以上に頑張ると数日回復出来ない疲れが残っちゃう。
そもそも誰かと競うわけで無し、ダイエット(と言うか脂肪代謝を上げたい)が主目的なんだから、同じ位の時間、もしくは同じ程度の距離を、もっと楽に走れるようになれる方が良いよなと、ね。
実際この三日間はアベレージ速度20km程度に抑えて走ったけど、心拍も平均で10以上は下がったかな、と言うところ。
でも走りやすくなったので、今までよりむしろ楽しく走れたなぁ…と言うのが正直な感想で、疲労感も違うし、今まではやっぱり幾分無理していたんでしょうねぇ…。
この先自転車続けていけば、体力、心肺機能など上向くことはあるかもだけど、それはそれ。
ま、ともかく目論見はどうやら当たったみたいなので、良かったわ。
…一番良い事は、楽しかったって事ですけどね。
…ではなくて、コンパクトクランクへ変更を試みたわけですな。
実はスプロケットと同時進行でクランクセットも発注済みでした。
…費用は、実は、食品やら生活必需品の購入時に貰う「割引チケット。」の割戻分を地味に貯めておいて捻出したりしています。
いや、別に普通に購入したいと言えば余程の事が無い限り出して貰えるんですけどね、酒も煙草もやらないからね。
でもなんか申し訳ないので、自分でその程度の範疇でやりくりしようと決めているわけです。
…意外と貯まるもんなんですよね。最近割引チケット出すお店多いから。
ま、そういう自制しなくても、昔から必ずかみさんの許可が無いと買い物はしないことにしていたので、きちんと歯止めは利いているはずです…!?
むしろ最近は「その程度の金額なら自己判断で好きにして。」と言われることの方が多かったり…ま、どうでもいい話ですが。
話を戻すと、元々、コンパクトクランクで発注していたんですね、A1500PRO。
ただ、偶々メーカー在庫がなくて入荷が未定、年明けになる可能性高いけどどうする?と言われたので(その時点で11月初旬)…早く欲しかったんでノーマルで良いですって変えて貰ったんです。
その判断自体はそれで良かったとは思っていますが、一昨年暮れからと昨年1シーズンと乗ってみて、改めてコンパクトクランクも使ってみたくなったという事です。
スプロケットよりも到着が遅れたのは、最初頼んだところが「メーカー在庫切れで7月下旬にならないと入荷しない。」と言われたから。
どうも、流通経路によっては実際に在庫切れで入荷はかなり先、というのは事実のようで、他にもう一箇所聞いてそこもやっぱり7月以降との返事、3箇所目で漸く「確保出来ますよ。」との連絡で購入出来たという感じでした。
A1500PRO購入時に言われた「入荷はかなり先。」という話がまた再現するとは思いませんでしたが、でも単体のパーツなんてそんなに売れるもんじゃないでしょうしね、ましてクランク(チェーンホイール)セットなんて長さや構成でシリーズ内でもバリエーションが一杯だし、しょうがないんでしょうね。
まだ乗ってませんけどね、クランクの交換自体は何ら難しいことはなく終了、後はフロントディレーラーの位置をずらして再調整、これもまぁ、問題なし。
マニュアル通りに作業すればちゃんと機能するのは当たり前っちゃ当たり前だけど…それでもフロントトリプルだと結構調整大変だったりしますけどね。
と言うかFRDのフロントディレーラーの調整の際に、本当に難儀した挙げ句納得のいく状態にはとうとうならなかったという嫌な思い出があったので、それと比べるとわけもないというか何というか。
流石高級品だわ…(違うか)。
問題が起きたのは元々付いていたシフトワイヤーがささくれた事(想定済み)、交換しただけで後はトラブルもなく終了。
ただ勘違いしていたのがチェーンの長さで、今のままだとインナートップでチェーンがあまり、プーリーが干渉してしまいます。
コンパクトクランク化こそ、チェーン交換のタイミングですべきだったか…インナートップなんて使ったことないけど、このままってわけにもいかんし。
切る方向ならコネクトピンがあれば良いんだけど、どうするかなぁ…チェーンカッターは当然持っているけど、10速用のピンは買ってなかったわ。
この際ミッシングリンクでも買おうかな。
で、取り敢えずまだ走ってません(笑)。
今日は本当に久々の良い天気で、一日中抜けるような青空、風も穏やかで走るには絶好だったんですけどねぇ…日曜日は基本、家のこと優先なので、自転車弄る暇が有っただけマシという物で。
ローラー台の上で動作確認はしたので、多分問題は無いはず。
明日も天気は良さそうなので、明日様子見がてら走れるでしょう。
但しくれぐれも慎重に…だな。
自分の仕事はいまいち信用出来ない性分なんでねぇ…。
ボトムブラケットのベアリングって思った以上に粘性抵抗感じるのね、と言うか、ぬるぬる回るんだなぁ。
変な引っかかりや抵抗感、ごりごり云う感じは全くないので至極健全なようです。