(仮) …でも多分ずっと

でもまあなんだ、残しておきたいと思う出来事もあるからね。

実際走ってみた。

2012-07-28 12:55:00 | 自転車

 いやぁ…今日は暑いわ。まさにに真夏、って感じ。

それでも最高気温は30度に到達しないここいら辺りは、今日に限っては国内で一番過ごしやすい場所かもね。

 まぁ、それはともかく。

 

 昨日タイヤ換装して、今日午前中走ってきました。いつも通りの巡回コース、大体40km位。

 取り敢えず走る前に空気圧のチェック、両輪とも1bar程低下していましたが想定内というか、正常と判断。

 WOタイヤ/チューブでも新品だと最初は大きく空気圧下がりますしね、空気が漏れたと言うよりは、新品の場合馴染むまでは多分若干膨らむんでしょうね、それで相対的に内圧が下がるんだと思います。

 暫くはこまめに空気圧チェックと継ぎ足しは必要かとは思いますが、特にチューブレスだからと言う事では無いですね。

 

 下がったと言っても7bar近くはあったのですが、一応最初は最大規定圧付近まで上げた状態で走ってみることに。

 走り始めて直ぐ気がついたのはロードノイズ。なんか、タイヤ内で反響しているような感じで結構大きめな「コー。」って感じの音がします。

 前のタイヤだとほぼ無音だったので一瞬何か不具合?と思って何度か発進停止を繰り返してみた結果、単なるロードノイズと気付きましたが…。

 それ以外は特に気になることや不具合は無く、無事40km普通に走れました。

 

 以下、感じたことを箇条書き。

・軽い。走行感というか実際に足に感じる負荷、走行抵抗が小さいと感じる。

 少々の向かい風や緩い上り坂位なら足が踏み負けないので、楽に車速が維持できる。脚力よりも先に心肺の方が音を上げそう。今までは逆だった。

・乗り心地が良い。

 空気圧を高くしているのにも係わらず、掌やお尻に感じる震度が激減。

 思った以上に振動吸収に優れているようで、簡易舗装がひび割れて石畳状になったような所や、もっと酷くえぐれてほぼ砂利道状態に近い様な所も一部走るのだけれど、今までは気を抜くとハンドルを握る手が弾かれそうになるような状態だったのが、今日は難なく通過してしまってびっくり。

・カーブが曲がりやすい。

 今までは傾向として思ったよりもどうしても外回りになるような感じだったんだけど、それがほぼ解消された感じ。

 慣性質量が減って、ジャイロ効果が小さくなった分の違いだろうか!?

 …ぱっと思いついただけでもこれくらい。思った以上にはっきり違いが感じられますね。

 

 もっとも、冷静に考えたら比べる相手が間違いだね。

 元々付いてきたタイヤはgoldenboyだもんね…って、調べてみたら「シンコ― SR-086」ってのが同等品で流通している物かな?

 カタログ重量480gとかになっているな…新品だと重量その位有ったのか!?タイヤだけで重量倍か…値段はチューブ込みで1/3かそれ以下だけどな…

 

 今日は気温の高さもさることながら、気圧の谷の通過がなんたら…で結構風も強く、行きは全行程向かい風、帰りも風が巻いていて時折突風に煽られるような状態で、暑さと風のために決して走りやすい条件では無かったのに、それでも楽に感じました。

 おまけに数日来胃腸系に来る風邪を引いており治りきって居らず、昨日は30km過ぎくらいからガス欠状態(笑)でへろへろになっていたのが、今日は最後までへたれる様なことも無く完走。

 実際、所要時間もいつもより早いくらいで、大体いつも通りに休憩入れつつで1時間50分程度でした。

 普段は無風に近い状態で且つかなり良い体調の時でもこの位なので、今日は自分的にはかなり良いペース。

 新しい物を試すので若干気合い入っていたって事は有ったかと思いますが、それだけでは2時間前後の時間はとても持たないと思うので、やっぱり換装の効果はかなりあったみたいですね。

 

