随縁記

つれづれなるままに、ものの歴史や、社会に対して思いつくことどもを記す

禁煙宣言

2005-09-03 13:59:08 | 健康
タバコとは実に長いつき合いがある。もう40年以上もの長いつき合いをしている。
その間二度、縁を絶ったことがあった。一度は四十代の時に部下の前で「禁煙宣言」して、一年ほど縁を絶ったが復縁を迫られて復縁した。
二度目は、二年半ほど前に妻に勧奨されて、タバコの値上げを機に二年ほど縁を絶っていた。ところが、ま復縁を迫られて寄りを戻してしまった。

禁煙している時には、近くでタバコを吸われるととても嫌だった。列車でもレストランでも禁煙席に座った。公共の場所では殆ど禁煙となり、一部の駅のホームの片隅に喫煙場所が設けられていて、そこで肩身狭く喫煙している人々を見て、可哀想にと思った。
つまり、「意志が弱い人々よ」と心では、多少の優越感に浸っていた。

それが、今年ストレスが溜まっていた時、つい誘惑にかられてタバコを買った。
最初の一本をくゆらせると、前身にニコチンが廻っていくのが実感される。暫くは血管が急激に収縮して、脳への酸素供給が減少するからなのか、酒に酩酊したように、クラクラする。それだけニコチンの悪い影響が実感できる。
ところが、ニコチンは身体に入ると、ニコチンの受容体が出来て、次のニコチンを身体が要求してくる。
そのようにして、つぎから次へとタバコを吸い続けるようになって行く。

長くタバコを吸わないでいると自然とニコチンの受容体が消滅して行き、それ程ニコチンを欲しいとは思わなくなる。
問題は、タバコを絶って一日目、二日目が、特にニコチン受容体が残存しており、身体が要求してくる。
この時の症状がまさに「禁断症状」と云えるかも知れない。

これに打ち勝つ方法として、禁煙ガムなどのニコチンをタバコ以外から吸収させて「禁断症状」を和らげる方法がある。

身体に害がある事は百も承知している。
今度こそ三度目の正直になるよう、再度禁煙にチャレンジする予定である。
もう覚悟はできた。
ここに高らかに「禁煙を宣言する」

以下は禁煙サイトからの抜粋である。
「真剣なチャレンジが禁煙成功をもたらします。」
「この1箱が終わってから」などと、のばしのばしにせず、とにかく禁煙にチャレンジすること。これが、禁煙を成功させる一番のセオリーであり、「やめる時期」を自分で作り出すことでもあります。
禁煙は、練習の積み重ねです。
何度失敗しても、最後に禁煙できればそれでいいのです。