歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

元旦~初日の出編~

2012年01月07日 | 旅録 -travelogue-
2012年 初日の出の模様。





夜明け前から、お楽しみください。









じわじわと ムラサキ 薄明かり


方角が正直よくわからない。どこらへんから出てくるのかな。

あっちのほうだと、雲が分厚くて見れないかもね。

とか、言いながら。












海面には


湯気のもやが立っています。



水面には



うっすら紅が混じっていて、

白い光と 青い影と 融け合っています。


この海は「弓ケ浜」というところ。

伊豆の南東の端にある、とても綺麗な浜辺。
ゴミ一つありません。びっくりしました。


伊豆は、住民の意識が高く、清掃活動が盛んなおかげで
綺麗に保たれているのだそうです。

サーファーとして よく訪れているこの友人いわく。



さて。



そろそろ、来ます。






ムラサキの色味が みるみる変わってゆきます








来ました。


ど真ん中、来ました。






THE FIRST SUNRISE !!!



****************




寄せて返す
清浄な波の色と

刻々 気づかれないようにさっさと変わってゆく 空の色





じわりじわりと高まりゆく
音も無い光の 静かな動き





本当に綺麗なものを目の当たりにすると

とりあえず まともな言葉が出てきません

黙りこくって ただ 

吸収

吸い込む


からだのなかに たっぷり吸い込む





*****



一旦



雲に呑まれました。


 、、と、今書いて、

 「雲呑」(ワンタン)

という言葉が浮かぶのを止められませんでした

ワンタンはなんで雲呑と書くのだろう。音だけ?なんか意味も重ねてあるのかな?



、、それはさておき。


ここらへんで 多くの見物人は帰ってしまいました。



もうちょっと 粘ってみました



すると








また光が現れた


形と色を変えて





今度は分裂した層になって より白い黄金になって

ほとばしり


海面には  まっすぐ

金色の道が


ちょうどここまで まっすぐ伸びる、光の道が











彼は 靴を脱いで

海に 飛び込んで行き





「あったかい!」と










拝む彼に 応えるように

光の道が さらに強く




目映く
まっすぐ





















無事、

拝めました。


2012年の初日の出。新しいご来光。




犬と散歩をする 近隣住民さんが。

おそらくそれまでの毎日と同じ道を、それまでの毎日と同じように。


新しい日常が始まりました。








以上

弓の精霊が居わします 弓ケ浜より お届け致しました。


この後、
きれいな湧き水を汲みに、山の方へ向かいました。





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1 Comments

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Unknown (fumika)
2012-01-08 07:56:54
ひかりのうつりかわりをありがとう。
かれは、、、やっぱりかれでしたか。
ことしもよろしくね!あえるといいね。
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