 初めて使うチューブレスとしては、Formula Pro TUBELESS Lite と言う選択肢は良かったように思います。

 ちゃんと取り付けマニュアルに従った上でレバー使えばあっさり填まるし、軽いし乗り心地が良いので、チューブレスのメリットとして上がっている良さは私のような者(基本的にダイエット目的で始めたような、レースとか興味ない人間)でも十分体感できた。

 

 実際使ってみた感じ、乗り心地の改善だけでもメリット大なので、ダイエットというかフィットネスというか、そういう目的に使われる自転車にはむしろぴったりな選択肢じゃ無いかと思いましたね。

 後は耐久性が未知数なのと、耐パンク性とかはまぁ、試す機会が無いことを祈りたい所だけども。

 幸運なことにまだ路上でパンクの経験無いしね(ローラー台では何度かパンク経験有り)。

 そして何より値段がね…普通のWOタイヤに比べると差額が大きいんで、私もそうだったけど金額的に手を出しにくいという問題はある。

 ホイール含みで結構な投資になるからねぇ…それだけで安い完成車なら買えてしまう現実があるからなぁ。

 私の場合オプションで最初からWH-6700付けて買ったから試す気にもなったけど、自転車趣味にどっぷり填まって色々取っ替え引っ替えするような人じゃ無いと、なかなか手は出ないだろうなぁ、現状は。

 

 実感として凄く良いものだと感じたので、徐々にでも広まってくれたら良いなぁ…と思っいますけどね。


チューブレス化してみた。

2012-07-27 14:50:00 | 自転車

 と言うことで、タイヤ交換してみました。

 物は「IRC Formula PRO TUBELESS Light」 です。

 チューブレス初体験と言う事です。

 今日の午後に宅配で届いたので、それから準備してついさっき交換終わった所です。

 

 このタイヤを選んだ理由は、「他のチューブレスタイヤよりも脱着しやすい。」という話だったからです。

 本当に、ただその一点のみで選んでしまいました。

 ついでに純正のタイヤレバーも買いました…仮に手で嵌められたとしても、外すのは無理だろうと思ったからですね。

 特に出先でチューブ入れなきゃ成らないとか言った話になったらお手上げなので…。

 まぁともかく、分不相応に良いタイヤなので宝の持ち腐れにならないように、せめて距離だけは稼がないとねぇ…。

 

 で、実際に嵌めてみてどうだったかというと、IRCの説明通りにやれば何とか素手でもいけるかなと言う感触はありました。

 台所用中性洗剤を薄めた物を用意して、十分リムに塗布してから始めましたが、ビードを落として引き寄せるような事を何度か繰り返すうちに、徐々に填まっていくので、そのまま時間かければいけそうな感じ。

 でも、面倒くさいのである程度のところでレバー使ってしまいました。

 当然レバー使えばあっさり填まりましたが、最初からレバーに頼るのでは無く、きちんとビード操作して十分寄せてから、最後の一押しにレバー使った方が楽に填まるようです。

 まぁ、当たり前ですね。

 

 填まってしまえば後は特に問題も無く、空気入れ始めたら漏れることも無く「パンッ。」という音と共にビードもすんなり上がり、あっけなく完了。

 作業時間は正味、両輪合わせて30分もかかってないですね、ホイール自転車から外す所から始めて。

 ただ、レバーを使わないで嵌めようと思ったら、方輪30分でも終わるかどうかな感じでしたが。

 

 実際にやってみて、素手でもコツさえつかめば力もいらずあっさり填まるという話を目にしますが、確かにそうなのかも。

 レバー使ったって事も有りますが、それでも想定よりずっと簡単に終わりましたからね。

 

 取り敢えず今日はここまでで、空気圧は目一杯まで上げた状態で一晩放置して、空気漏れが起きないかなど、様子見することにしています。

 明日、空気圧を測ってみて何事も無ければ慣らしがてら走ってみる予定。

 今日は朝からいつもの巡回路、40kmほど走ってきたので走る気力が無い、ってのもありますが(苦笑)。

 まぁ、現実問題は家事を放棄視するわけにもいかないので、最大の理由は時間が無いからですけどね。

 焦るとろくな事にならない、と言う経験則もありますし…。

 

 

 ところで、元々ついていたタイヤとチューブのセット、どのくらいの重量だったのか測ってみました。

 両輪合わせて1.06kgだそうで…。

 フロント側はチューブ交換して50g程軽いはずなので、純正の組み合わせならば1100g超える計算ですねぇ…片側550g超ですか…改めて眺めてみると、重いなぁ。

 今回タイヤ交換で軽く500g以上の軽量化ですねぇ。

 回転系の外周での軽量化だから、実際に走ってみたら変化感じるんでしょうかね、私でも。

 期待しているのは乗り心地の改善だったんですが、軽量化の恩恵も体感できるか、ちょっと楽しみですね。


いよいよこれの出番かな。

2012-07-24 20:19:00 | 自転車

 雨が少ないお陰で今年はこの時期としては珍しく、ほぼ毎日走れているんだが、そろそろ変化が欲しくなってきたぞ。

 で、ロード用のチューブレスタイヤってどうなんだろうね、ってずっと気になっていたんで、試してみようかなと思った次第。

 心配なのは、脱着がすんなり出来るかどうかなんだが…まぁ、現物を目の前にしちゃえば何とかするしか無いわけだからな。

 案ずるよりは産むが易し…となれば良いなぁ…。


雑感…と言うか

2012-07-02 23:17:00 | 日記

 違法ダウンロードを取り締まる法律が成立したんだっけ?それ自体はまぁ、特に意見は無い。

 だが、それで「CDの売り上げが回復する。」などと言うたわけたことを本気で考えているのだとしたら、正直頭が悪いとしか言いようが無い。

 CDが売れなくなったのは、単純な話だと思うよ。

 人に与えられた時間は有限で、だから一人の人がやれる事には限りが有る。

 そして、自由に使える時間は更に少ない。

 そのやりたいことをやれる時間の中で、娯楽に費やすことの出来る時間は、どうしたって限られるんだ。

 娯楽の種類はあまた有るが、自分が出来るのはその中から取捨選択したごく一部だけ。

 そして、新しい娯楽が流行れば廃れる物があるのは当たり前だわな。

 今の時代、音楽に対する需要が減ったんじゃ無くて、音楽を聴くということが娯楽としては廃れたと言うだけの話だわ。

 

 自分の場合はどうか。

 最近俄にまた音楽を聴くことがマイブーム化しているけれど、結婚してからかれこれ20年、その間音楽を聴くことに費やした時間は微々たるもの。

 と言うのも、二人で新しい生活を始めたら、一人の時間は意識して作らないと無くなってしまったし、子供が出来てからは尚更だ。

 だから娯楽に費やすことの出来る時間は激減してしまった。

 但しそれは自分でそう選択したことであって、そっちを減らして家族との時間を作り出すことは、自分にとっても幸せなことだったのだから当たり前だわね。

 加えて生活の有り様は、パソコンとインターネットが生活に侵食するに従って、生活スタイル自体が大きく変化していった。

 人によってはここに加えて携帯端末かな。

 結果的に一人の時間は、私の場合はパソコンの前に居るようになっていった。

 家族との暮らしと、パソコンの前の時間、それを作り出すために取捨選択したのは自分の場合は音楽を聴くことと長電話だね。

 だってさ、パソコン弄ってネット徘徊している方が楽しかったんだもの。

 これもま、当たり前だわね。

 今は、子供達も大きく育って手もかからないし、結果的に時間に余裕が出来てきた。

 かみさんのお陰で経済的にも不安が無いし、そっちの意味でもまた娯楽に費やす余裕が少し持てるようになってきた。

 だから新たに何かやりたいなぁ、と思うようになり…。

 その結果新たに自転車乗り始めたりとか、新しい刺激を求める方向へ行ったのだが、そういう部分に上手くはまったのがスピーカー工作とか、低価格なデジタルアンプとかDACとかの新しいオーディオ製品だったわけで。

 オーディオ弄りをすると言う事は、ほぼイコール一度は遠のいていたけれども元々好きだった音楽を聴くことだった、と言うわけで復活しただけのこと。

 オーディオと音楽は不可分だからねぇ…でなければこうは成らなかったかもね。

 

 ぶっちゃけ、一時は生活の中に音楽があることが煩わしく、何を聴いても「雑音。」でしか無かった時期さえある。

 …いや音楽だけじゃ無いな、テレビ番組もそうだ。特に連続ドラマとかは、社会人になってから全くと言って良いほど見ていない。

 テレビも殆ど見ない、音楽も聴かない、どっちもそれに費やす時間が無かったのと、そういう事に少しでも意識のフォーカスを奪われるのが煩わしくてしょうが無かったんだよね。

 娯楽なんて所詮はそう言うものでしょう。余裕が無きゃ、邪魔でしか無いんだよね。

 

 うちの子供等を見ていると、息子はCDなんて買ったことが無いし、娘も今ボカロにハマっているからそれ系を買うことがある程度。

 でも、二人とも音楽を聴かないかというと逆で、むしろ好きな方だと思う。

 ただ二人とも、「音楽だけを聴く時間。」なんて皆無。

 NetでYouTubeだとかニコ動だとかでボカロ曲なんかを流しつつ、ライトノベル読んだりたまには勉強したり、メールしたりチャットしたりゲームしたり…自分がその年頃だった頃と比べてまぁ、やることの多いことと言ったらねぇ…。

 自分の頃でも音楽は基本「ながら。」で流す物だったけど、時々はじっくり音楽だけに浸ったりする「時間の余裕。」があったんだなぁ…と思う。

 娘とそういう話をしたら、そもそも「音楽だけに浸る時間。」というイメージが湧かないんだそうだ。

 娘は高校で合唱部に入って、休みには友達とカラオケに行くのが好きな位だし、彼女にとって音楽の無い生活はあり得ないと思うんだが、それでも音楽を聴くことだけに集中する時間は無いんだよね。

 積極的に聴く時は、その歌を覚えたい時くらいなもんで。だから聴くと言うよりは一緒に歌っている感じだな。

 息子に至っては、音楽は他のノイズを遮断するためのファイアーウォールみたいなもんらしい。

 人の居る所は常に音楽が流れていて当たり前、音楽が流れていることで、適当に他人との距離が保たれるというか、意識しないで済むからね。

 そして音楽自体、基本的に自分から積極的に求めて聴くようなもんじゃ無くて、それでもたまに聴きたいと思えば、動画付きでNetに上がっているのを視聴すれば済んじゃう。

 彼にとって、自分で所有するものでは無いんだよね。音源は。そして、所有欲を満たすような物では無いわけだ、CDはね。

 だって、他に楽しいことが一杯在るんだもの。

 

 そういう、生活様式の違いだと思うよ、CDが売れなくなったのは。

 

 そして加えて、流通の怠慢という問題もあるよなぁ…と思う。

 今自分は、聴きたいと思う音楽になかなか巡り会えないというジレンマに悩んでいるのですわ。

 とにかく、CDは廃盤になるのが早くて、ちょっと前の少しマイナーなアーティストの作品はまず流通していない、中古で探すしか無いけど、それも検索しまくって上手く見つかればラッキーという程度。

 よっぽどメジャーなアーティストの作品でも、旧譜は廃盤で入手不可って事はごく当たり前だし、メジャーでも既に引退、解散しちゃったような場合は尚更。

 レコードの時代って、結構古いものでも普通に取り寄せできたりしたよねぇ…?

 

 中途半端なオムニバスとか、再編集物のベスト盤なんかいらないんです。

 出た当時のままのオリジナル版が、10年くらいは普通に入手可能で有って欲しい。

 結局ね、売り手が売りたいと思うものと、買い手が買いたいと思うものとのギャップが激しいから売れない、って事も大きいんだと思うよ。

 ネット通販で何でも手に入りやすくなったかというと実際はそうでもなくて、逆に入手難になってしまっているものも少なくないんだよな。

 そういう部分が解消されてゆけば、売り上げは改善されるかも知れない。

 つまり、営業努力以外に売り上げ向上、収益改善の手段は無いと言うことだと思うよ。

 少なくとも、法律を作ることは営業活動では無いわなぁ…そこから利益は生まれないことだけは、確かだと思うわ。